こんにちは、ヒッチです。
今回は、先日Amazonで、何か吸血鬼映画ないかな〜っとタラタラ見ていて見つけた作品、
『ヴァンパイア/黒の十字架』についてかなりザックリ書いていこうと思います。
今回もネタバレなしの予定です。
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
ヴァンパイア/黒の十字架 Vampires: Los Muertos
監督/脚本:トミー・リー・ウォーレス
制作:ジョン・カーペンター
出演:デレク/ジョン・ボン・ジョビ
ロドリゴ神父/クリスチャン・デ・ラ・フエンテ
ゾーイ/ナターシャ・グレグソン・ワグナー
レイ/ダリウス・マクラリー
サンチョ/ディエゴ・ルナ
ウナ/アーリー・ジョヴァー
2002年/アメリカ、メキシコ映画/93分
配信状況
※2024年12月現在の配信状況です。以後、変わることもありますのでご了承ください。
リンク | Amazon prime 初回は30日間無料 600円(税込)。 この安さで観れる作品数の多い事♪ なんですが、この作品は見放題ではなくて、 レンタル(HD)407円、購入(HD)1528円の2種類があります。 |
FOD | FODプレミアム 月額料金976円(税込)。しかしTV放送の見逃し配信は会員登録なしで観る事ができるそう。 フジテレビが好きな人にオススメですね。 |
Google Play ムービー&TV(YouTube) | Google Play ムービー&TV(YouTube) HDレンタル500円から~ |
Apple TV | Apple TV 無料トライアル期間1週間、その後に月額900円になるそうです。 実は独自コンテンツがあったり、音楽が聞けたり、ゲームができるらしいですっっ。 |
概要
1998年公開、ジョン・カーペンター監督の『ヴァンパイア/最期の聖戦』の正式な続編として2002年に制作された作品。
というかシリーズ3作あったので、ここで紹介しておきますね。
- 1998年……『ヴァンパイア/最期の聖戦』
- 2002年……『ヴァンパイア/黒の十字架』(今作)
- 2004年……『ヴァンパイア 呪力転生』
そしてこの作品は、日本では劇場未公開ですぐにDVD販売…と書いたんですが、英語版のウィキペディアには“前作が大ヒットしたメキシコと日本では劇場公開した”って書いてありました。どっちがホントでしょ?
監督、脚本にカーペンター監督の元で仕事をしているトミー・リー・ウォーレス。
で、この作品、当初は前作のアダム神父がメインになったお話の予定だったらしいですよ〜♪でもどういう訳か全く出番ナシ。ただ名前が出てくるので続編というのは分かります。
そしてアダム神父の代わりに主役になったのは、洋楽ファンじゃなくても聞いた事は一度はあるであろうボン・ジョビのフロントマン、ジョン・ボン・ジョビ。たぶん数少ない主役という事でハンターのデレクというキャラを好演しています♪♪
という訳で今回もメキシコの田舎町を舞台に派手なような地味なようなアクションを繰り広げておりまして、前回でもお話のキーだった黒の十字架をめぐるお話となっております。まあタイトルどおりですね♪
そんな訳でアクション多めなんですが、今回もけっこうな残酷描写がありますので、スプラッタが苦手な方には辛いかも。
そして前作と比べられて評価が低い今作ですが、これでもちょっとだけ賞レースに参加はしてまして、
2003年のサターン賞、ベストDVDリリース部門にノミネートはされていました♪残念ながら受賞には至っていないですね。
作品の評価
IMDb | 4.5/10 |
Rotten Tomatoes | トマトメーター(批評家の評価)…20% 視聴者スコア…38% |
映画データベース-allcinema | 5.1/10 |
Filmarks | 2.8/5 |
Amazon | 3.5/5 |
どうしてもという感じですが、前作からは下がっていますね。でもちょっとです。こちらの方が好きという方もいらっしゃっいまして、ハマる人はハマる!って感じでしょうかね♪
あらすじ
仲間を次々とヴァンパイアの餌食にされた、ヴァンパイア・ハンターのデレク。
AmazonのDVD販売ページより引用
凄惨な現場を幾度となく目撃した彼は、ヴァンパイア退治に執念を燃やし、新たな仲間を従えてヤツらを追いつめていく。
しかし、ヤツらのリーダー格である女吸血鬼が“黒の十字架”を手に入れ、
暗闇だけでなく白昼堂々と行動できる絶対能力を得てしまうのだった…。
デレクの仲間の一人である神父を人質にとり、ある古代の儀式を行わせようとするヴァンパイアたち。
それを阻止しようと、デレクは残された仲間とともに血戦を挑む―!
