
こんにちは、ヒッチです。
今回は2015年の映画『ハイブリッド・ファミリー 吸血鬼と魔女の家族』についてザックリ書いていこうと思います。
今回は感想でネタバレありしますっっ。
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
ハイブリッド・ファミリー 吸血鬼と魔女の家族 HybridsまたはThe Hybrids Family
監督:トニー・ランデル
脚本:トニー・シュヴァイクル
出演:伯爵/ポール・ソルヴィノ
アラディア/キャロリン・ヘネシー
ブラース/モージャン・アリア
ベラナ/リアン・アグモン
マリア/ローレン・ラキス
トードル/フィリップ・ウィリンガム
バランティーナ/アン・レイトン
2015年/アメリカ映画/90分
配信状況
※2025年4月現在の配信状況です。これから変わる可能性がありますのでご了承くださいませ。
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概要
2015年のアメリカ映画で、アメリカではその年の1月に限定で劇場公開された後2016年にDVD販売を開始されています。日本もそのくらいに配信されてるのかな?ちょっと分かりませんでした(笑)。ただし、日本でのDVD販売はありません。
で、今作、脚本と制作のトニー・シュヴァイクルさんが50万ドルの自己資金で作られた作品なんだそうで、フロリダ州アベ・マリアという都市で撮影、その関係なのか地元企業34社が協力したそうです。そのおかげか推定で制作費は150万ドルになっているらしいですっっ。
そして今作で伯爵(ドラキュラを匂わせるキャラクター)を演じたポール・ソルヴィノさん、本来予定していた俳優さんが病気になって出れなくなり、監督のランデルさんがたまたまソルディノさんの娘さんと知り合いで、「よかったら…」ぐらいの感じで脚本を渡したみたいです。しかしソルディノさんはベラ・ルゴシリスペクトの方だったらしく、最低のギャラにも関わらず喜んで引き受けたそうな♪これは双方にとって最高の展開だったのでは(笑)♪

こんな感じで完成した作品、自己資金で作ったというにはかなりちゃんとした仕上がりでして、その辺のダメな映画よりもしっかりしています(笑)。
テーマは家族愛だとは思われますが、主人公がティーンなので恋愛要素も強め。
タイトルにも書きましたが吸血鬼感が薄く…というかほぼなくて、単に超能力が使える人にしか見えないのはちょっと残念。それと魔女って不死身なの?欧米の魔女の定義がよく分かりません(笑)。
そして全てがゆるく(笑)、ホントにお子様向けチャンネルでも流せそうな作品。
ちなみに↓が英語版DVDです♪かわいいジャケット♪
賞歴
今作、確認できたのは2つの映画祭での賞歴でした♪
- International Family Film Festival/国際ファミリー映画祭
最優秀長編コメディ映画賞受賞 - Oniros Film Awards/オニロス映画祭
2018年年間最優秀サウンドトラック賞受賞/コーリー・ウォレス
2017年10月月刊誌最優秀サウンドトラック賞受賞/コーリー・ウォレス
2017年10月月刊誌最優秀プロデューサー賞受賞/トニー・シュヴァイクル
2017年10月月刊誌最優秀監督賞受賞/トニー・ランデル
2017年10月月刊誌最優秀ファンタジー映画賞受賞/トニー・ランデル/トニー・シュヴァイクル
2017年10月月刊誌最優秀男優賞受賞/ポール・ソルヴィノ
2017年10月月刊誌最優秀女優賞受賞/キャロリン・ヘネシー
2017年10月月刊誌最優秀助演男優賞受賞/フィリップ・ウィリンガム
2017年10月月刊誌最優秀助演女優賞受賞/アン・レイトン
2017年10月月刊誌最優秀若手男優賞受賞/モージャン・アリア
2017年10月月刊誌最優秀若手女優賞受賞/リアン・アグモン
2017年10月月刊誌最優秀演技アンサンブル賞受賞
月刊誌賞って何だ?とりあえず総なめです(笑)。
評価
