ウィル・スミスが1人で頑張る『アイ・アム・レジェンド』ってこんな作品でした。

こんにちは、ヒッチです。

今回は、小説『地球最後の男』の3度目の映画化作品、『アイ・アム・レジェンド』についてザックリ書いていこうと思います。

今回もネタバレなしの予定です。

その前に同名小説の映画化作品が計3作品あります。

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『アイ・アム・レジェンド』 I Am Legend

監督:フランシス・ローレンス

脚本:マーク・プロトセヴィッチ/アキヴァ・ゴールズマン

出演:ロバート・ネビル/ウィル・スミス

2007年/アメリカ映画/100分

概要

リチャード・マシスンの1954年の小説、『地球最後の男』の3度目の映画化作品です。元々原作がホラー小説としてかなりメジャーな作品ですし、最初の映画化作品『地球最後の男』も、それなりの評価を受けている印象がありますので、この3度目の映画化は、企画の段階でハードルが上がってしまっていただろう。と、安易に想像がつきます。そんな作品の主演は何回も地球を救ってきた事で知られるウィル・スミス。監督は『コンスタンティン』フランシス・ローレンスがつとめています。

序盤のあらすじ

吸血鬼になってしまうウィルスが世界を蔓延し、人類がほぼ絶滅して3年。軍の科学者だったロバート・ネビルは、愛犬のサマンサを連れて、1人誰もいなくなったニューヨークでウィルスの研究をしていた。

キャストとか

主人公のロバート・ネビルを演じるのは誰もが知ってるウィル・スミス『バッド・ボーイズ』シリーズや『メン・イン・ブラック』シリーズなど、代表作を上げればキリがないぐらいのスターですね。今回のロバートは、映画の半分以上が1人での芝居。その設定も相まってけっこうシリアスです。ただ、正直言うと、あんまり科学者には見えなかったのは私だけですかねえ(笑)

監督のフランシス・ローレンスは、『ハンガー・ゲーム』シリーズとか『コンスタンティン』などを監督されているんですが、むしろミュージック・ビデオ(PVってヤツですね)を数多く手がけてらっしゃるようで、エアロスミスとか、ジャスティン・ティンバレイクデスティニーズ・チャイルドビヨンセレディー・ガガジャネット・ジャクソンなど、粗相たる面々のPVを手がけてらっしゃいます。どれも、カッコええ感じですね。

もう一つのエンディング

この『アイ・アム・レジェンド』。公開1ヶ月前に配給会社の意向でエンディングが差し替えられたそうです。なので、本来監督が作ったエンディングはあくまで別のモノとなります。そのエンディングは、Blu-rayや2枚組DVDなどに収録されていますので、興味を持った方は、そちらをご覧になってみるといいかと思いますよ♪

原作の小説

私は未読なので、何にも言えないんですが、この小説、古典のホラーファンやSFのファンならば、1回は聞いた事のある超有名作品です。作者のリチャード・マシスンは、『縮みゆく人間』『激突!』の原作者でもあったりするスゴい方。

私が持っているDVDはこの2枚。『アイ・アム・レジェンド』と2度目の映画化作品『地球最後の男 オメガマン』

個人的な感想

この映画、ハリウッドが作った大作なので、まずは無人になったニューヨークの街並みを観るだけでもけっこう「おお〜!」ってなります。そしてその中を1人車で疾走するウィル・スミスは何だか常に悲しみを抱えてて、とてもいい感じだと思いました。特に前半はとても面白いと思います。ただ、なぜかクライマックスに向けて段々つまんなくなっちゃうんですよねえ。展開がたぶん、急過ぎるんだと思うんですよねえ〜。それが残念。ラストも、

「はあ〜……そーすか」

ってテンション下がったまま、私はむかえてしまいました。なので、非常にもったいない作品だなあ〜と思ったんです。

が、別のエンディングを観た時、

「あ、あれは伏線だったのか」

とかあったり、もっと深い話だった事に気付かされました。なので、配給会社の意向でエンディングを変えたのは、

私的には失敗だったんじゃないの?

と、思っています。まあ、それでもクライマックスにつれてテンションが下がるのは変わらないんですけどね。そういう訳で、お金がめっちゃかかってるだけに残念な作品でした(笑)。

と、いう訳で、今回は『アイ・アム・レジェンド』について書いてみました。

んじゃまた~♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、

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