『死霊伝説』ってこんな作品!スティーブン・キング原作『呪われた町』の最初の映像化作品!

こんにちは、ヒッチです。

今回は、1979年に製作されたTVムービー『死霊伝説』についてざっくり書いていこうと思います。

今回もネタバレなしの予定です。

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

※歴代のドラキュラ作品をまとめたページを作りました。よかったらご覧くださいませ♪♪

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死霊伝説 Salem’s Lot

監督:トビー・フーパー

脚本:ポール・モナシュ

原作:スティーブン・キング

出演:ベン・ミアーズ/デヴィッド・ソウル

   リチャード・ストレイカー/ジェームズ・メイソン

   スーザン・ノートン/ボニー・ベデリア

   マーク・ペトリー/ランス・カーウィン

   ジェイソン・バーク/リュー・エアーズ

1979年/アメリカCBS/184分

概要

1975年のスティーブン・キングが発表した『呪われた町』を1979年にアメリカのTV局CBS前後編のドラマ化

さらにそれに手を加えて1本の映画として日本やヨーロッパでは劇場公開されたのがこの『死霊伝説』という作品。

しかしこの劇場版、評判がよろしくないようで、現在発売されているDVDは元のドラマのノーカット完全版。

私もこの完全版しか見た事がありません♪監督は『悪魔のいけにえ』でホラー映画を変えたトビー・フーパー

主演を『刑事スタスキー&ハッチ』というドラマでハッチを演じたデヴィッド・ソウル。

ちなみにこの作品、続編の『新・死霊伝説』という作品もあるそうです。私は未見。

そして2004年には死霊伝説 セーラムズ・ロット』という2度目の映像化作品もあります。

更に2022年には再映画化されて完成もしてるハズなんですが〜……どうなっちゃってるんでしょ?

序盤のあらすじ

作家のベン・ミアーズは自身の故郷であるセーラムズ・ロットへ帰ってきた。

そこで自分が子供の頃、肝試しに入って恐い思いをしたマーステン館に惹かれ、住もうとするが、その前に引っ越してきた骨董品屋のストライカーに先を越されていた。そしてそこから町では不審な事件が相次いで起こるようになる。

原作小説

スティーブン・キング/著

永井 淳/訳

集英社文庫にて販売されています…というかこんな表紙だったっけ?

ザッと検索したらこれしかヒットしませんでしたっっ

この作品、キングさんのかなり初期の作品で、これが1番面白い!というから方も多いですね。

ただごめんなさいっっ。私、途中で挫折してますっっ。

なので語れませんっっ。

キャストなど

ベン・ミアーズ……デヴィッド・ソウル

66年に俳優と歌手の両方でデビュー。

『ダーティハリー2』に出演した後、75年スタートのドラマ『刑事スタスキー&ハッチ』のハッチ役で人気を得たそうです。

そして76年にはシングル『やすらぎの季節』で全米、全英で1位を獲得した大スターでした!

骨董屋ストライカー……ジェームズ・メイソン

えらく渋い爺さんでしたが、33年デビューというすごい方でした。『邪魔者は殺せ』『魅せられて 』『スタア誕生』といった名作から『海底二万哩』などのSFや今作のようなホラーまで、何でも出ちゃうむしろ偉い方だと思います。

スーザン……ボニー・ベデリア

この方、『ダイ・ハード』の奥さんです♪他にも『推定無罪』ハリソン・フォードの奥さんだったりするらしいです。

でこの方、ずいぶん若い頃に『ロザリー 残酷な美少女』という作品のヒロインを演じているそうですが、その内容が読むと『ミザリー』の元ネタにしか思えんかったです♪

監督……トビー・フーパー

69年に『Eggshells』という作品で監督デビューをし、74年の『悪魔のいけにえ』で世界的な大ヒットを収めた方です。

他に『ポルターガイスト』『スペースバンパイア』などメジャーな作品から『スペースインベーダー』といったお子様向けの作品も撮るふり幅のすごい方。

この『死霊伝説』はトビー・フーパーファンの間では「これが1番!」という声もあったりするらしいですよ~。

TV放送と劇場作品

先にも書きましたが、そもそもこの作品、アメリカのCBSが制作したドラマです。本放送は1979年の11月17日と24日の2夜の放送だったそう。

この時、コマーシャルを含めて200分あった作品を、1年後の再編集して150分として再放送

それをさらに編集して112分にしてヨーロッパや日本で劇場公開したんだそうです。だい~ぶ削ってますね(笑)。

現在販売されている完全版は最初の2夜放送の時の2夜目の冒頭「前回のお話は?」的な部分を省いたものとの事です♪

劇場公開版はVHSでしか販売されていないみたいで、評判が悪かったものの逆に気になっています(笑)。

個人的な感想

この作品、DVDが出るまで(観たいなあ~観たいなあ~)と気になって勝手に自分のハードルを上げて観て、(あんまり面白くない……)と思ったのがもう10数年前。

で、今回『死霊伝説 セーラムズ・ロット』を観て、(こんなに面白かったっけ?なんも覚えてないっっ)と思い、今回見直しました。

個人的な感想としては、「面白たるい」です。

2004年版と比べて観れたのでよく分かったんですけど、すごく丁寧に作られていると思います。

そして作品の雰囲気も何か終始ジト~っとした嫌な感じでそれがドンドン恐さと繋がっていくんですよね。

窓の外でフワフワ~♪ なんてまさにその恐さの象徴♪

でも、逆に書くと古臭くも見えてしまい、ちょっと飽きてしまうのでした。

後、パッケージにもなっている吸血鬼、原作がそうなのかもしれないんですけど、もうちょっと出てほしかったなあ~。

それと、2本観ての感想として、キャラクターの設定や配置がずいぶん違います。ここまで違うと原作を読みたくなりますね。という訳でいつか読みます♪

で、人に勧めるのなら2004年版の方ですね。そちらのが単純に観やすいと思いました。

と、いう訳で今回は1979年のTVドラマ『死霊伝説』についてザックリ書いてみました。

んじゃまた~♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema

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