
こんにちは、ヒッチです。
今回は、1985年の『フライトナイト』のリメイク版である『フライトナイト/恐怖の夜』について書こうと思います。ネタバレなしの予定で書きますね〜。
ちなみに1985年の作品『フライトナイト』のザックリ説明はこちらです♪
フライトナイト/恐怖の夜 Fright Night
監督:クレイグ・ガレスピー
脚本:マーティ・ノクソン
出演:チャーリー・ブリュースター/アントン・イェルチン
ジェリー・ダンドリッジ/コリン・ファレル
ジェーン・ブリュースター/トニ・コレット
ピーター・ヴィンセント/デイヴィッド・テナント
エイミー・ペーターソン/イモージェン・プーツ
エド・リー/クリストファー・ミンツ=プラッセ
2011年/アメリカ映画/106分
簡単なあらすじ
高校生のチャーリーは元オタクだが、現在はそれを辞めて普通を装い、皆が羨む美女のエイミーとラブラブな生活をしていた。そんな時、隣にジェリーというちょっとヤンチャそうな男が引っ越してくる。オタク時代の友人のエドが、「あの男は吸血鬼だ」と、チャーリーに警告するがそんな事は信じないチャーリー。しかしクラスメートが次々と学校を休み始め…
観た感想
元の映画、『フライトナイト』が、見事なホラーコメディだったので、今回もそうかと思って見始めたのですが、
これは全然シリアスで、しかもやる事がハデになってます。
それがいい改良点になっていればよかったのですが、個人的にはあまり上手くいっていないように感じました。と、いうか、コメディの部分もあるんですけど、笑いになってない気がする~…
原作にあった[吸血鬼にはこうすればいい]というルール説明はしてくれているので、そこは好感が持てるんですけど、
とにかく見ていて、そんなにハデに騒動を起こしていたら、吸血鬼はいくらなんでもバレるし、警察も動き出すんじゃね?
と、普通に思っちゃうくらい今回の吸血鬼はやる事がハデです。
なので、けっこう血が飛びます。そういう意味ではホラー映画してますよ。
そして、原作とはだいぶ内容が違う印象。でもそれはそれでアリ!
そんな訳で私的にはそこまで面白いと思える映画ではありませんでしたが、むしろ、原作の『フライトナイト』を観ていない人や思い入れのない人は、
今回の映画の方が面白いかもしれません。
キャスト
今回のリメイクのキャストで1番大事だと思われるのが、隣に引っ越してくる吸血鬼の配役です。
原作は優雅な大人の雰囲気が漂っていたクリス・サランドン。とにかく大人の余裕を見せつけて、めっちゃカッコよかったです。
それにたいして今回は、ガテン系狂人がよく似合うコリン・ファレル。もうこの配役で別のキャラクター決定です。でも実際に見てみると、コリン・ファイルはそれはそれで、大人の余裕は見せてくれるんですよね。まあ、その後の展開がさ!って事なんですけど。
主人公のチャーリーを演じたのが、アントン・イェルチンという方。元オタクの普通の男子というキャラクターを、ちょーどいい感じで演じています。まあまあカッコいいし、チョーかわいいヒロインとカップルでもあんまり違和感はないですね。
で、このアントン・イェルチン。今回調べて始めて知ったんですが、2016年に自宅で愛車と門に取り付けられていた郵便受けに挟まれて死亡した。と、wikiに書いてありました。これはちょっとビックリしました。まだ27歳という若さで亡くなっていたとは…けっこういろんな映画で出演されていたようですし、これはかわいそうな…ご冥福をお祈りします。
そして、チョーかわいいヒロイン、エイミーを演じたのがイモージェン・プーツ。今時のかわいい女子高生の代表のような娘さんでしたな。で、この役者さん。どっかで見た事あるような〜…と検索してみたら、『28周後…』のヒロインでした。と、書きましたが、正直、全く覚えてませんでした♪
そして、原作よりも影が薄い印象のピーター・ヴィンセントを演じたのは、デイヴィッド・テナント。この方、『ドクター・フー』というテレビシリーズで、10代目のドクター・フーを演じた方なんだそう。でも、申し訳ないです。全くこのドラマ知らないっっ。めっちゃ有名なドラマらしいですけどっっ。
今回のピーター・ヴィンセントは原作よりももっと話に入り込む背景のある人物として書かれているくせに、何故だか登場も遅い気がするし、活躍するのも遅くない?って気がしました。もっと活躍して欲しかったですねえ。
それとチャーリーのオタク友達として描かれていたエド。このキャラクター、原作ではむしろパンクチックなキャラだったんですけど、めっちゃ変わったな!つーか苗字も変わってるようなので、別キャラと見ていいみたいです。そんなエドを演じた方は、クリストファー・ミンツ=プラッセ。この方、『キック・アス』のマフィアのバカ息子でした!全然キャラが違う。やっぱり役者さんってスゲー!って思ってしまいましたわ。
監督さん
こんなだいぶ変わったリメイク版を監督したのは、クレイグ・ガレスピーという方。私、この方も存じ上げていないんですが、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』を監督された方なんですね。見てないけど…でも、評価の高い作品も作っている監督さんで、いろんなサイトで各作品の評価を見てみると、どうやらこの『フライトナイト/恐怖の夜』が1番低い気がする~…
ちなみにクレイグ・ガレスピー監督の最新作は、なんと『101匹わんちゃん』の悪役を主役にしたオリジナルストーリーの『クルエラ』という作品なんだそうな。何かすげ~。
クリス・サランドン
最後に原作の吸血鬼役のクリス・サランドンが、この映画でカメオ出演している!と、いう話を聞いて見たのですが、全く私は分かりませんでした。で、検索したところ、
途中で自動車事故で遭遇する老人がクリス・サランドンだったそうです。
「白髪でヒゲもじゃ」だったので、サッパリ分かりませんでした。でもとれも紳士的な雰囲気が漂っていて(役柄的な話かも)、いい感じのおじいちゃんでした。これ、当時のイメージしか持っていない私みたいな人は、分からないと思ったので書きました♪
と、いう訳で今回は『フライトナイト/恐怖の夜』について書いてみました。
んじゃまた~♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、
コメント