
こんにちは、ヒッチです。
今回は、先日Amazonで、何か吸血鬼映画ないかな〜っとタラタラ見ていて見つけた作品、『ヴァンパイア/黒の十字架』についてかなりザックリ書いていこうと思います。
今回もネタバレなしの予定です。
ヴァンパイア/黒の十字架 Vampires: Los Muertos
監督/脚本:トミー・リー・ウォーレス
制作:ジョン・カーペンター
出演:デレク/ジョン・ボン・ジョビ
ゾーイ/ナターシャ・グレグソン・ワグナー
ウナ/アーリー・ジョヴァー
2002年/アメリカ映画/93分
概要
1998年公開、ジョン・カーペンター監督の『ヴァンパイア/最期の聖戦』の正式な続編として2002年に制作された作品だそうですが、特に前作を鑑賞していなくても問題ないかと思います。そしてこの作品は、日本では劇場未公開。そんな作品の主役に洋楽ファンじゃなくても聞いた事は一度はあるであろうボン・ジョビのフロントマン、ジョン・ボン・ジョビ。監督、脚本にカーペンター監督の元で仕事をしているトミー・リー・ウォーレス。メキシコの田舎町を舞台に派手なような地味なようなアクションを繰り広げております。
序盤のあらすじ
ヴァンパイアハンターのデレクは、メキシコでヴァンパイアによる虐殺の情報を匿名で仕入れる。さっそくメキシコに向かい、チームを組む手はずまで済ませていたデレクだったが、着いた先でチームに誘ったメンバーは次々に殺されていた。
キャストとか
主人公のデレクを演じたのは先にも書きました、世界的ヘビメタバンド、ボン・ジョビのフロントマン、ジョン・ボン・ジョビ。83年に『夜明けのランナウェイ』でデビュー。日本でもこの曲はよくかかっていて、人気はすぐに出ていた印象があります。でも本格的な成功を手にしたのは3枚目のアルバムからの『禁じられた愛』がビルボード1位を獲得してからでしょう。ヘビメタバンドとして初めて全米1位を獲った(ヴァン・ヘイレンがその前に『ジャンプ』で1位を獲得していますが、ヴァン・ヘイレンはヘビメタバンドではないらしいと、当時小林克也が言っていました)というインパクトもあって、その後は大ヒットを連発していきます。
そんなジョン・ボン・ジョビは90年代に入ると、俳優としての活動も始め、たぶんですが、この作品が初主演かと思います。この作品のレビューを読むと、大根演技だの、顔が大きいだの、足が短いだの、ひどい事もよく書かれていましたが、私的にはたいして演技が下手とか、思いませんでしたけどねえ。まあよく考えるとガチガチ演技だったのかな?って思わないでもないですけど、80年代のスターが頑張って主役をはってるんだから、いいじゃないかあ!と、思った次第です♪
監督のトミー・リー・ウォーレスは先にも書きましたが、ジョン・カーペンター監督の元で働いていて、『ハロウィン3』で監督デビューした方。『フライトナイト2/バンパイヤの逆襲』や、テレビ版の『IT』などの監督をされていますね。私は『フライトナイト2/バンパイヤの逆襲』を当時鑑賞して、正直面白くなかったので、今回の作品も、どうかな〜……とは、思ったんですよねえ〜。
制作のジョン・カーペンターはB級ホラーをぶれなく撮っている偉大な監督さん。B級と言ってもホラー史を変えてしまった『ハロウィン』や『遊星からの物体X』の監督さんと言えば、たいがいの方は分かるかと思います。他にも『ゴースト・ハンターズ』『ニューヨーク1997』など、有名タイトルは多数あります。そして、この作品の前作にあたる『ヴァンパイア/最期の聖戦』を監督した方でもありますね。

個人的な感想
その前に、先程書きました『ヴァンパイア/最期の聖戦』はずいぶん前に見たので、うっすらとしか覚えていないんですよね。でも面白く見た記憶は何となくあります。でも内容を全く覚えていないんですよね〜っっ。なので前作との比較とかは全く出来ません。
で、今回の映画の感想ですが、ジョン・ボン・ジョビはそれなりに頑張って主役をこなしていたと思います。アクションもそれなりに頑張ってます。ただ、映画自体がねえ〜……って感じです。途中まではまだ楽しく見ていたんですが(それでも少し分かりづらい)、後半になるにつれて、突っ込みたくなる箇所が増えていくんですよね。そして展開的にも盛り下がるという……ねえ。
敵の吸血鬼も軍団で戦うのかと思ったら、あれ?って感じですしねえ~……
なので、この作品は、よほどの吸血鬼マニアか、ホラーマニアか、ボン・ジョビファン以外は見ない方ががよいかと思いました。血しぶきはそれなりにあるので、ホラーファンは、喜ぶのかなあ?何かあれも中途半端な気がする〜……
まあそんな感じです。
と、いうわけで今回は、『ヴァンパイア/黒の十字架』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、
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