キャストとか
デレク……ジョン・ボン・ジョビ
世界的ヘビメタバンド、ボン・ジョビのフロントマン、ジョン・ボン・ジョビ。
83年に『夜明けのランナウェイ』でデビュー。日本でもこの曲はよくかかっていて、人気はすぐに出ていた印象があります。
でも本格的な成功を手にしたのは3枚目のアルバムからの『禁じられた愛』がビルボード1位を獲得してからでしょう。
ヘビメタバンドとして初めて全米1位を獲った(ヴァン・ヘイレンがその前に『ジャンプ』で1位を獲得していますが、ヴァン・ヘイレンはヘビメタバンドではないらしいと、当時小林克也が言っていました)というインパクトもあって、その後は大ヒットを連発していきます。
そんなジョン・ボン・ジョビは90年代に入ると、俳優としての活動を始めていますね。
この作品のレビューを読むと、
大根演技だの、顔が大きいだの、足が短いだの、
ひどい事もよく書かれていましたが、
私的にはたいして演技が下手とか思いませんでしたけどねえ。
まあよく考えるとガチガチ演技だったのかな?って思わないでもないですけど、
80年代のスターが頑張って主役をはってるんだから、いいじゃないかあ!
と、思った次第です♪
ちなみにボンジョビさんの初の演技は『ブルース・ウィルスの逆襲』という88年のTV映画での本人役(観てないけど演技してんのか?)で、その後バンド休止中の1990年に『ヤングガン2』でエキストラ出演。この辺りから演技に興味を持たれたんじゃないですかねえ?
現在観れる主な出演作に『ムーンライト&ヴァレンチノ』『妻の恋人、夫の愛人(初出演作これでした笑)』『リトルシティ/恋人たちの選択』『ノー・ルッキング・バック』『ストリート・オブ・エンジェル/ニューヨークの天使』『U-571』『アリー・myラブ (5th Season)』と多数。
思ったより主役やっててビックリした!
ごめんなさいっっ、ジョン。
ロドリゴ神父/クリスチャン・デ・ラ・フエンテ
1974年チリ生まれ。チリの大学在学中にスカウトされてチリの次世代「スーパー ティーン」のコンテストで優勝、そこからキャリアがスタートしたみたいですね。
デビューは1994年のTVドラマのゲスト。その後どちらかというとTVを軸にキャリアを積んでいます。1998年頃からハリウッドの作品やTVにも出演し始めて、その後もずっと売れています。
2003年からはプロデューサー業も初めていますね。
現在日本で観れる主な作品として『ドリヴン』『閉ざされた森』『ザ・プロテクター/狙われる証人たち』など。
ゾーイ/ナターシャ・グレグソン・ワグナー
1970年アメリカ生まれ。女優のナタリー・ウッドとイギリスのプロデューサー、リチャード・グレッグソンの間に生まれたもうサラブレッド…ですが両親はすぐに離婚、2歳の時に母はロバート・ワグナーと再婚し4歳の時に妹ができまたそう。しかし1981年11歳の時に母のナタリー・ウッドが溺死、その後女優のジル・セント・ジョンの元で育ったそうです。けっこう波乱な……
そんな環境で育った事もあり、当然女優の道へ進み、1992年『海辺の殺人者』でデビュー。その後も順調にTV、映画とキャリアを重ねていますね。
プライベートでは2012年に俳優のバリー・ワトソンとご結婚されて、お子さんもいらっしゃるそうです。
現在日本で観れる主な作品として『ルール』『ハイ・フィデリティ』『4400 未知からの生還者2』などがあります。
レイ/ダリウス・マクラリー
1976年アメリカ生まれ。1987年子役として『ビッグ・ショット』でデビュー。その後1989年から1998年まで続いたTVドラマ『Family Matters』でレギュラー出演して有名になったそうです。
その後もTVや映画に出演し続けていますね。
日本で観れる主な作品として『カモン・ヘブン!』『15ミニッツ』など。
サンチョ/ディエゴ・ルナ
1979年メキシコ生まれ。お父さんが演技や映画、オペラなどの舞台デザイナーだったそうで、7歳の時には舞台に上がっていたらしいです。
1982年の映画でノンクレジットで初出演(…3歳の時っっ)。その後1989年のTVドラマのゲストでちゃんとした役名で出演を始め、子役からキャリアを重ねて、むしろ大人になってからの方が売れている印象です。
2003年からが制作も始めて、2007年には監督として、2010年には脚本家としてもデビューしています。
日本に入っている作品も多くて、現在主に観れる出演作品として『天国の口、終りの楽園。』『フリーダ』『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』『ターミナル』『ダンシング・ハバナ』『ミスター・ロンリー』『4人の女 』『ミルク』『ルドandクルシ』『エリジウム』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』『キャシアン・アンドー(製作総指揮)』『ラ・マキーナ 崖っぷちのボクサー(製作総指揮/原案)』など。
