ネコの感染症ワクチンの病気を調べてみました。(ザックリと)

 ネコを飼っていると、イヌよりもお金が基本的にはかからないし、注射も任意なので、打っていない方もいると思います。私も完全室内飼いなら打たなくてもいいのでは~・・・なんて思ったりするんですけど、私も登録している日本愛玩動物協会の方針では、打て!!っとなっておりますので、ワクチンを毎年かならず3匹打ってます。3匹いるとそれなりにお金も飛んでいきますよね~♪♪

 という訳でネコの感染症とワクチンについて軽く調べてみました。

 その前に、完全室内飼いでも注射を打て!というその理由ですが、

  • 感染してるネコと直接接触しなくても感染する恐れがある
  • 致死率が高く、数カ月間、野外でも感染力を持ち続けるウイルスがいる
  • 飼い主が外で感染するウイルスを拾ってきてしまう恐れがある

と、いうことだそうです。

 これは恐い。打ちます。と、いうことで今度は感染症のウイルスについて書いてみたいと思います。

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・猫ウイルス性鼻気管炎

【3種混合ワクチン】

【病原体】猫ヘルペスウイルス1型(FHV-1)

【感染経路】接触感染(くしゃみ、鼻水、唾液)、空気感染

 ネコ風邪の1つ。症状としては、感染後、2~3日で元気は食欲がなくなり、くしゃみ、鼻水、涙などではじめ、口内な舌に水泡や潰瘍ができたりします。重症化すると肺炎を起こしたり、子ネコや免疫力の弱まっているネコの場合は、脱水症状により死亡することもあるようです。しかし、通常はそれほど高い死亡率ではないそうで、約2週間ほどで回復するそうです。

※回復後もウイルスのキャリアになり、感染源になることがあるそうです。

 ただ、他の病気と混合感染したりすると、回復は遅れるとのこと。治っても慢性鼻炎なることもあるそうです。

・猫カリシウイルス感染症

【3種混合ワクチン】

病原体】猫カリシウイルス

感染経路】接触感染(くしゃみ、鼻水、唾液)、空気感染

  ネコ風邪の1つ。症状としては、上で書いた、猫ウイルス性鼻気管炎とよく似ているそうです。ストレスなど免疫が下がっていると、治っていても再発することがあるそうです。

こちらも回復後もウイルスのキャリアになり、感染源になることがあるそうです

・猫汎(ねこはん)白血球減少症(猫パルボウイルス感染症/ネコ伝染性陽炎) 別名:猫ジステンパー

【3種混合ワクチン】

病原体】猫汎白血球減少性ウイルス(FeLV)別名:猫パルボウイルス

【感染経路】接触感染(便、唾液など)

 このウイルスは非常に強くて、感染ネコの排泄物や唾液から感染するほか、この病気のネコに触れた人の靴や服や手からも感染することがあるそうです。

 元気や食欲がなくなり、発熱、嘔吐、下痢、血便など見られるようになって、食事や水を受け付けなくなり、激しい脱水症状が出て体温が低下するそうです。

 早期に治療すれば免疫力がついて回復するらしいですが、遅れると死亡するケースもあるそうです。妊娠中のネコが感染すると、死産や流産の原因になるそうです。

 別名に「猫ジステンパー」と言われているそうです。

※以前、愛知県の動物保護センターの見学した時に保護したネコがこの病気にかかっていたことが発覚した時点で、その部屋にいるネコはかわいそうだけど、すべて殺処分をすることになっている、と、言っていました。それぐらい凶悪なウイルスらしいです。

・猫白血病ウイルス感染症

【4種混合ワクチン】

病原体】猫白血病ウイルス

【感染経路】接触感染(咬み傷、グルーミングなどの濃密な接触、母子感染)

 ネコ同士のケンカによる傷や、グルーミングなどで感染するそうです。胎盤をとおして子ネコにも感染します。

 症状としては、発熱、食欲不振、貧血など、血液中の細胞がガン化して白血病を起こしやすくなるそうです。肉腫や白血病になると、免疫不全になり、合併症ををしやすくなり、衰弱死することもあるそうです。

・クラミジア感染症

【5種混合ワクチン】

病原体】クラミジア

感染経路】接触感染(鼻水、目やに)、空気感染

 ネコのインフルエンザと呼ばれているそうです。結膜炎が主な症状で、目やに、くしゃみや鼻水、咳、発熱などが見られるそう。白目が充血し、角膜炎になったり、鼻炎、肺炎を併発することもあるそうです。

・猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズウイルス感染症)

【7種混合ワクチン】

【病原体】猫免疫不全ウイルス(FIV)

【感染経路】接触感染(咬み傷、母子感染)

 初期症状としては、軟便が続いたり、リンパ腺が腫れる程度でほぼ無症状だそうです。しかし、1年から数年たつと免疫力が低下し、慢性の口内炎、皮膚炎を起こし、末期には激しく痩せてしまい、貧血やいろいろな感染症、悪性腫瘍などを起こして死に至るのだそうです。

 症状が出ないまま、長生きできるネコもいるそうですが、その子はキャリアになっていますので、他のネコに感染させてしまう危険性があります。

 ちなみに人にはうつらないそうです。

※7種混合ワクチンと書いたんですが、調べてみると、7種はメーカーさんによって違うらしく、3種混合ワクチンで紹介した猫カリシウイルスが+2種類というのもあるそうです。なので7種混合ワクチンを打ちたい場合は、お医者さんに確認してみるといいかと思います

・値段の相場

 予想どおりワクチンの値段って病院によってバラバラなようで、ざっとした相場をみてみると・・・

・3種混合ワクチン・・・3000~7000円

・4種混合ワクチン・・・4000~8000円

・5種混合ワクチン・・・5000~10000円

・7種混合ワクチン・・・7000~13000円

ぐらいだそうです。7種は内容によってだいぶ変わりそうですので、その時には獣医さんに聞いてみた方がよいかと思います。

 ちなみにウチの場合、5種混合ワクチンで値段は6800円していました。×3かと思うとゾッとする・・・。

 こんな感じです。ホントにザックリ書きました。また今度ちゃんと1つ1つ詳しく調べてみたいですね。

 と、いう訳でではまた~♪♪

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