IMDb | 5.1/10 |
Rotten Tomatoes | トマトメーター(批評家の評価)…未評価 視聴者スコア…未評価 |
映画データベース-allcinema | 未評価 |
Filmarks | 2.7/5 |
Amazon | 4.8/5(英語版DVD) |
こんな感じ♪配信で多くのサイトから視聴できるので、みんな観てるかと思いきや、観られていなさそうっっ。コメント量も少ないのですが、つまんなかったという意見と楽しめたという意見に割れてましたし、IMDbでの点数のグラフを観ると、ホントにバラバラでした。10点満点が多いのは…身内な気がする〜……
あらすじ
何世代にも渡り宿敵同士だった吸血鬼と魔女。だがある時、吸血鬼の息子トードルと、魔女の娘バランティーナが恋し、2人の間に吸血鬼と魔女のハイブリッドの子どもが誕生した。だが、トードルたちは子どもたちを城の外に出そうとしなかった。ティーンに成長した息子ブラースは、外の世界に憧れて、フロリダの大学に行きたいと夢見ていた。それは、映画学科の紹介動画に出ていた女子生徒マリアに一目惚れしたからだった。ブラースは妹のベラナを連れフロリダへ。大学に入ったブラースは、彼女の映画制作を手伝うように。ベラナもパブでバイトを始め、外の世界を満喫していた。そんな2人を捜すため、トードルとバランティーナは、険悪な仲の両親たちの力を借りようとするのだが…。
Amazonより引用

キャストなど
伯爵……ポール・ソルヴィノ
1939年アメリカ生まれ。若い頃の夢はオペラ歌手だったそうで、アメリカ音楽演劇アカデミーに進学後、演劇にふれて俳優の道を目指したみたいですね。
1964年でブロードウェイで演劇俳優としてデビュー。1970年『パパはどこ?』でスクリーンデビュー。翌年公開『哀しみの街かど』での演技が評判になったそうです。
その後も映画、TV、舞台と活躍をされていまして、1999年には『大人たちのシーズン』で監督デビューもされ、2010年と2016年には制作も担当されています。
またソルヴィノさんは重度の喘息を長年患っていまして、いろんな呼吸法や方法を試してみたたそうで、それを自伝の形で本にまとめているそう。また同じ病気で苦しむ方の為にソルヴィノ喘息財団を設立したそうです。
それ以外にも犬の里親探し団体を設立したり、健康食品の会社を設立したりと色々とされていますね。それとブロンズ像専門の彫刻家、画家、などの一面も持っていたそうです。忙しい人だ!
2022年の7月25日に83歳で自然死されたそうですが、その年まで役者のキャリアがありますので、亡くなる寸前まで働いていらっしゃったんですかね。すごい方です。
現在日本で観れる主な出演作として『イルカの日』『熱い賭け』『クルージング』『グッドフェローズ』『ロケッティア』『LAW & ORDER ロー&オーダー』『ロミオ+ジュリエット』『クロスゲージ』『ガン・トラスト』『ジョーズ・リターン』『エグゼキューター 暗殺者』『スパイ・ウルトラ』など。この方、ジャンル問わずすんごい出ています(笑)。
アラディア……キャロリン・ヘネシー
1962年アメリカ生まれ。お父さんがアカデミー賞も受賞した事のある美術監督のデール・ヘネシーさん。
1991年のTV映画でデビュー。その後90年代はTVドラマを中心に活躍。2000年代に入ると『Dawson’s Creek』で主演したり、後は時代ですかね(笑)ビデオゲームの声優としてけっこう活躍されています♪
また2006年に自身も出演したスタートしたメロドラマ『General Hospital』のスピンオフ的な小説『The Secret Life of Damian Spinelli』を出版したり、また2008年からは児童書のシリーズものを出版されています。
2016年にはアメリカ動物愛護協会のセレブリティ・アンバサダーに任命され、講演も行っているそうです。
現在日本で観れる主な出演作として『バンビ2/森のプリンス(声の出演)』『ビリーバーズ』『ウェディング・アゲイン』『アガサ』『誘惑は死の香り』など。
