こんにちは、ヒッチです。
今回は、2003年公開の映画、『レザボア・ヴァンパイア』について、ザックリ書いていこうと思います。
今回もネタバレなしの予定です。
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
レザボア・ヴァンパイア VAMPIRES ANONYMOUS
監督/脚本:マイケル・ケラー
脚本:J・P・スリニヴァサン
出演:ヴィック/ポール・ポポウィッチ
ジーノ/マイケル・マドセン
マギー/ニコール・フォレスター
タフタ/ミシェル・スタッフフォード
2003年/アメリカ映画/88分
概要
2003年に作られたコメディ映画で、人の血を吸わないで人間社会に溶け込む為に、12のカリキュラムを守ろうと必死に頑張るというちょっと変わり種の作品。
主人公を助けるヴァンパイア役のマイケル・マドセンが過去にタランティーノ作品『レザボア・ドッグス』に出演していたというだけで、邦題がこんな事になってしまいました。
監督はこの作品が長編映画デビューとなったマイケル・ケラー。脚本もプロデューサーも兼ねているようなので、よほどこの作品を温めていたんじゃないかな?って勝手な想像をしてしまいます。
主演はポール・ポポウィッチ。ヒロイン、マギーにニコール・フォレスター。
序盤のあらすじ
ヴァンパイアのヴィックは自分の吸血衝動を押さえきれず、付き合っていた彼女を殺してしまう。
もうこんな事は嫌だ!と、なったヴィックはヴァンパイア治療協会に入り、12のカリキュラムをこなす事に。
キャストなど
ヴィック……ポール・ポポウィッチ
ポが3つもある……この方、間違いなく2枚目なんですが、主にTVドラマで活躍されている方のようですね。そして主役の横の人が多いっぽい……。
1988年デビューで、その後はほぼTVの仕事に出まくっているので売れっ子さんだとは思います。この作品のヴィックをものすごく若々しく演じています。なので年齢を言った時の違和感たるや……(笑)。
ジーノ……マイケル・マドセン
先ほども書きましたが、『レザボア・ドッグス』に出演した以外にも『テルマ&ルイーズ』『キル・ビル』2作品、『ヘイトフル・エイト』など出演作多数。
でもB級アクション物によく出てるっぽいので、そういう層に人気があるんでしょうね。ヴァンパイア映画で『ブラッドレイン』というひどい作品(笑)にも重要な役で出てました。
マギー……ニコール・フォレスター
1995年にデビューして、TVドラマがメインの女優さんのようです。
ただ、これといった有名作のメインに出ている感じはしないですねえ。この作品のマギーをかわいらしく演じていらっしゃいました。
タフタ……ミシェル・スタッフフォード
この方、1990年デビューで若い頃はあんまり売れてなかったっぽいんですけど、97年ぐらいからず~っと出演作が続いているみたいです。
そして脚本や監督にも挑戦しているすごい方のようです。今回のタフタ役、分かりやすい悪役でしたので、それを楽しんで演じているように見えましたよ♪
監督……マイケル・ケラー
この作品以前に短編を1つ作ったのみで、それ以前は助監督をされていた方です。
しかもこの後はトランプのポーカーやブラックジャックのドキュメンタリー作品とビデオ作品1本で2007年以降のキャリアがなさそう……ん~……助監督として頑張ってたのにねえっっ。
個人的な感想
こんなに面白要素てんこ盛りなのに、何か全然、自分は入れませんでした。
何か、雑なんだと思います。
主人公のヴァンパイアの素性もよく分からなければ、この世界観のヴァンパイアの設定もよく分からないし、メインの田舎町の人たちの行動や心理もよく分からない。
その分からない感じを引きずったまま、話が展開していくので、私は置き去りになっちゃった……って感じでした。
ラストの落ちも一見、可愛らしい終わり方ですが、
じゃあ映画冒頭の出来事、何だったのさ?
って私はすぐになってしまいました。
演じてる方々は皆さんいい感じなんですよ。そうなんですけど、何かもうちょっと何とかならんかったかなあ〜って、そういう事ばかり考えてしまう作品でした。
と、いう訳で今回は『レザボア・ヴァンパイア』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた~♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema