『アンダーワールド ビギンズ』ってこんな作品!3部作完結!と堂々とパッケージの裏にも書いてありますけど……

こんにちは。ヒッチです。

今回は2009年公開の『アンダーワールド』の3作目、『アンダーワールド ビギンズ』についてザックリ書いてみようと思います。

今回もできる限りネタバレなしの予定で書こうと思います。

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

そして『アンダーワールド』とそのジャケット詐欺作品をまとめた記事を作りましたので、よかったら見てやってくださいませ♪

アンダーワールドシリーズとアンダーワールドジャケット詐欺作品、ザックリまとめました。

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アンダーワールド ビギンズ Underworld: Rise of the Lycans

監督:パトリック・タトポロス

脚本/原案/キャラクター・クリエーション:ダニー・マクブライド/レン・ワイズマン

キャラクター・クリエーション:ケヴィン・グレヴィオー

出演:ルシアン/マイケル・シーン

   ビクター/ビル・ナイ

   ソーニャ/ローナ・ミトラ

   タニス/スティーヴン・マッキントッシュ

   レイズ/ケヴィン・グレイヴォー

2009年/アメリカ映画/90分

概要

2003年公開の『アンダーワールド』シリーズの第3弾

しかしこの作品は前2作の前日談となっておりまして、時代も違えば主役も違います

なのでどちらかと言うとスピンオフ的な作品ですが、このお話があったから、ヴァンパイアとライカンの長い戦いが始まったんですよ~!となりますので、ちゃんとした本編として楽しみましょう。

監督は前2作のレン・ワイズマンが『ダイ・ハード4.0』の撮影後で疲れ切っていたという理由パトリック・タトポロスという方が今回担当。

と、言いながら、レン・ワイズマンはしっかり撮影現場にも顔を出したりかなり手助けをしている模様です(笑)。

主演は1作目で狼男“ライカン”の長、ルシアンを演じたマイケル・シーン。適役として1作目でヴァンパイアの最長老の1人、ビクターを演じたビル・ナイ。ヒロインには今シリーズ初登場のローナ・ミトラ。つまり今作はライカン側から見た作品となっているのでした。

簡単なあらすじ

はるか昔。ヴァンパイア族と1回変身すると2度と人に戻る事のない狼男族との戦いが何年も続いていた。

国の王にしてヴァンパイアのビクターは人間も奴隷のように扱っていたが、そんな時、狼男族の母親から変異種と思われる赤ん坊が生まれる。ビクターはその子を殺そうとするが、何かに使えるかもと思いなおし、ルシアンと名付けて奴隷として育てたのだった。

そしてそのルシアンこそ、自分の意志で人から狼男に変身、戻る事の出来る最初の狼男だった。

キャストなど

ルシアン……マイケル・シーン

前回でどういう人かはザックリ書いたんで省きますが、

今回のルシアンは1作目よりも断然カッコイイ!!

とにかく目のりりしさや顔つきが1作目とはまるで違う気がします。とにかく今回のルシアンというキャラクターの輝きが素晴らしいです。

ビクター……ビル・ナイ

この人も今回、出ずっぱりという事もあるのかも知れませんが、1作目よりも威厳を増しておりまして、たまに歌舞伎の見得を切るような演技をされていたり、気合がすんごいです。

ソーニャ……ローナ・ミトラ

1作目でセリーンが似ていたという話が出てきたキャラクターですが、ホントにこの役者さん。セリーン役のケイト・ベッキンセイルにちょっと似てます(笑)。

そしてものすごく難しい役だと思うんですが、とても可憐に演じてらっしゃいました。

で、このローナ・ミトラさん、1995年に俳優デビューをしてるみたいで、注目を集めたのがTVドラマ『ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル』だそうです。

これ、日本でも深夜だったか独立U局かで放送されてましたよね。プロデューサーが同じだったという理由で『アリー my Love』とクロスオーバーってをしたのでよく覚えてますよ。

その作品以外にも、『ナンバー23』『ドゥームズデイ』『ザ・ラスト・シップ』『スーパーガール』など出演作多数。

監督……パトリック・タトポロス

今作で映画監督デビューという事ですが、それまでも『アンダーワールド』シリーズにはクリーチャーのデザインや、美術監督をやってきたそうですが、

先にも書いた通り、前2作の監督であるレン・ワイズマンが今作の監督をしないという事がこの方になったんだそう。そもそもレン・ワイズマンも美術畑の人なので、話が合うのかも。

しかしこの作品の監督以降、ショートフィルムの監督とかもたまにやる程度で、それ以外は美術監督とか、そちらをメインに仕事をしているみたいです。

メイキングを見ると、「監督の仕事は大変だった」とか言ってましたから(笑)。ちなみに関わった作品は、『300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 』『マレフィセント2』など。

個人的な感想

前2作をずいぶん前に観た後に、この作品に手を出したらあまりに世界観が違っていて、1度DVDを止めてそれまでずっと放置してました(笑)。なので今回初めての鑑賞です。

第1印象として、画面が暗すぎると思いました。リアルを追求していたのかも知れませんが、何をやっているのかよく分からないシーンもあったりで、そういう所は観づらかったです。

でも話自体は前2作より面白く感じました。各キャラクターの葛藤が丁寧に描かれていて、非常に感情移入しやすいです。

ただ、前2作を予習しないで観ると、この作品の世界観についていけないかも?っと少し思ったりもします。どうなんだろ?

そしてルシアン、ビクター、ソーニャともにかっこええですわ!!

ルシアンに至っては、ホントに1作目と同じ人か?と思うくらいかっこええです♪♪

そしてアクションシーンも過去最高にすごいんじゃないですかねえ?

かなりえぐいシーンもあったりしますが、見ごたえ十分です!!

展開も分かりやすく、時間も90分という短さなので、とても観やすいと思いました。

コメンタリーを観たら1作目より撮影期間が短かったり、予算もそんなに取れなかったり、脚本家協会がストライキをするから1カ月で脚本を仕上げるのにみんなで慌てて取り組んだりなど、

かなり苦労の多かった作品のようですが、それでここまでのクオリティならホントにすんごいと思います。

そんな訳で私は『アンダーワールド』シリーズの中では1番好きかな♪って思いました。

と、いう訳で今回は『アンダーワールド ビギンズ』についてザックリ書いてみました。

んじゃまた~♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema

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