ブラース……モージャン・アリア
オーストラリア生まれ。6歳の時に演技のレッスンを受け、14歳でオーストラリア国立演劇学院の成人クラスに入学、2006年にマクドナルド大学高等演劇芸術学校への奨学金で入学したそうです。
2007年スクリーンデビュー。その後TVドラマや映画に出演、2017年にオーストラリアの新人俳優に毎年表彰するヒース・レジャー奨学金を獲得したそうです。そんな事もあり、現在でも映画、TVと活躍されています。
また、2011年に短編映画の制作と脚本を担当、その後しばらくは俳優に専念されてたみたいですが、2020年からは制作、脚本の仕事を復活させており、2020年には短編映画で監督デビューもされています。
ただあまり日本を縁がないみたいでして、現在日本で観れる主な出演作として今作と『クーダ 殺し屋の流儀』くらいしか見つけれませんでしたっっ。
ベラナ……リアン・アグモン
イギリス出身。ニューヨーク大学ティッシュ芸術学校で演劇の学士号を取得後、アトランティック・シアター・カンパニーで研修を行い、その後ロンドンの王立演劇アカデミーで古典演劇も習ったそうです。
2012年の短編映画でデビュー。その後TV、映画と活躍されていたのですが、2020年の映画を最後にキャリアが止まっていますねえ。辞めてないといいなあ。
で、日本に縁がなくて、現在日本で観れる作品は今作しか見つけれませんでしたっっ。残念!
マリア……ローレン・ラキス
アメリカ出身。ガウチャー大学で演技に興味を持ったそうですが、なぜか写真学の学士号を取得したそうな♪
そして2009年のビデオ映画でデビュー。その後もTV、映画と活躍されていますが、この方ミュージシャンとしても活躍されているそうで、2017年にメジャーデビューして2025年現在までに2枚のアルバムをリリースしているみたいですね♪素晴らしい♪
ただ、日本と縁がないようで現在日本で観れる出演作は今作と『ラブリー・モリー』くらいしか見つけれませんでしたっっ。残念!
トードル……フィリップ・ウィリンガム
1976年イギリス生まれ。11歳の時から演劇を学び、16歳でロイヤル・バレエ・スクールに入学。その後いろんなバレエ団で活躍、『ウエスト・サイド物語』や『マイ・フェア・レディ』に出演してらしいです♪そんな基本的にはバレエの方でした♪ちなみにバレエの公演で来日されてた事もあったみたいです。
そんなプロのダンサーとして活躍するかたわらなのかな?王立演劇学校で演技の勉強もされて1998年にスクリーンデビューされています。その後も俳優とバレエダンサーと活躍されていましたが、2014年1月28日、大腸がんにより死去されたそうです。
そしてどうやら今作が生前の最後のお仕事だったみたいですね。今作でのフィリップさんはドリフのコントみたいな目にあっていますけど、とても楽しそうでした。ご冥福をお祈りします。
バランティーナ……アン・レイトン
2001年の映画のチョイ役でデビュー。しかしその後しばらく経歴は途絶えて次のお仕事は2008年の短編。で、その後は映画、TVと活躍されていますね。特にTVドラマ『The Adventures of Superseven』と『GRIMM/グリム』ではレギュラー出演をされています。また、2014年には映画の制作にも携わっています。
ただ日本に入ってきている出演作がTVのゲストばかりでして〜…、1本で観れる作品となると今作か『ボーイフレンド・シークレット』くらいしか見つけれませんでしたっっ。

監督……トニー・ランデル
1956年アメリカ生まれ。大学時代で映画制作の勉強をされたようです。その時にスーパーマーケットで働いていたそうなんですが、そのスーパーに女優のアン・バンクロフトさんがお客さんでいる事に気が付き、その流れで数年後ですが旦那さんのメル・ブルックス監督にお会いしたというエピソードがあります。
