80年代のあまりメジャーじゃないけど個人的に好き♪なホラーコメディ映画、『ティーンバンパイア』ってこんな作品でした。

こんにちは、ヒッチです。

今回は、80年代のちょっとしたホラーコメディブームの頃に製作された作品の1つ、『ティーンバンパイア』についてザックリ書いてみようと思います。

今回もネタバレなしの予定です。

ティーンバンパイヤ  I WAS A TEENAGE VAMPIRE またはMY BEST FRIEND IS A VAMPIRE

監督:ジミー・ヒューストン

脚本:タブ・マーフィ

出演:ジェレミー/ロバート・ショーン・レナード

   ラルフ/エヴァン・ミランド

   ダーラ/シェリル・ポラック

   モドック/ルネ・オーベルジョノワ

   ノーラ/セリシア・ペッグ

   マカーシー教授/デヴィッド・ワーナー

1986年/アメリカ映画/89分

概要

永らく人気があった吸血鬼映画のブームが70年代後半になると『スター・ウォーズ』などのSF映画に人気を奪われ、すっかり吸血鬼映画は廃れてしまいました。が、ほそぼそと作られ続け、80年代に入ると吸血鬼映画の作風そのものが変わり、多様化していきます。その中で『フライトナイト』『ロストボーイ』といったホラーコメディが誕生するのですが、今回の『ティーンバンパイア』もそういった作品の1本。監督はジミー・ヒューストン。主演はロバート・ショーン・レナード。これっぽっちも恐くない楽しい吸血鬼コメディ映画です。

序盤のあらすじ

高校生のジェレミーは4日続けて同じ夢を見ていた。その夢の中に出てくる女性にあまりにもソックリな女性を配達先で見かけ、さらに誘惑までされてしまう。親友のラルフに相談すると、「そんなん行かなきゃ!」と後押しされてジェレミーはその女性の家へ向かうのだった~。

キャストなど

監督はジミー・ヒューストンという方。私は全く知らない方でしたので調べましたら、この作品を最後に映画の監督はされていないようです。で、それ以前の作品も、そこまで評価の高い作品がなさそう。そんな事もあってなのか、脚本だったり制作だったりがメインになっています。しかもエロ映画も多そうなので、食べていく為なのか、本人がそっちのが楽しかったのかそれは謎です(笑)。

主演のジェレミーを演じるのはロバート・ショーン・レナード。この作品の後、『いまを生きる』で注目され、その後もいろんな作品に出演されている実力派な方のようです。この作品では初々しい高校生を生き生きと演じてまして、この方ではなかったらここまで面白くないかも?と思わせてくれます。

親友のラルフを演じるのはエヴァン・ミランドという方。この方、作品を見れば明らかに準主役の位置なのに、なぜかパッケージやネットのクレジットに名前が載ってない。ひどくない?で、ちょっと調べてみたんですけど、これ以外の作品にもわき役としていろいろな作品には出演されています。でも2013年からの足取りがつかめませんでした。ちなみに英語版のウィキペディアにもこの方のページはなし。なんで?俳優続けてるといいんだけどなあ……この作品のラルフというキャラは、まあよくいるタイプの賑やかしキャラですが、この人の魅力なんでしょうけど、なんか憎めない可愛らしいキャラクターでした。

今作のヒロイン、ダーラを演じるのはシェリル・ポラック。この方はこの作品でスクリーンデビューなんだそうです。その後も俳優業を続けていきますが、2002年の作品以降、演者ではなく、プロデューサーとか裏方の仕事の方が多くなっているみたいです。この作品ではとても地味だけど何とも言えないフワっとした魅力をふりまいています。

ちなみにこの作品、『ミザリー』で有名なキャシー・ベイツも出演しています。この頃はまだ無名だったんですね。

このDVD,なかなか高額で売られていたんで諦めていたんですが、先日偶然安く買える事が出来たのです!もう感動~!!

個人的な感想

この作品、30年近く前に1度だけ、友達に借りたのかな?ビデオで鑑賞して、

「こりゃ面白い~~~~~!!」

と、1人で興奮したのをよく覚えていまして、この作品に私、当時、漫画家を目指していたのですが、めっちゃ影響されたのは間違いないです(それがいいかどうかは別にして)。

なので今回、手に入ったのがホントに嬉しくて!

しかし今観たらどうなんだろう……という不安がものすごくありました。

前置きが長くなりましたが、そんな訳で今回鑑賞をあらためてしましたところ……

やっぱり面白い!前半は!

前半のテンポの良さや(まあ古いですけど)、吸血鬼はこんな生活してる的な話とか、やっぱり面白いですし、主役のジェレミーとダーラの恋路とかも何か観ていて心地いいんですよね。基本的にホラー度なんて全くなくて、完全にコメディ、しかもホームコメディですので、そういった作品が好きな方にはぜひ観てほしい!って思います。

ただ、中盤からクライマックスになるにつれて何かドタバタをやり過ぎていて、

その展開は雑じゃないかい?

って思いました。なので個人的には楽しかったけど、あんまりこれを教科書にするのはよくないんだな。でもこんなに心地いい作品なんて滅多にないので大好きだ!!というのが感想です♪♪

と、いう訳で今回は『ティーンバンパイア』についてザックリ書いてみました。

んじゃまた~♪♪

しかしあのカーアクション、ほんとにいらん。

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、

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