愛護団体に預けている寝たきりの黒柴のタローに会ってきました。

こんにちは、ヒッチです。

先日、私の身内の事情で、とある愛護団体にお世話になっている黒柴のタローに会ってきました。

前回会った時も、だいぶ痴呆症が進んでしまい、同じところをクルクルとずっと回り続ける。と、いうなかなか見ててキツい状況だったんですけど(上の写真はその時のものです)、

先月、愛護団体の方からお電話をもらい、

「タローが寝たきりになってしまったので、出来たらお会いしませんか?」

と、教えて下さったので、今回奥さんと約半年ぶりに会いに行ったという次第です。

たかだか半年…と、いえど、この半年はタローには大きかったようで、久しぶりにあったタローは、本当に骨と皮だけのガリガリの寝たきりのおじいちゃんになっていました。でも食欲はあるそうで、まだいける!と、私的には思っています(笑)。

前回会った時に、すでに目も見えていない状態だったので、今回も当然そうなんですけど、目の組織が壊れているように見えて、なんだかちょっとショックでしたねえ。

それに私の事、ホントに分かっていたのかな?

なんか触ったり、話しかけても反応が今一つなんで、もう私の事を忘れてしまっているかもしれませんね。

この施設に来たのが3年前、その時はまだまだ元気バリバリのおっちゃん犬でしたが、

こうもおじいちゃんになるとは・・・っっ。

私と奥さんが触ると、とてもビックリし、ビク!っと反応するんですが、

何回も撫でてあげるとむしろ安心するのか、穏やかな感じになりました。

その後、愛護団体の方が気を利かせてくれて、

「ベビーカーで少し散歩されますか?」

と、言ってくれたので、お願いしたのですが、いざ、タローがベビーカーへ乗ると、

「うおおお〜ん。うおおお〜ん。」

と、泣き出して、どうやら外へ出るのが不安のよう。

なので「仕方ない。」と、散歩は取り止め、元のベッドに戻してもらいました。

するとしばらく寝たきりなのに走るし、顔を動かして何かアピールするタロー。

そして「うおおお〜ん。」どうやら機嫌を損ねてしまったようです。

それでも奥さんが顔を撫でて撫でてしていると、だんだん落ち着きを取り戻しました。ちょっと噛みそうになりましたけど。

こんな感じで、タローの体を二人で拭いてあげました。それでもまだ走ってました。

その後は他のワンコやニャンコをしばらく見学させてもらいました。

前々回に他の子達を見させてもらったんですけど、相変わらず、

すんごい数のワンコとニャンコがいます。そしてみんなおとなしい。

私達が部屋へ入ると、

「かまって~」

と、ばかりに寄ってきます。

この子達も里親募集しているのでしょうが、この愛護団体の性質上、里親さんが決まって出ていく子もいれば、また新しく入ってくる子もいて、数は変わらない感じですね。実際どうなのか?は、恐くて聞けませんでしたっっ。

ワンコもニャンコもみんないい子ばかりに見えましたけど、何で愛護団体に来ないと行けないのかなあ…、と、こういう場所へ行くたびにやっぱり思います。

無責任な飼い主が多いんでしょう。と、一言で書くのは簡単ですが、

実際は家庭の事情でやむを得ず手放された子もいるでしょうから、ハッキリそこまでも断言出来ませんね。

そんな訳で、タローとの面会も終わり、愛護団体の方とあいさつした時に、

「もうタローちゃんは長くはないと思いますので…」

と、言われました。まあ、そうですよね。もう寝たきりですもん。それを言われて、

これが今生の別れなんだな。

と、一瞬思ったんですけど、正直そんな感覚がまだないんですよね。と、いうか無責任な立場にいる私は、やはりそこがピンときていないのかも知れません。

なので全然悲しさとかなくて、

「そうなんだー…」

と、いう感想。そんな感じです。我ながらちょっとやだな。

とは思っているんですけど、これはしょうがない事です。

しかし、今回、タローを引き取ってもらった時の書類があったので

ちょっと見させてもらったんですけど、

タローってまだ13歳だったんですね。

なんとなくウチのアキより歳下だったと記憶していたんですが、

アキが今年16歳になりますので、

う~ん・・・・何でこんなに歳の取り方が変わるかねえっっ。

と、ホンキで思ってしまいましたわ。

ご飯の種類、散歩の回数、普段のコミュニケーションの取り方など、

要因はいろいろなんでしょうけど、でもねえ~って感じです。

そんな訳で今回は寝たきりのタローのお話でした。

つー事でではまた~。

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