ウナ/アーリー・ジョヴァー
1971年スペイン生まれ。幼少期の夢はダンサーで8歳でダンスを始め15歳の時に北アメリカヒスパノ委員会から奨学金を獲得したそうです。その後スペインからニューヨークに移りばれえの勉強をするのですが、24歳辺りから女優の道を歩み始めたらしいです。
デビューは1996年のTVドラマのゲスト。その2年後『ブレイド』で吸血鬼マーキュリー役で注目されたそうです♪その後も映画をメインに活躍されています。ちなみにアルリ・ホベールとも名乗っていまして、ヨーロッパ映画などにも多数出演されています。
2916年からはプロデューサー業も始め、2017年からは短編ですが脚本家デビューしていますね。
現在日本で観れる主な作品として『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』『天才画家ダリ 愛と激情の青春』『大臣と影の男』『裏切りのスナイパー』『大統領の料理人』『ターニング・タイド 希望の海』『愛の部屋、裸の2日間』など。
監督……トミー・リー・ウォーレス
ジョン・カーペンター監督の元で働いていて、『ハロウィン3』で監督デビューした方。
『フライトナイト2/バンパイヤの逆襲』や、テレビ版の『IT』などの監督をされていますね。
現在観れる主な作品があまりなくて脚本で参加した『ジョーズ 恐怖の12日間』ぐらい。残念!
制作……ジョン・カーペンター
B級ホラーをぶれなく撮っている偉大な監督さん。
B級と言ってもホラー史を変えてしまった『ハロウィン』や『遊星からの物体X』の監督さんと言えば、たいがいの方は分かるかと思います。
他にも『ゴースト・ハンターズ』『ニューヨーク1997』など、有名タイトルは多数あります。
そして、この作品の前作にあたる『ヴァンパイア/最期の聖戦』を監督した方でもありますね。
個人的な感想
その前に、先程書きました『ヴァンパイア/最期の聖戦』はずいぶん前に見たので、うっすらとしか覚えていないんですよね。
でも面白く見た記憶は何となくあります。でも内容を全く覚えていないんですよね〜っっ。なので前作との比較とかは全く出来ません。
で、今回の映画の感想ですが、ジョン・ボン・ジョビはそれなりに頑張って主役をこなしていたと思います。
アクションもそれなりに頑張ってます。ただ、映画自体がねえ〜……って感じです。
途中まではまだ楽しく見ていたんですが(それでも少し分かりづらい)、後半になるにつれて、突っ込みたくなる箇所が増えていくんですよね。そして展開的にも盛り下がるという……ねえ。
敵の吸血鬼も軍団で戦うのかと思ったら、あれ?って感じですしねえ~……
なので、この作品は、よほどの吸血鬼マニアか、ホラーマニアか、ボン・ジョビファン以外は見ない方ががよいかと思いました。
血しぶきはそれなりにあるので、ホラーファンは、喜ぶのかなあ?何かあれも中途半端な気がする〜……
まあそんな感じです。
と、いうわけで今回は、『ヴァンパイア/黒の十字架』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた〜♪♪
【追記】シリーズ1作目『ヴァンパイア/最期の聖戦』と3作目『ヴァンパイア 呪力転生』を続けて観たので、あらためて鑑賞しました。
あの、やっぱり1作目を観てからの鑑賞の方がお話が分かります♪
つーか前作からの続きというのが今回、よーーーーーく分かりましたっっ!!
それと、今作のキーでもある“黒い十字架”の事も前作から観ていると、とても理解しやすいです!
ただし、それ以外の感想はあまり変わらず……というかやっぱり荒い〜〜っっ(笑)!!
結局どういう事なん?っていうところが2回観ると更に思えてきまして、全体的には雑な映画のイメージですね(笑)。
でもやっぱりジョン・ボン・ジョビは頑張って主役を演じていたので、黒歴史にしていない事を祈っています♪♪
以上、【追記】でした〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema
リンク | Amazon prime 初回は30日間無料 600円(税込)。 この安さで観れる作品数の多い事♪ なんですが、この作品は見放題ではなくて、 レンタル(HD)407円、購入(HD)1528円の2種類があります。 |
FOD | FODプレミアム 月額料金976円(税込)。しかしTV放送の見逃し配信は会員登録なしで観る事ができるそう。 フジテレビが好きな人にオススメですね。 |
Google Play ムービー&TV(YouTube) | Google Play ムービー&TV(YouTube) HDレンタル500円から~ |
Apple TV | Apple TV 無料トライアル期間1週間、その後に月額900円になるそうです。 実は独自コンテンツがあったり、音楽が聞けたり、ゲームができるらしいですっっ。 |