こんにちは、ヒッチです。
今回は、2003年公開の大ヒット映画『アンダーワールド』についてザックリ書いていこうと思います。
今回もネタバレなしの予定です。
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
そして『アンダーワールド』とそのジャケット詐欺作品をまとめた記事を作りましたので、よかったら見てやってくださいませ♪
アンダーワールドシリーズとアンダーワールドジャケット詐欺作品、ザックリまとめました。
アンダーワールド Underworld
監督:レン・ワイズマン
脚本/原作:ケヴィン・グレヴィオー
脚色:ダニー・マクブライド
出演:セリーン/ケイト・ベッキンセール
マイケル・コーヴィン/スコット・スピードマン
クレイヴン/シェーン・ブローリー
ルシアン/マイケル・シーン
ビクター/ビル・ナイ
2003年/イギリス、ドイツ、ハンガリー、アメリカ合作映画/121分
概要
俳優としてこの作品にも出演されているケヴィン・グレヴィオーが過去に遺伝子工学を学んでいたのをきっかけに、あくまでも科学的に吸血鬼と狼男を創造、
それに脚色としてダニー・マクブライドと監督のレン・ワイズマンが協力し、主演に当時すでにスターだったケイト・ベッキンセールを招いた事により映画化が出来た(らしい)吸血鬼族とライカン(狼男)族の数世紀にも渡る戦いを描いた作品。
予告やポスターを見ただけでスタイリッシュな雰囲気が分かると思いますが、とにかく全編カッコいいです。
青色に統一された画面構成も素晴らしいと思いますが、作品中に登場する美術全般のこだわりやガンアクションもすんごくて、実は低予算映画らしいのですがとてもよく作りこまれていると思います。
ちなみに世界観を統一する為に、わざわざキャストを全員イギリス人にしたそう。そのスタッフさん一同のガンバリが実ったのか、この作品は公開1週目で全米の興行収益1位を獲得し、これまでにこの作品を含め5作制作されました。
ただ、これだけはネタバレとして先に書かせてもらいますが、この作品、露骨に続編へ続く終わり方しています(笑)。どうやら構想が大きくなり過ぎちゃったらしいです(笑)♪
序盤のあらすじ
数世紀に渡り繰り広げられていた吸血鬼をライカン(狼男)との戦いも、6世紀前にライカンの中心人物、ルシアンを倒した事でライカン達はどんどん数を減らし、吸血鬼族の勝利は目前となっていた。
そのライカンの処刑人のセリーンは地下鉄の駅でライカン達と激しい銃撃戦をするが、その時に無数のライカンの声を聞き、ライカンが絶滅寸前という話に疑問を持つようになる。
キャストなど
セリーン……ケイト・ベッキンセール
9頭身の細身のモデル体型を活かしたぱっつんスーツに身を包み、銃を撃ちまくるシーンはメチャかっこいいですよし、このセリーンというハードな役をスマートに演じていらっしゃいます。
映画デビューは93年の『から騒ぎ』(この映画けっこう好き♪)。
そしてブレイクした映画は『パール・ハーバー』だそうです。その後、この『アンダーワールド』シリーズや『ヴァン・ヘルシング』『トータル・リコール』などハリウッドの大作に出演する一方、インディペンデント作品にも多数出演しているんだそうです。
で、この作品の頃、ルシアン役のマイケル・シーンと付き合っていてお子さんもいらっしゃるようですが、この作品の後、別れてしまい、その後、監督のレン・ワイズマンと結婚したらしいですっっ。
でも2016年に離婚してるんだそうなんで、もう『アンダーワールド』シリーズの続きはないのかなあ~……なんていらん事考えてしまいますわ。
マイケル……スコット・スピードマン
95年からTVドラマにコンスタントに出演されていて、97年の『Kitchen Party』という作品で映画に進出し、この『アンダーワールド』以外にも『トリプルX ネクスト・レベル』『死ぬまでにしたい10のこと 』など出演作多数。
TVドラマもレギュラー作品の多い売れっ子さんですね。このマイケル、終始ほんろうされてて、この役者さんのヌボっとした顔も相まって私は笑ってしまうのでした。
ルシアン……マイケル・シーン
正直このルシアン役だけ見ると、なんか小汚くってギスギスに痩せてて全然ライカンの長には見えないんですよね(笑)。
しかし観ていくうちに、目がメチャメチャ理性的で何となく「あ~長なのかな~」って思えます♪
そんなマイケル・シーンさんは、TV,映画、舞台と幅広く活動されている俳優さんでして、『フロスト×ニクソン』ではフロイトを演じていたり、舞台では『ハムレット』を演じていたり、めっちゃ実力派な方でした。なんかごめんなさい。
クレイヴン……シェーン・ブローリー
この方、2000年代は俳優業を勢力的に行っていますけど2010年代になると、出演作が少なくなっていくんですよね。
何でかは分かりませんでしたっっ。このクレイヴンという役を素晴らしくいやらしく演じてらっしゃいまして、いいですねえ♪
ビクター……ビル・ナイ
1975年デビューの大物さんです。このビクターを威厳たっぷりに演じていらっしゃいました。
このビクター以外にも『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのデイヴィ・ジョーンズなどが有名だすが、
『ラブ・アクチュアリー』で英国アカデミー賞の助演男優賞を受賞していたりと、やっぱり実力派な方でした。
監督……レン・ワイズマン
この方、ハリウッド版の『ゴシラ』や『インディペンデンスデイ』などのローランド・エメリッヒ監督などの元で美術スタッフをしたり脚本補佐をしたりしながら、
CM撮影やPV撮影なんかをこなして修行し、この『アンダーワールド』で監督デビューなんだそうです。だからこの作品、美術や絵作りが凝っているんですねえ。
この『アンダーワールド』とその続編『アンダーワールド:エボリューション 』の監督以降は『ダイ・ハード4.0』『トータル・リコール』の監督をしつつ、
TVドラマ『スリーピー・ホロウ』や『LUCIFER/ルシファー』の製作総指揮などをしています。
個人的な感想
この作品、すんごく面白いとは思っていない(笑)んですけど、それなりに内容があるし、アクションが楽しいのでけっこう好きです。画面を全て青い感じに統一しているところとか、ゴシック調ってヤツの美術全般も気合い入っていますし、
何せヒロインのセリーンがやたらカッコいい!
よくまあ、あんなぱっつんぱっつんな服来てあんなにアクション出来るなあ~と感心してしまいます。
なので、それだけでけっこう見れちゃう作品ですよ。
でも基本的な設定が多分かなり入り組んでいるせいか、アクションに気を取られちゃったせいなのか正直、分かりづらかったですかねえ〜。
そのせいなのか、過去数回観ているハズなのに、内容話せないぐらい頭に入らない(笑)。
それと、先にも書きましたがもろに次作へ続く~って終わり方は私的にちょっとなあ~……って思っています。なのでまだお話の半分しか観ていない感じで上がりきらないんですよねえ~。そこが残念。
でも基本的には好きな作品です。
と、いう訳で今回は『アンダーワールド』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた~♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema