『ラスト・ブラッド』とその元になったアニメ『Blood THE LAST VAMPIRE』ってこんな作品!『猟奇的な彼女』のチョン・ジジョンが日本のセーラー服を着て小雪と戦うのだ!

こんにちは、ヒッチです。

今回は2009年公開の『ラスト・ブラッド』とその元となった作品、『Blood THE LAST VAMPIRE』の2本をザックリ書いていこうと思います。

今回もネタバレなしの予定です。

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

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ラスト・ブラッド Blood: The Last Vampire

監督:クリス・ナオン/ コーリー・ユン(アクション監督)

脚本:神山健治/ロニー・ユー

出演:小夜/チョン・ジヒョン

   オニゲン/小雪

   アリス/アリソン・ミラー

   マイケル/リーアム・カニンガム

   ルーク/JJフェイルド

2009年/香港、フランス、中国/91分

概要

日本で製作された短編アニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を、

フランス、香港、中国の合作という形での映画化で、

舞台は日本、言葉は英語(笑)

主役の小夜に韓国の人気女優のチョン・ジヒョン、宿敵に日本の小雪を起用。調べていくと制作国にアルゼンチンも加えられているサイトもあったりしてホントの情報がよく分かりません♪

序盤のあらすじ

応仁の乱をきっかけに人間に化けながら人を食らうオニ。そのオニを日本刀で退治する小夜。

そのオニの起源と言われるオニゲンに近づくため、小夜はセーラー服を着てアメリカ基地内のアメリカンスクールに潜入するのだった。

キャストとか

小夜……チョン・ジヒョン

日本でも大ヒットした『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』などに主演しているので知っている方は多いのでは?

今回の小夜は常に緊張感のあり、かなり無口なキャラクターですが、とてもハマっていたと思いました。

当時23歳だそうですが、セーラー服姿も似合っててファンにはたまらなかったのでは?と、いらん事を考えてしまいました。

オニゲン……小雪

私、昔よくドラマでこの方観てたと思うんですけど、こんな悪役やってるのを観た記憶がなかったので、とても新鮮でした。しかし昔から、

「小雪って般若顔だよなあ〜」

などと失礼な事をよく思っていたので、この役ピッタリじゃん♪ な〜んて思ってしまいました。で、見てみたら、本人ノリノリで演じてるように見えましたよ♪

アリス……アリソン・ミラー

調べてみると、主にTVで活躍されてる方のようですね。このアリスは巻き込まれアクションが多かったと思うのですが、いい感じでしたよ♪

監督……クリス・ナオン

CM監督出身の監督さんだそうで、ジェット・リー主演の『キス・オブ・ザ・ドラゴン』で映画監督デビューして、今作が3作目なんだそう。

でもこの作品以降はどちらかというとTVドラマの監督やドキュメンタリー作品などが主になっている感じです。

そして映画に関してはアクションがメインの作品がほぼ全部♪

個人的な感想

なんでセーラー服?と、思いましたが、そもそも元の作品がそうだからそこは置いといても、

小夜のアクションは激しいし、楽しかったです♪

ただ、1アクションが長くね?

と、思ってしまいました。

それと話が雑な気がしましたねえ~。小夜の仲間の1人のある行動が問題になるんですけど、

「そんな事する? 何のため?」

とか、思っちゃうんですよね。

個人的にラストの展開の前にもうワンクッション欲しかったです。でも予算がなかったのかなあ~?

若干おかしな日本が作られていてそれも楽しいし、CGの雑さからお金のない作品なのはすぐに分かるんですが、ないなりに頑張っている作品だと思いました。嫌いではないです。

ちょっとラストは「ん~……」って感じですけど。

BLOOD THE LAST VAMPIRE Blood: Last Vampire

監督:北久保弘之

脚本:神山健治

原作/企画:プロダクション・アイジー

原案協力:押井守

キャラクラーデザイン/寺田克也

声の出演:小夜/工藤夕貴

     保健医/中村佐恵美

2000年/日本映画/48分

概要

大監督の押井守Production I.Gという会社に押井塾というのを作り、そこで育った人達が押井守を含めて「吸血鬼」を題材に作った作品って、

ウィキペディアに書いてありました♪

それでこの作品、いわゆるメディアミックスってヤツだそうで、ゲームとか小説とか漫画とかにもなっているらしいのですが、特に繋がりはないんだそうです。

で、公開当時はヒットしなかったらしいのですが、後年作られた『BLOOB+』というTVアニメ作品がこの作品と繋がりがあるそうで、そこでこの作品にも光が当たったそうですよ~♪って事も、

ウィキペディアに書いてありました~♪

個人的な感想

48分の作品という事もあって、実は謎だらけです(笑)。

それをよしとするかどうかは観た人で分かれそうだなあ~って思いました。

個人的には嫌いではないですし、

アニメとしてのクオリティってヤツもすんごいんだと思います。

ヒロインの声に工藤夕貴を招いたトコも含めて、

この作品の本気具合もよく分かります。

ただ、明らかに世界観が広いという事を認識させる作品で、

謎が謎のままだと、この作品を元に作られた『ラスト・ブラッド』が、

苦労して設定を作った感がありましたし、

なんかこの作品、ズルい気がする~(笑)♪

と、いらん感想が出てきてしまいました(笑)♪

それをのぞけば本当によく作られている作品なので、

アニメが好きな方は1度ご覧になっても良いかと思います。

ただ、なぜセーラー服?……趣味なんだなきっと♪

と、いう訳で今回は『ラスト・ブラッド』と、その原作にあたるアニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』についてザックリ書いてみました。

2本を見比べるとなかなか楽しいですよ♪

んじゃまた~♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema

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