身内が捨てた犬、タローに会ってきました。

 こんにちは、ヒッチです。

今週の日曜日、2年半前に保護してもらった黒柴のタローに会ってきました。

まあ、タイトルにも書きましたが、

不幸にも感情を爆発させてしまったこのタローは

身内家族を噛みまくり、何針も縫うケガをさせた事で

私に内緒で保健所へ連れて行く話になりました。

それを後から聞いた身内の1人が私に連絡してきて、

私が一晩中ネットで問題犬でも預かってくれる施設はないか探し、

翌日、西三河Dog&Catの方に協力をしてもらい、

保健所で引き渡される直前のタローを身内から引き取って

現在の保護施設へ引き渡しました。

 そんな訳で2年半前は身内に噛みまくった困った子だったタローは、

施設に移ってからもスタッフさんをどうやら噛みまくったみたいで、

着いた頃から少し痴ほう症っぽいところがあったそうです。

ふだんは別に何ともないんですけど、

下半身をさわられるのが、とにかく嫌いだったんですよね。

なので、1年半前に奥さんも軽くお尻を触って噛まれそうになりました。

見境なくなっちゃうんですよね。

 そして今回会ってきました。

現在では、完全に痴ほう症を患い、白内障も悪化したため目も見えず、

耳も聞こえてはいないような状態。

歩いても同じようなところをクルクル半時計回りで回るだけ。

食事はその回っている時にご飯のあるところにぶつかれば食べるそうです。

なので、食べてたり食べていなかったり。

ウチで飼っているアキとたいして歳は変わらないと思ったんですけど、

生きた環境がそうさせたのか・・・早い気がします。

そんな感じである程度の話は聞いていたので覚悟は出来ていましたが、

いざ会うと、

「あらららら~・・・・そんな急におじいちゃんになっちゃうの~?」

と、言いたくなるくらい老け込んで、もう2年半前の面影もありません。

それでも私と奥さんが来たのが分かったのか、

顔が私たちの体にふれるとそこでジッとして

タローなりに調べてたみたい。

現在預かってもらっているシェルターの庭で放し飼いにしたんですけど、

同じ所をまたクルクル。

そして私たちにぶつかるとジ~っとして動かない。

そしてまたクルクル。この繰り返しでした。

これが2時間続きました。

あとでスタッフさんに聞いたところ、

ふだんはこんなに動き回らないとの事で、

私たちと分かって、タローはテンションが上がっていたのかもしれませんね。

でも見てる私たち的には

「少しは休んでくれ~!!!!」

って感じでした。

そろそろ帰らないといけないと最後にタローの顔に顔を近づけたところ、

ペロっと一回なめてくれて、

多分、この時の事は一生忘れない気がします。

スタッフさんも、

「先が後どれくらいか分からないので、また是非来てあげてください。」

と言われ、確かにそうなのかも・・と、思いました。

そんな訳でまた時間とお金ができたら

タローに会いに行きたいですね。

それと、どの動物愛護団体にいるようなペットたちが

これ以上増えないといいな。と、思います。

最近、イカレポンチなニュースが多いので先は長いんでしょうけど・・・

つー事で今回ここまで。

ではまた!

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