『ヴィダル・ザ・ヴァンパイア』ってこんな作品!毒親に育てられた悲しい男のお下品コメディっっ。

こんにちは、ヒッチです。

今回は2017年の映画『ヴィダル・ザ・ヴァンパイア』についてザックリ書こうと思います。

今回もなるべくネタバレなしの予定です。

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

スポンサーリンク

ヴィダル・ザ・ヴァンパイア VampyrVidarまたはVidar the Vampire

監督/脚本:トーマス・アスケ・ベルク/フレデリク・ヴァルドラント

出演:ヴィダル/トーマス・アスケ・ベルク  
   精神科医/キム・ソンダーホルム
   イエス/ブリッグ・スクレティングラント

2017年/ノルウェー映画/83分

概要

2017年のノルウェー映画。ただし日本ではDVD販売されずに配信のみで、

そのかわりかなりなサブスクで鑑賞可能みたいですね。

翌年のいろんな箇所の映画祭で計15ノミネートされて、そのうち7受賞してます。何気にすごい!

ですが日本での評価がメッチャ低い(笑)。

というか海外でも賛否が別れる作品のようですねっっ。

この作品、コメディなんですけど笑いどころが少なく感じましたし(笑いどころもそんなに……だしっっ)、

何気にテーマが重いので、全然笑うどころかねえっ……て作品。

下品極まりなくて血の量もそこそこ出たりしますし(気持ち悪くはないですけど)、

お姉さんの裸も出まくりですので、観る時はお一人をおすすめしますっっ。

アメリカのサイトIMDbでの評価はまあまあでして、☆10点満点中5.6

でもRotten Tomatoes視聴者スコアは25%と、めっちゃ低いのでした。

ちょっと分かる。

序盤のあらすじ

ある農場で羊が血を抜かれて死んでいる事件が起こり、それがニュースで流れている。そのニュースを心療内科の先生に見せるひげ男のヴィダル。

彼はこれから話す内容に必要だと言い、子供の頃の話から話し始めたのだった。

キャストなど

監督/脚本/ヴィダル……トーマス・アスケ・ベルク

2005年のMVでデビュー。その後映画…といっても短編が多いですが、中心にキャリアを築いています。

2010年にMVの制作/監督デビュー。

その後もMVや短編の制作を担当したり、監督をしていますが長編監督作は今作だけのようでして、あくまでもこの方は俳優さんというスタンスのようです。

しかし日本に入ってきているこの方の出演作、今作だけですっっ。

精神科医……キム・ソンダーホルム

この方、10代の頃に地元のラジオ番組のDJを毎週やっていたそう。

その関係でラジオ、TVのCMをするようになったそうですが、地元のラジオ局が閉鎖になると、ネットや雑誌に映画関連の記事を書くようになり、その頃から俳優としても低予算映画に出演するようになったそうです。

そして演劇学校へ入り在学中は仲間たちと3本の長編映画の脚本を書いたりしたそうで、卒業後は映画業界に入り、制作、監督、脚本、俳優と幅広く活動されているそうです。

こんなすごい方なのでデビューとなると1999年のTVのミニドラマだそうです。2005年に初制作と脚本作品、初監督作品は2007年の短編。

しかしこの方も基本的には俳優のメインに活躍されているようです。

ただ日本に入ってきている出演作品が今作と『ノルマンディー上陸阻止作戦』の2本だけ。ノルウェーって遠い……

イエス……ブリッグ・スクレティングラント

2015年のTVドラマのゲストでデビュー。その後もポツポツぐらいしか出演作がありませんっっ。

しかし今作の制作総指揮に名を連ねていました(笑)♪

監督/脚本……フレデリク・ヴァルドラント

主演のトーマス・アスケ・ベルクと共同で監督、脚本を担当したのがこの方。

2010年の短編で監督/脚本デビュー。しかし監督/脚本の作品が今作ともう1本の短編の3本しかありません。

それ以外はカメラ関係や美術関係の仕事を手伝ってクレジットされているくらいなんですよね。

ん〜…よく分かりませんでしたっっ。

個人的な感想

これですねえ。

Amazonのプライムビデオで鑑賞。

テーマはけっこう刺さるし、あまりにもかわいそうな男の話なんですよね。

それが刺さってしまう私は、全然笑えなかったのですよっっ。

ただその前にAmazonのこの動画、なんか音がヘンだったですっっ。

バックの音が大きすぎて、人間たちのセリフが全然聞こえないシーンがテンコ盛りだったんですよっっ。

これ報告した方がいいのか?それとも自分のi Padが壊れていておかしかったのかがよく分かりませんっっ!

なのでけっこうそれがノイズになっていて、あまり映画に入れなかったのはあります。

が、毒親に育てられた上にあんな悲しい出来事を引きずりまくっているヴィダルに感情移入しない訳もなく、

ラストの方は悲し過ぎて辛かったですわっっ。

ただそこまでの展開でヴィダルのダメっぷりもまたすごいですし、

何か分かりにくいシーンもあったりで、単純に途中で

つ、つまんないっっ。

と思ったのも確かですっっ。

まあお下品の裂きに悲しみが待っている不思議な作品ですので、吸血鬼マニアくらいにはおすすめしてもいいかもしれません。

決してコメディが観たい!とかホラーが観たい!って人にはおすすめしませんよ~。

という訳で今回は『ヴィダル・ザ・ヴァンパイア』についてザックリ書いてみました。

んじゃまた~♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、Rotten Tomatoes

タイトルとURLをコピーしました