そんなランデルさん、映画の仕事はロジャー・コーマン監督の元で編集の仕事を始めたのが最初のようですね。最初のクレジットは1983年の編集で、その2年後1985年には日本の『ゴジラ(1984年版)』のアメリカ版の『ゴジラ1985』に制作として参加しています。実はこの作品のアメリカでの追加シーンの脚本を担当していたみたいです(クレジットなし)。
1987年『ヘル・レイザー』の編集を手掛け、その縁で『ヘルレイザー2』の監督に就任すると監督業に力を注いでいったようですね。その後もホラー映画を中心に監督、脚本、編集をこなし、2006年からは本格的に制作にも携わっているみたいです♪
ただ世界の一部のマニアで有名な『北斗の拳』の実写版を監督したのもこの方でして(笑)、決して評価が高い監督ではない気がする~……
現在日本で観れる主な作品として『ヘルレイザー3』『スパイダー・パニック!2012(編集のみ)』『シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄 (編集のみ)』『スーパードッグ・マーフィー』など。
ちなみに吸血鬼映画を1991年に『バンパイヤ・タウン』という作品を監督されています。観たい…評判イマイチだけど……
脚本……トニー・シュヴァイクル
アメリカ出身。イリノイ州のレイク・カウンティ・カレッジで2年間グラフィックアートを勉強しましたが中退しちゃったみたいですっ。その後この方もロジャー・コーマン監督の元でロケーションマネジメントの仕事をはじめたそうで、1987年のTV映画で初クレジット。2年後の『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』にも参加したようです。
その後、コロラド州のアシスタントフィルムコミッショナーに就任(お国の仕事!)についていますが、5年で退職、2002年にTVですが長編映画の制作、監督、脚本を発表して復帰、しかしちょっと映像のお仕事が飛び飛びになってまして、本格的に制作や監督、脚本などを開始したのはどうやら2015年の今作からのようです。
しかし残念ながら日本に入ってきている作品は今作だけの模様。残念!
個人的な感想(ネタバレありっっ!)
これですねえ〜っっ。序盤の説明が多くて本編に入るの遅くない?
というかその序盤で1本映画作れるじゃん!ってめっちゃ思いましたっっ。
なので正直、序盤で一度挫折してしまった……
ただ、本編に入るとそれなりに楽しくなって、後半は笑ってました♪♪
だから楽しかったんですけど、でもな〜……
ファミリー全員に焦点が当たっているというか…主人公は子供なはずなのに大人の出番が多すぎてそれがノイズになるというか……なんかその主人公(男の子の方)、何気に性格悪くないか?
好きな女の子の映画制作に顔を出して、いきなり作品の展開にケチつけるって……ちょっとないわ〜…というかヒロインもそれをすんなりと受け入れるのが気になってしょうがなかったですっっ。
君はそれでいいの?映画を通して言いたい事が普通はあるでしょ?ないの?
ヒロインがよく言えば柔軟、悪く言うと何にも思っていない人見えてそこが残念でしたねえ。
そこを除けば…まあティーン向けの映画にしてはお子様すぎる作風なのも気になりましたが、まあ楽しめたかねえ。
あの2人のヒロインは両方ともかわいかったですし、とれも魅力的でした。特にあの妹さんのお話、あれ1本でも映画が作れる気がしましたけどねえ。
それに伯爵と敵対してる魔女のやり取りも面白かったですし……
……ようは詰め込み過ぎですね(笑)。そう感じました♪
なので序盤を通り越したらそれなりに面白いので、ゆるい家族もののファンタジー作品とか好きな方にはおススメできるかと思います♪♪
という訳で今回は『ハイブリッド・ファミリー 吸血鬼と魔女の家族』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、Rotten Tomatoes、FACEBOOK
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