【吸血鬼映画】『デビルズ・グレイブ』をザックリ再説!低予算映画の良作!な気がする〜…

こんにちは、ヒッチです。

今回は2010年の作品『デビルズ・グレイブ』についてザックリ書いていこうと思います。

今回もなるべくネタバレなしの予定です。

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

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デビルズ・グレイブ THE DEVIL’S GRAVESTONE

監督/脚本:ジェイ・マッケンジー・ローチ

出演:ジャック(ジャクリーヌ)/エル・ラモント

   ディック/ジョー・ネマーズ

   ケイル/ニコ・レッド・スター

   ドク/グラント・ジェームズ

   デクスター/シェーン・ハースト

   マギー/クリスティン・サットン

2010年/アメリカ映画/92分

配信状況

※2024年8月現在の配信状況です。これから変わる可能性がありますのでご了承くださいませ。

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この安さで観れる作品数の多い事♪
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初回は無料だそうです。

概要

2010年のアメリカ映画…となっていますが、どうやら劇場にはかかっていない模様。

さらに配信オンリーでDVD販売も本国アメリカでもされていないみたいっっ。

2010年でそんな事ある?

しかもそのせいなのか、ネット上でも資料が全然なくてですねえ(笑)、オフィシャルサイトも閉鎖されていましたっっ。

ただFacebookのオフィシャルページはまだ残っていましたので、そこで分かる範囲の事は書かせてもらっています。

デビルズ・グレイブのFacebookでのオフィシャルページ(英語)はこちら♪

で、ちょっと面白かったのは主演女優さんのエル・ラモントさんのYouTubeチャンネルからこの作品の予告編が配信されている点。これ、低予算ならではなのでは?

『デビルズ・グレイブ』予告編

でもそんな感じの作品なので、存在すらあまり知られていないみたいなんですが、低予算作品の中ではかなり頑張っている気がします。

内容は主人公の女性が、自分の子供を噛み殺した吸血鬼化した旦那を殺すためヴァンパイア・ハンターになって日夜吸血鬼を殺してるっていう復讐モノで、アクションそこそこのシリアスな作品。さらに謎解き要素も加わって飽きさせない作りになっています。ちょっと雑ですけど(笑)。

そして今作の吸血鬼、痛覚が残ってるそうで、傷ついた箇所は永遠に痛いらしいっっ。絶対嫌なんですけどっっ!!

けっこうグロいシーンが多数存在していまして、血の量も多めですが、低予算なせいか、そのグロさがスゴいトコとショボいトコと混在している印象(笑)。

さらに吸血鬼モノという事でアクションシーンも多数あるんですが、そのアクションシーンがとにかく残念!で、観た方の大半がここを指摘していますねっっ。

そんな訳で、ちょっと知名度が低いのが勿体ない気がする作品でした…と書きましたが、これ、あくまで低予算作品の中ではのお話ですからね〜(笑)♪

評価

IMDb5.3/10
Rotten Tomatoesトマトメーター(批評家の評価)…未評価
視聴者スコア…未評価
映画データベース-allcinema未評価
Filmarks2.1/5
Amazon1/5

とまあ、こんな感じです。IMDb以外では評価が低いです(笑)。アクションがダメという以外にも画質がホームビデオよりはマシ(褒めてないですね)や、筋書きがなっていないなどの指摘もありましたね。

そして褒めている方の意見の大半に「もっとひどい作品もあるからこれはマシ」というよく考えると褒めてないのでは?という前置きがありました(笑)♪

あらすじ

血液感染によって怪物へと変化した吸血鬼たち。人間同様、痛みや孤独を感じる彼らは、自身の血を与えることによって人間を新たな怪物に変えていく。3年前、怪物となった夫の最初の犠牲者は、ヒロインの幼い息子だった。やがて彼女の悲しみは怒りへと変わる。以来、彼女は夫を殺すため吸血鬼たちを狩り続けていた。そして、彼女の一途な想いは全人類の未来を賭けた戦いへと変貌していく!彼らはなぜ血を求めるのか。その謎が解き明かされる!

Amazon primeより引用しました。

キャストなど

ジャック(ジャクリーヌ)……エル・ラモント

2007年の短編映画でデビュー。基本的にはインディペンデント映画に数多く出演されているみたいですが、ロバート・ロドリゲス作品にもよくちょい役で出演しているようなので、お友達?

