
こんにちは、ヒッチです。
今、このブログで吸血鬼の小説を始めているので
どうしてもこういったネタが増えるのです(笑)♪
ご了承くださいませ♪
で、ドラキュラ伯爵の事はみんな知っていても
『吸血鬼ドラキュラ(1897)』っていう小説は案外知らない方が多いので、
ここで軽く解説しようかな~♪って思いました。
なので、これからネタバレしますので、
もし、も~し内容を知りたくないという方いましたら、
読むのをやめてくださいませ。
ざっくりストーリーを書きますとこんな感じです。
ロンドンで超あやしい不動産屋のレンフィールドにトランシルバニアに住むドラキュラ伯爵に屋敷を売ることになったから、ドラキュラ伯爵に会って契約成立してこいや!と、頼まれたジョナサン・ハーカー。トランシルバニアまで行くとサッサと血を吸われ、ドラキュラ城に閉じ込められます。契約成立したドラキュラ伯爵は船でロンドンに上陸。ハーカーの婚約者ミナの友達のルーシー(超美人で3人の恋人がいる)の血を少しづつ吸うので、ヴァン・ヘルシング博士に「吸血鬼が来た!」と、バレます。が、ルーシーは死んで吸血鬼になります。そして速攻でルーシーは首を切られて成仏されます。吸血鬼を探すヘルシング博士と恋人たち。その頃ハーカーが城を抜け出しロンドンに戻ってきます。が、次はミナがドラキュラ伯爵の餌食になるのでした。そんな最中も吸血鬼を探すヘルシング博士はドラキュラ伯爵のアジトを抑え、ヤベ!と思ったドラキュラ伯爵、サッサとトランシルバニアへ帰ります。それを追う登場人物御一行。お城の直前でドラキュラ伯爵の棺桶を載せた手下のジプシーたちと格闘になり、ルーシーの恋人1人が死にますが、ドラキュラ伯爵も棺桶を開けられて、とどめを刺されて完。
ざっと書いたつもりでも長いですな。
何かゴチャゴチャしてるんですよね。この話。
本を取って見てもらえるとよく分かるんですが、
字が小っちゃい上に分厚いんですよ、この本。
主人公もジョナサン・ハーカーなのか?ミナなのか?ヘルシング博士なのか?
みたいな感じでどんどん変わっていきます。
と、いうのも理由がありまして、この小説、
登場人物の日記を読む、というスタイルをとっているからです。
まあそれが面白いんですけど、話自体はゴチャっとします。
そして、個人的な感想ですが、
この小説、中盤まではメチャ面白い!けど、そこから直滑降でつまんなくなりました(笑)♪
最初のね、ジョナサン・ハーカーの旅の日記とかなんて、
ただただ美味しそうな地元の料理を食べてミナに食べさせたいなあ~的な
明るいテンションだったのが、
トランシルバニアに入るとだんだんあやしい雰囲気になって行って~、
でも仕事で来てるしこれで大金が手に入ったらミナを幸せに出来るし~・・・
みたいな展開が日記なので読み取れてとても楽しいのです。
中盤もルーシーが血を抜かれればヘルシング博士と3人の恋人が
代わる代わる輸血をするくだりとか、
現代医学だと「あかんだら!」って突っ込みを入れたくなるような展開ですが、
このあたりなんかメッチャ楽しいんですよ。
でも後半なあ~・・・
って感じです。
で、こんな感じの小説ですが、発表されたころは
まだホラー要素の強い作品自体がなかったせいもあり、
大ヒットしたとの事でした。
そして数多くの映画になるんですが、
当然クソ長い小説をそのまま作品にする訳もなく、
各映画でアレンジされていて、
正直私はそのアレンジ具合を楽しんでいます。
なので、映画の出来は二の次です(笑)♪
まあそんな訳ですので、
次からは『吸血鬼ドラキュラ』を原作にした映画を
紹介しながら、何が違うかを書いていこうかな~・・・なんて思っています。
つー事で今回ここまで。
んじゃまた~♪♪
コメント