当時の若手俳優さん達がガンバっていたらしいけど、影の主役はたぶんベンツ『ヴァンパイア・ハンター』ってこんな作品でした。

こんにちは、ヒッチです。

今回は、2001年のアクションホラー映画『ヴァンパイア・ハンター』についてザックリ書いていこうと思います。

今回もネタバレなしの予定です。

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ヴァンパイア・ハンター THE FORSAKEN

監督/脚本:J.S.カーダン

出演:ショーン/カー・スミス

   ニック/ブレンダン・フェア

   ミーガン/イザベラ・マイコ

2001年/アメリカ映画/91分

概要

監督のJ.S.カーダンが映画会社に「吸血鬼映画撮らない~?」と、言われ、「んじゃあんまりないアメリカのハイウェイを舞台にしたロード・ムービーの吸血鬼物撮るわ~」と言って作った本作。俳優陣はほぼ当時若手のホープで固め、吸血鬼とハイウェイでドンパチしているある意味風変りな映画かと思います。それと、吸血鬼に咬まれた後の設定などがちょっと独特だったりして、何かと挑戦をしてる作品です。ちなみに原題の「THE FORSAKEN 」「見捨てられた」という意味だそうですよ。

序盤のあらすじ

映画会社勤務のショーンは妹の結婚式とヴィンテージのベンツの配達を兼ねて、マイアミに向かう事に。その前にベンツに傷1つ付けない事、トラブルを避けるためにヒッチハイカーは乗せない事を念押しされます。ショーンは当然のごとく「はい」と言い、マイアミね向かいます。そのハイウェイの途中、傷1つつけてはいけないベンツが謎のパンクをします。仕方なく修理工場へ行くと、そこにヒッピーにしか見えない若者が、「オレを載せてってくれない?」と懇願してきます。ガソリン代を払う事を条件にその若者を載せたショーンでしたが……

キャストなど

監督J.S.カーダンは84年に『魔島』という作品で監督&脚本デビューした方。数本監督した後、製作総指揮などもしていますが、その8割が自身の脚本だったりするので、根っこは物書きなんでしょうね。そういった事もあってこの『ヴァンパイア・ハンター』も少し風変りな設定とかついているのでしょう。ただ、関わっている作品すべてがB級映画な気がする~……

主役ショーン役はカー・スミス。当時『ファイナル・デスティネーション』やTVドラマ『ドーソンズ・クリーク』でアメリカでは話題になっていた若手の俳優さんらしいです。その後もインデイーズの映画とかTVドラマに多数出演されているようです。この作品のショーン役も、かなり熱の入った演技をされており、好感が持てますよ。

もう一人の主役のニック役はブレンダン・フェア。この方は『ロズウェル/星の恋人たち』ですでにこの頃は人気者だったそうです。その後もいろんな作品に出演されているみたいですけど、近年ですと『ナイトシフト 真夜中の救命医』でレギュラーをされているそうですよ。

この作品のヒロイン、ミーガン役には イザベラ・マイコ。この方、バレリーナを目指していたけど怪我が原因でその道を諦め、俳優の道へ行った方のようです。『コヨーテ・アグリー』がほぼデビュー作のようですね。この『ヴァンパイア・ハンター』はまだ映画2作目みたいです。しかし冒頭からすんごい頑張ってます。現在でもTV、映画と出演されています。

何故か謎の女の子がど真ん中のジャケット。左の男性が主人公のショーンで、右がニック。女の子はそんなに活躍しません♪

個人的な感想

この作品、最初からしばらくは面白く観てたんですけど、途中から「あれ~?」って感じになるんですよねえ。というか、謎なシーンがいくつかあって、その謎が解けるのが遅すぎる気がするんですよねえ~。最後まで「あのシーンって何だった?」って、今も思ってますし(笑)。

後、せっかくの面白設定があんまり生かされていない気がしたのは私だけですかねえ?

それに肝心の吸血鬼が何か最近よくいるタイプの『ロストボーイ』的な連中でして、それ以上でもそれ以下でもなかったのが残念でしたねえ。

でもハイウェイを舞台にしている点はちょっと面白く観れたかもしれないですね。ベンツ頑張ってます。まさに「見捨てられた」って感じでした。

まあ、残酷描写もあり、エロもありで間違いなくお子様にはおすすめ出来ない作品ですが、こういう作品もあるんだな。くらいのテンションで観ればよいかと思います。

という訳で今回は『ヴァンパイア・ハンター』についてザックリ書いてみました。

んじゃまた~♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、

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