2011年からは短編映画ですが制作にも携わっていますし助監督もされているみたいなので、近いうちに監督デビューもされるかもしれませんね♪

日本で観れる主な作品として『フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ』『マーシー・ブラック』『アリータ:バトル・エンジェル』など。

ディック……ジョー・ネマーズ

1964年アメリカ生まれ。初クレジットは1995年のコメディドラマでいきなりレギュラー出演されていますね♪その後もどちらかというとTVを中心に活躍されています。

ただ日本に入ってる作品があまりなみたいで『The Gifted ザ・ギフテッド』のシーズン1のゲストぐらいしか……

ケイル……ニコ・レッド・スター

2007年のビデオ作品で俳優デビュー。2009年には制作として自身出演の映画で参加、2010年には短編映画で脚本/監督デビューもされています。

そしてどうやらバンド活動もされていたり、映画などの制作会社を立ち上げたりしてるようです♪

ただ、この方の出演されている作品、低予算作品が多いせいか今作以外見つかりませんでしたっっ。

ドク……グラント・ジェームズ

1935年アメリカ生まれ。1972年に脚本家として『A Thief in the Night』という作品で初クレジット。それより前の経歴がはっきりは分かりませんでしたが、どうやら演技の先生とかをしてたっぽいです。

しかもそれ以降のキャリアが1989年まではっきりしていなくて、とりあえず1985年放送のTVドラマは俳優としてのTV初出演らしいですっっ。

1989年以降は俳優、または声優として活躍されていまして、日本のアニメの引き換えも多くされており、『グラップラー刃牙』『名探偵コナン』『ONE PIECE』『鋼の錬金術師』などに出演されています。

もちろん俳優さんとしても活躍されていましたが2020年の作品を最後に引退をされて、2022年に亡くなっています。

そして日本で観れる俳優としての作品が、ちょっと見つけられませんでしたっっ。かなり出演数あるんですけどねえっっ。

デクスター……シェーン・ハースト

え〜……この方、俳優さんじゃなさそうでしてっっ。この作品しかクレジットされたモノがないみたいですっっ。誰かの友人だったかな?

マギー……クリスティン・サットン

1976年アメリカ生まれ。この方は完全に声優さんですね♪♪

声優デビューは2005年の『ケロロ軍曹』♪その翌年には『まもって!ロリポップ』のズラ役でレギュラー出演して、その後は声優として日本のアニメの吹き替えをめっちゃされています♪

主な吹き替え作品として『鉄のラインバレル』『バカとテストと召喚獣』『超次元ゲイム ネプテューヌTHE ANIMATION』『城下町のダンデライオン』『はじめてのギャル』『セントールの悩み』『FAIRY TAIL』など。2024年現在までの演技のお仕事が109本あるみたいなんですが、その大半が声優さん♪

そして俳優のしての出演作はむしろめっちゃ少なくて(笑)2007年のビデオ映画『7 Angels in Eden』で主役を演じているらしいんですけど、その後も数年に1度くらい(しかも短編とかもある)のペースでしか俳優のお仕事をされていないので、本人的にも声優の方がいいと思っているんでしょうねえ♪

監督/脚本/制作……ジェイ・マッケンジー・ローチ

2003年に自身の会社ローチ・プロダクションを設立して、映画制作を始め2004年『Street Creatures』というビデオ作品で制作/監督/脚本/編集/音響/俳優などかんなり自分でこなしてデビュー。

しかしその後たまに俳優のお仕事をした以外は今作でのクレジットまで何もしていない…というかこの作品の制作に忙しかったのかな?

しかし今作の後、映画に1本出演しただけでキャリアが終わっていますっっ……会社……大丈夫かなあっっ?

で、ちょっと調べてみたんですけど、2014年にAmazon Kindle『Childhood Games』という小説を発表しています。ただ小説もこれ1本だけなんですよねっっ。

が、がんばれ!!

個人的な感想

Amazon primeにて鑑賞。

この作品の存在も全く知らなくて、たまたま吸血鬼映画を探してたら出てきました(笑)♪

正直、オープニングもやりとりが最初分かりにくくて、これもZ級かな?と思ったんですけど、概要にも書いたように思ったよりも面白く観ることができました♪♪

役者さんの演技がひどいとの指摘もありましたが、個人的には気にならず♪

というよりも急に全く違うシーンに飛んだりするので、チョイチョイ置いてけぼりをくらいそうになるんですね(笑)♪そっちの方が気になっちゃいました♪♪

その飛んじゃうお話も、最終的には理解できるようにはなっているので、それもよかったですね。

ただ〜…(ここから先、ちょっとだけネタバレします)、

冷静になって考えると、後半の展開って世界的にかんなりトンデモなお話になっているにも関わらず、あくまでヒロインのお話から離れないので、

オチについても「それでいいの?」と思ってしまいましたし、

明らかにこの作品のキモであろうキャラクターを回想でしか登場させないのはどうよ?

と思っています♪♪

まあそれでも最後まで楽しく鑑賞できたのも事実ですので、低予算作品で良作を探している方(そんな人いるか?)にはオススメしても良いかと♪♪

という訳で今回は『デビルズ・グレイブ』についてザックリ書いてみました。

んじゃまた〜♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、Rotten Tomatoes、Filmarks

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