こんにちは、ヒッチです。
今回は2019年の映画『ホワッツ・イン・ザ・シェッド』についてザックリ書いていこうと思います。
今回もなるべくネタバレなしの予定です。
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
ホワッツ・イン・ザ・シェッド THE SHED
監督/脚本:フランク・サバテラ
脚本:ジェイソン・ライス
出演:スタン/ジェイ・ジェイ・ウォーレン
ドマー/コディ・コステロ
ロキシー/ソフィア・ハッポネン
ドーニー保安官/シオバン・ファロン・ホーガン
エリス/ティモシー・ボトムズ
ベイン/フランク・ホエーリー
2019年/アメリカ映画/97分
概要
2019年のアメリカ映画で、日本では『未体験ゾーンの映画たち2021』にて上映されました。
明らかに低予算なんだなと言わんがばかりに“納屋”に潜む【何か】(吸血鬼ですけど♪)と対峙する施設送りを恐れて近所に助けを言えない高校生のお話。
低予算と書きましたが、画質はいいし、俳優さん達も皆さん素晴らしいですし、メイクやここぞという時の血の見せ方など、完全にプロのお仕事!をされています♪♪
そして内容もただのホラーではなく、その主人公や友達の田舎の町の閉塞感に縛られて逃げたくても逃げれないという青春ものの一面もあり、少しメッセージ性も兼ね備えてたりします。たぶん。
少し若者向けらしくビビらせにくるシーンや、血の量はそこそこあったハズなんですが、人体破壊シーンはほぼなかったので、実はスプラッターが苦手な人にも見やすい作品かも。
こんな作品なんですが、評判はイマイチな印象でして、アメリカのサイトIMDbでの評価も⭐︎10点満点中4.9と…まあ、普通。
なぜかは個人的な感想で書きますね〜。
序盤のあらすじ
一人、森の中を銃を撃ちながら何かと戦っているらしいおっさん。
それはおっさんの背後に回り、しっかりおっさんを追い詰めるとおっさんの喉に食らいついた!それは黒マントのハゲた吸血鬼!
おっさんはその場に倒れたが朝日が昇ると吸血鬼ハゲオヤジは燃えて灰になってしまった!
それを見たおっさんは自分の手も朝日を浴びて燃え始めた事に気がつき、慌てて森の中を駆け抜けて、近くの家の納屋に避難したのだった!!
キャストなど
スタン……ジェイ・ジェイ・ウォーレン
2011年11歳でデビューし、すぐにコンスタントに仕事をこなしていた売れっ子さんのようです。
日本ではこの作品と『X-DAY 黙示録』しか出演作が来ていませんが、23年現在までに32本の作品に出演されていますので、これからどんどん出演作が公開されていくんじゃないですかねえ♪
ドマー……コディ・コステロ
2013年の短編でデビュー。その後もコンスタントに映画、TVドラマと出演されています。
日本ではこの作品しか出演作がないですが、2020年には脚本、監督の短編を発表、翌年にも短編を発表されており、俳優以外にもこれからも活躍をされていきそうな方。
ロキシー……ソフィア・ハッポネン
2017年のTVドラマでデビュー。
その後この作品しかクレジットがありませんが、CM出演や、舞台、ナレーションなどと多岐に仕事をされているそうです。この方もこれからの方ですよね〜♪
監督/脚本……フランク・サバテラ
2005年のビデオ作品デビュー。しかし本格的に活動を始めたのは2009年の『ブラッドナイト』という作品からで、この作品以降ほとんど作品で監督、脚本、制作を担当されています。
2018年からはなぜか俳優としても活動を開始されていて、これからのマルチな活躍が期待されている方だと思います。
個人的な感想
この作品、予告編を観て、面白そう〜♪と思っていたんですよね♪♪
なのでちょっとだけ期待して鑑賞開始♪
すると序盤のあらすじに書いたとおり、いきなりのネタバレ展開。
ちょっと(え?)となりました。
でもその後のいじめ問題や、主人公が施設に逆戻りするのを異常に嫌がるあまり、サイコなおじいちゃんの言いなりになっていたりなど、中々見どころが多い♪
そして吸血鬼と対峙するのもめっちゃ見応えありです!!
なのでとても面白く鑑賞しました♪途中までは。
なんでしょねえ。
いじめ問題や町の閉塞感を辛い感じで描いていたのはいいんですけど、
何か途中から「あれ?あれ?」って展開に個人的には、なってっちゃったんですよねっっ。
予算がないからあまり大きな展開に持って行けれない…としても、
後半前のとある展開にはかなり「?」となりました。
もうそれ以降はどんどん悪い意味でB級映画的な展開にっっ。
最後も個人的にはしっくりこなかったですねえ〜。
決してつまらない作品ではありませんので、あまり過度な期待はしないで鑑賞すれば、
どの方が観てもそれなりには面白い作品かとは思います。
という訳で今回は『ホワッツ・イン・ザ・シェッド』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema