こんにちは、ヒッチです。
今回は世界一有名な“ヴァンパイア・ハンター”ヴァン・ヘルシングを主役にした作品を集めてみようと思います。
これから紹介する作品、私自身が全て観ている訳ではありませんので、ご了承くださいませ。
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
※歴代の小説『吸血鬼ドラキュラ』の映画化作品まとめました♪こちらもどうぞ♪
そもそもヴァン・ヘルシングって何者?
数々の作品で登場しているヴァン・ヘルシング。もともとはこんな人です♪
- ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』の中に登場したオランダ人の大学教授。
- 専門は精神医学。
- 本名はエイブラハム・ヴァン・ヘルシング。60歳くらいの老人。
- しかし博学で超常現象などにも詳しく、吸血鬼の事ならなんでも知ってる♪
- 作中では吸血鬼の存在にいち早く気づき、ドラキュラを追い詰めていく重要なキャラクター。
と、ウィキペディアに書いてありました♪♪
原作読んだけどけっこう忘れてた♪ありがとうウィキペディア♪
という訳でここからが紹介です♪
ヴァン・ヘルシング Van Helsing
2004年のアメリカ映画。
原作のヴァンパイア・ハンターを飛躍させてモンスター・ハンターにしたホラーアクション大作。
当時イケイケだったヒュー・ジャックマンが若きヴァン・ヘルシングを超カッコよく演じています。
ユニバーサル映画としてドラキュラ、フランケンシュタインに怪物、狼男の3大モンスターが揃うのは56年ぶりだったらしいですよ♪
それぞれの原作をアレンジして一つの話にしており、またヴァン・ヘルシングも記憶をなくしてたり、バチカンの007みたいな事をしていたりと全く別人。
とにかくお金をかけて当時の最新技術とCGを使いまくり、これでもかとアクションをします。それだけユニバーサルは力を入れており、ゲーム、前日談のアニメ、小説、アメコミ、とメディア展開もして続編などの発表などもしていたんですけど、公開されてからの評判が微妙だったせいか、続編はなくなってしまったのでした。でも興行収入はめっちゃよかったんですよね♪
ちなみにこちらがアニメ作品。私は観ていないので語れませんっっ。
リブートの話なども出たりしているので、そのうち新作が観れるかもしれません♪
アメリカのサイトIMDbでの評価は☆10点満点中6.1とまあまあ高評価♪
リターン・オブ ヴァン・ヘルシング -ネクスト・モンスターズ- Way of the Vampire
2005年のアメリカ映画……というかDVD販売作品。
タイトルに『リターン』とついていますが、上の『ヴァン・ヘルシング』とは一切関わりございません♪♪
原題は『Way of the Vampire(吸血鬼の道)』でして、日本でDVD販売される際に映画『ヴァン・ヘルシング』に寄せられたと思われます。つーか絶対そう♪
パッケージではウエスタンハットを被っていますが本編では一度も被っていませんし!
内容も撮影も見事なZ級映画でして、
ヴァン・ヘルシングはおバカなの?
ドラキュラはおバカなの?
さっきまで夜だったけど急に太陽光入ってきたねえ♪
など、ツッコミながら鑑賞しると楽しめると思います♪
でも私は実は好きだったのでした♪♪
アメリカのサイトIMDbでの評価は☆10点満点中1.9。さすがです♪♪
『リターン・オブ ヴァン・ヘルシング -ネクスト・モンスターズ-』のザックリ説明はこちら♪♪
ドラキュラVSヴァン・ヘルシング Dracula
2006年のイギリスのテレビ映画。
ヴァン・ヘルシング役に『名探偵ポアロ』のポアロ役で有名なデヴィッド・スーシェを起用した事で知っている人は知っている作品。
ただ肝心のヴァン・ヘルシングじいさん、後半近くにならないと登場しません。
つまりタイトルこそ『ドラキュラVSヴァン・ヘルシング』ですが、全然主役じゃないですね(笑)♪
これも若干のパッケージ詐欺を行っていまして、ドラキュラ伯爵はあんな獣みたいにはなりませんっっ。
原題はまんま『Dracula』でして、小説『吸血鬼ドラキュラ』をアレンジした作品。
個人的にはそのアレンジに感心したので、けっこうこれも好き♪♪
でもおすすめしていいのか……
アメリカのサイトIMDbでの評価は☆10点満点中5.2と思ったより高くって驚きました(笑)♪♪
『ドラキュラVSヴァン・ヘルシング』のザックリ説明はこちら♪
ヴァン・ヘルシングVSスペースドラキュラ Dracula 3000
2004年のアメリカ、南アフリカ共同作品でTV放送されたのか?よく分かりませんが日本では即DVD販売された作品。
この邦題だけで「こりゃZ級!」と思えますが、原題も『Dracula 3000』と海の向こうの人達も「こりゃZ級!」と思った事でしょう♪♪
タイトルが示しているとおり、なぜか宇宙船内にドラキュラ伯爵がいて、なぜかヴァン・ヘルシングの子孫もそこにいて対決するという……
まあ、おバカ映画♪♪
でもコメディじゃないのだ!!
