こんにちは、ヒッチです。
今回は2015年の映画『イン・アンド・アウト』についてザックリ書いていこうと思います。
今回もネタバレなしの予定です。
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
イン・アンド・アウト BITE BLOOD TRAP
監督/脚本:アルベルト・シアマ
出演:ローマン/コスタス・マンディロア
ボリア/ジャンニ・カッパルディ
ニカ/エレナ・ミレラ
アレック/ドリュー・ケニー
サンタ/デニー・メンデス
ジタ/グラツィア・レオン
ビッグジョン/ヴィニー・ジョーンズ
2015年/イギリス、アメリカ映画/90分
概要
2015年のイギリス、アメリカ合作映画。
ちょっと資料が見つかりませんで、あんまり書けないんですけど、
この作品、2015年にスペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭で上映されて、最優秀監督賞にノミネートされたみたいです。
しかしそれ以外の上映記録がなく、翌年2016年に配信、DVDが販売になったみたいですね。
ただし日本では配信のみの模様。
そして原題が、『Bite(噛む)』から『Blood Trap(血の罠)』に変わっているようですが、内容を知ると放題の『イン・アンド・アウト(入って出る)』の方がはるかに合っています(笑)。
だって作中に何度もこの言葉、出てきますから♪
たぶんB級映画くらいの予算はあったようで、
要塞のような屋敷の中を破壊するシーンもあったり、
かなりな血の量で痛い(エグい)シーンもそこそこあったりします。
内容も入った屋敷から出れるか?と言った分かりやすいもので、シリアスなシーンもあれば、思わず笑っちゃうシーンもあったりと、なかなか楽しめます♪
先程も書きましたが、痛いシーンがチョイチョイありますので、そういうのが苦手な方には辛いかも。
作品の評価はあまり高くはなくて、アメリカのサイトIMDbでの評価は☆10点満点中3.7。Rotten Tomatoesでの視聴者スコアは43%。
あらすじ
犯罪者たちを仲間に従い、身代金目的でマフィアの娘を誘拐しようと屋敷に侵入した、刑務所を定年退職したローマン。準備は万全のはずだった。しかし、まるで要塞かのような屋敷に閉じ込められた彼らが目にしたものは、予想だにしないものだった!
※Amazon primeより引用しました。
キャストなど
ローマン……コスタス・マンディロア
1988年『マッド・クライム』でスクリーンデビュー。
その後『モブスターズ/青春の群像』(これ面白かった〜♪)で注目をされてドンドン売れっ子になったらしいです。
代表的な役として『ソウ』シリーズのホフマン刑事、『ザ・シークレット エージェント』のモンク、『ピケット・フェンス ブロック捜査メモ』のケニー・ラコスなど。
面白いトコですとハリウッド版『北斗の拳』のシンはこの人だったらしいです(笑)♪
ボリア……ジャンニ・カッパルディ
2005年スクリーンデビュー。同年別のTV映画でアシスタントプロデューサーとして制作に参加。ただそこから5年あきまして2010年から本格的に俳優業を開始されています。
その間、何をしてたかよく分かりませんでした。
しかしその後は俳優、プロデューサー業共にかなりされていて、なぜか2013年には『ジャスティス・ウォー ~正義の代償~』『アウトレイジ・ギャング』『レイジング・コップス』とドルフ・ラングレン主演の作品に立て続けに出演していたり、2017年にはTV映画ですが『フィール・ザ・デッド ~パンデミック~』というゾンビもので主演されています♪
吸血鬼作品にもチョイチョイ出演されていまして、『アンダーワールド』ジャケット詐欺作品♪『シャドウワールド』に出演されてたりします。
とにかく銃を持ったアクションにやたら出ている印象ですね♪
ニカ……エレナ・ミレラ
この方、この作品しかデータがありませんっっ。いろいろ調べたんですけど…イマイチ出てきませんでしたっっ。
こんなに身体はって熱演されてたのにねえ〜っっ。
アレック……ドリュー・ケニー
2009年のTVドラマのゲストでデビュー。その後、そんなに多くはないですが、TVドラマや映画に出演しながらガンバっていますね。日本で公開が遅れた『オッペンハイマー』にも出演されているそうなので、そのうち頭角を現すかもしれません♪
サンタ……デニー・メンデス
2001年TVドラマのゲストでデビュー。その後もTVドラマ、映画などでキャリアを積んでいますが、あまりメインの配役にはついてないのが残念ですね。
それでも2011年のシットコム『Cugino e cugino』ではメインでレギュラー出演されていますし、最近ではジョン・トラボルタ主演の作品『ファナティック ハリウッドの狂愛者』『スピード・キルズ』『ポイズンローズ』と常連さんになってるっぽいです♪
監督/脚本……アルベルト・シアマ
1990年ロックバンドHéroes del Silencioの『Entre dos tierras』という曲のMVで監督デビュー。その後も2曲Héroes del SilencioのMVの監督をしていますね。
そして1996年『キラークィーン舌を巻く女』で初脚本、初長編監督デビュー。
その後も自身の脚本の監督作を計6作発表しています。
が、日本に入ってきているのは先程の『キラークィーン舌を巻く女』と今作の2作のみで、それ以外の作品はホラーじゃなかったりもします。むしろ日本には入って来ないんですかねえ?
ちょっと残念。
個人的な内容
Amazon primeでたまたま見つけて鑑賞したんですけど、
そのジャケットが女性ヴァンパイアの顔のドアップで、てっきりド派手なバカ映画かと思ってました。
しかし始まると予想以上にいい感じのシリアスさで、しかも観やすい♪
グイグイ映画の世界に入っていけました♪
話が進むにつれて各キャラクター達の性格も把握していきますし、
この怪しすぎる屋敷での思ってもいない展開もあったりと面白く、最後までワクワクさせてくれました♪
ちょっと間延びしてた気もしますけど♪♪
それでも最近観た映画の中では面白い方じゃないですかねえ♪
ちょっと最後が個人的には残念でしたけど、それ以外はけっこう好きです♪♪
という訳で今回は『イン・アンド・アウト』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、Rotten Tomatoes、Filmarks