序盤からヒドいですがお話が進むにつれてもっとヒドくなっていく、ある意味スゴい作品!!
全くおすすめしませんけどね〜♪♪
アメリカのサイトIMDbでの評価は☆10点満点中2.1とまあ、でしょうねえ〜(笑)♪♪
『ヴァン・ヘルシングVSスペースドラキュラ』のザックリ説明はこちら♪
ヴァン・ヘルシング 変わり果てた愛しき女 BRAM STOKER’S VAN HELSING
2021年のイギリスの配信映画。
タイトルに『ヴァン・ヘルシング』とついていたのでオリジナル作品かと思いきや、小説『吸血鬼ドラキュラ』のルーシーのくだりを抜粋した作品でした。
そして今作のヴァン・ヘルシングのおじいちゃん度が、まあおじいちゃんでして、
最初はこんなに頼りないですか?と思ってしまうのですが、
話が進むにつれてそれがいい味になっていくのですよ♪
お話は淡々と進むので、飽きてしまう方もいるかも。
でも丁寧に作られているので、低予算ながらも好感が持てる作品でした♪
アメリカのサイトIMDbでの評価は☆10点満点中3.1。あら残念。でもこういう事なんでしょう(笑)♪
『ヴァン・ヘルシング 変わり果てた愛しき女』のザックリ説明はこちら♪
タイトルにヴァン・ヘルシングはついていませんが……
私の分かっているヴァン・ヘルシングが主役の映画作品でした。
たぶん“抜け”があると思いますので、その点はご了承くださいませ。
そして、タイトルにヴァン・ヘルシングがついていないのですが明らかに主役の作品を紹介。
というかハマー・プロのドラキュラシリーズ。
シリーズ1作目『吸血鬼ドラキュラ』
シリーズ2作目『吸血鬼ドラキュラの花嫁』
シリーズ7作目『ドラキュラ’72』
シリーズ8作目『新ドラキュラ/悪魔の儀式』
シリーズ9作目『ドラゴンVS.7人の吸血鬼』
1作目の『吸血鬼ドラキュラ』はもちろん小説『吸血鬼ドラキュラ』の映画化ですが、完全にピーター・カッシング演じるヴァン・ヘルシングが主役。シリーズ2作目はタイトルにドラキュラとついているのにドラキュラ伯爵が出てこない事でも有名。ちなみに吸血鬼はマインスター男爵。
その後しばらくはシリーズにヴァン・ヘルシングは出てこないのですが、シリーズ7作目『ドラキュラ’72』で現代に蘇ったドラキュラを退治するという事で子孫にあたるロリマー・ヴァン・ヘルシング教授として復活。その後9作目までヴァン・ヘルシングが主役としてドラキュラシリーズを盛り上げました。
UNDERWORLD ラスト・セクト The Last Sect
2006年のカナダ映画…といっても劇場にはかかっていないっぽいです。
日本では『アンダーワールド』ジャケット詐欺作品として発売された作品。
つーかこんな両手に銃を持ったシーンあったっけ?
そして中身は全く“アンダーワールド感”はなく、
ヴァンパイアが実際に血を吸うシーンを流しているサイトをめぐって
追い詰めていくヴァン・ヘルシングと、
そのヴァンパイアに気に入れられて翻弄されていくヒロインという作品。
低予算な割にじっくり描いていて最初は好感持てるんですけどねえ〜……
お父さんはドラキュラ俳優のジョン・キャラダインという名優デビッド・キャラダインがヴァン・ヘルシングを演じていて、ちょっといい感じだったりはしますし、
よく考えるとドラキュラが出てこないヴァン・ヘルシング作品だった気がするので、
実は野心的な作品だったのかもしれません。
でもアメリカのサイトIMDbでの評価は☆10点満点中3.5とまあ……そういう事ですねっっ。
『UNDERWORLD ラスト・セクト』のザックリ説明はこちら♪
という訳でヴァン・ヘルシングが主役の映画作品を紹介してみました。
映画以外ではNetflixで配信されているドラマ『ヴァン・ヘルシング』や、
ヤングキングで連載されてアニメ化もした『HELLSING』、
ヤングジャンプで連載された『ヴァン・ヘルシング Darkness Blood』など、
いろいろありますが、観ていないし読んでいないので感想は書けません♪♪
ただ言えるのは、やはりヴァン・ヘルシングというキャラクターは、
ドラキュラ伯爵がいてなんぼ!
ですので、単体ではイマイチ光らない悲しいキャラクターかもなあ〜とは思います。
まあ『吸血鬼ドラキュラ』のキャラクターですからね。
そして思ったより見つかりませんでしたっっ。残念っっ!
という訳でザックリですが、ヴァン・ヘルシングが主役の作品をまとめてみました。
んじゃまた〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema