【吸血鬼映画】『プレデターズ』の解説&感想♪豚っ鼻の宇宙人は出てきません!だって別物だから♪

こんにちは、ヒッチです。

今回は2006年のTV映画『プレデターズ』についてザックリ書いていこうと思います。

今回もなるべくネタバレなしの予定です。

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

スポンサーリンク

プレデターズ Slayer

監督/脚本:ケヴィン・ヴァンフック

出演:ホーク/キャスパー・ヴァン・ディーン
   ローリー/ジェニファー・オデル
   グリーブス/ケヴィン・グレイヴォー
   アレックス/アレクシス・クルス
   ダニー・トレホ
   ハビエル/トニー・プラナ

2006年/アメリカ/88分

※2025年8月現在、日本で配信をしているサービスはありませんでしたっっ。

概要

2006年のアメリカのTV映画。アメリカの未編入領域(ってヤツらしいです)プエルトリコで200万ドルをかけて撮影、同年7月8日にSyfy(サイファイ)チャンネルにて放送。その後11月にDVD販売がスタートしたそうです。

日本ではアルバトロスが2009年の5月にDVD販売がスタートしているみたいですね。

ただ今作、日本でのタイトルが『プレデターズ』となっておりまして、明らかにあのSF一流モンスター『プレデター』のシリーズに乗っかったタイトルをつけられてしまい、無駄に叩かれている印象です(笑)。

原題は『Slayer』で意味的には“殺人者”“殺害者”な意味だそうですよ〜。ちなみにアメリカ本国のDVDのジャケットはこんなです。

IMDbより引用。

内容的にはジャングルで昼間も十字架も余裕の吸血鬼の集団に主人公のアメリカの部隊が出会して戦うってヤツで、まあこれだけ書くとプレデターか……実際にはもうちょっと色々ありましたけどね〜♪

作品にホラーっ気はなく完全にアクションです♪TV映画だと思ってナメていたら、まあまあ人体破壊描写がありまして、ちょっとビックリ(笑)!でもアクションものなので、怖いとか気持ち悪いなどの気分にはならないかと思われます。

そしてTV映画だけあってちゃんとした作りになっています♪ただそれが面白さに繋がっているかは別問題な気が〜……

あ、それとダニー・トレホがちょうどいい脇役で出演していました♪この人、ホントにそういう役が多いですね♪

評価

IMDb3.6/10
Rotten Tomatoesトマトメーター(批評家の評価)…未評価
視聴者スコア…19%
映画データベース-allcinema未評価
Filmarksページが存在せず
Amazon3.5/5

こんな感じ。私の捜し方が悪かったのか、Filmarksで今作のページが出てこなかったんですよねえ〜っっ。すんごいありそうなのにっっ。で、書かれたコメントですが、基本的には日米関係なくボロカスです(笑)。「TV映画なので観やすいけどゴミ」とか「まあB級」と言った意見が多かったですねえ。また「ひどすぎるからぜひ観て!」という地獄への誘いのコメントが(笑)♪

あらすじ

南米のジャングル地帯で、潜入した米軍特殊部隊が消息を絶った。指令を受けたホーク大尉は、コマンド部隊を率いて救出に向かう。そこで彼らが見たものは、永遠の命を持つ“死者”の王国。そしてその奴隷となった、仲間たちの変わり果てた姿だった。ホークの元妻、生物学者のローリーも捕われていた。世界侵略を目論む死者の軍団と、最強の戦闘プロフェッショナルたち。人類の運命を賭けた戦いの、火蓋は切られた!!

Amazonより引用

あれ、気持ち違う気がする〜…

キャストなど

ホーク……キャスパー・ヴァン・ディーン

1968年アメリカ生まれ。この方、代々軍人さんの家系の家の出身だそうで、そのおかげか軍人さんの役がピッタリ♪

1990年にTV映画でデビュー、その後TVを中心に活躍、1997年『スターシップ・トゥルーパーズ』主人公ジョニー・リコを演じて、キワモノ映画の常連になっている印象です(笑)♪1998年からは製作に参加、2014年には自身初の脚本/監督作品『スリーピング・ビューティー 眠れる森の美女と呪われた城』を発表。その後監督作品は計3作発表していますね。

現在日本で観れる主な作品として『傷心/ジェームズ・ディーン愛の伝説』『CODE:0000 コード:ゼロ』『スリーピー・ホロウ』『ブラッドチェイス』『パイソン』『ウインド・フォール』『ポセイドン』『カタストロフ』『レジェンド・オブ・タイタンズ』『ソーラー・ストライク セカンド・メルトダウン』『ツタンカーメンの秘宝』『ゼウス プードル救出大作戦!』『モータル・コンバット:レガシー』『アースレイジ 合衆国最期の日』『ファイアー・ツイスター』『グリム・アベンジャーズ』『シャークトパス VS 狼鯨』『トランクルーム181 殺人鬼コレクション(監督/主演)』『惑星戦記 G-LOC ジーロック』『デルタフォース』『1944 サイパン攻防戦80年目の真実』『ファミリー・プレイ』『マッド・ハイジ』など。

また吸血鬼映画として『ヴァン・ヘルシングVSスペースドラキュラ』と日本未公開の『Modern Vampires(1998)』もあります♪

ローリー……ジェニファー・オデル

1974年アメリカ生まれ。8歳の時にキャンディのCMでデビュー。ただ俳優として活動は当時されていなかったっぽいですね。高校時代は芸能活動を止めていたそうで、その後俳優として1995年にTVドラマのゲストとして初出演。

その後もTVドラマ、映画と出演して、1999年から2002年放送の『ロスト・ワールド/失われた世界』ヴェロニカ役としてレギュラー出演されています。ただ、2016年からほぼキャリアが止まっているんですけど、2009年から写真家そしての活動を開始しているとの事ですので、そちらをメインにされているのかもしれません。

それで現在日本で観れる主な作品は上にあげた作品以外ですとほぼTVドラマのゲスト♪よかったら探してみてくださいませ♪ちなみに『ザ・ロストワールド』のシリーズでこんなのにも出演されているそうな。なんだこれ?

グリーブス……ケヴィン・グレイヴォー

1962年アメリカ生まれ。ワシントンのハワード大学で微生物学の学位を取得、さらに化学と心理学を副専攻し、さらにさらに大学院に進み遺伝子工学の修士号取得を目指したそうですっっ。賢いっっ!さらにそれとは別に脚本と撮影の授業も受けたそうで、大学院の一学期目を終えると作家になるためにロサンゼルスに引っ越したそう!なんかスゲ〜っっ!

たぶんその頃さまざまな脚本を執筆するかたわら、1992年にマイケル・ジャクソン『リメンバー・ザ・タイム』のエキストラで俳優としてのキャリアをスタート。1995年にはスタントの仕事を始め、2003年にはダークストーム・コミック・スタジオを設立したそうです。

2003年『アンダーワールド』で科学的な設定で吸血鬼と狼男を創造、脚本も監督のレン・ワイズマンとともに作り上げ、出演もされています。その後も『アンダーワールド』キャラクター創造としてクレジットされていますね。

その後もアメコミのレーベルを2つ設立したり、自身でもマーベル『ニュー・ウォーリアーズ』の4巻を執筆したり、10代の頃に創作したキャラクターのブルー・マーベルを登場させた作品を執筆しています。

そして2014年には『アイ・フランケンシュタイン』製作総指揮/原作/原案/出演を務め、2023年には『キング・オブ・キラーズ』初監督/脚本/出演を果たしていまして、これからまだまだ活躍しそうな方です。

アレックス……アレクシス・クルス

1974年アメリカ生まれ。9歳の時に子役としてキャリアをスタートさせたそうですが、初の映像出演は1985年のTVドラマのゲストのようです。その後もTV、映画と順調にキャリアを伸ばし続けて、大人になってもちゃんと売れっ子俳優さんをキープされていますね。

1994年の『スターゲイト』スカーラ役を演じ、その後のTVシリーズ『スターゲイト SG-1』でゲスト出演ながら同じスカーラ役で出演されているそうですので、分かる人には分かる方でしょう♪

ただ日本で観れる主な出演作は上にあげた『スターゲイト』関連と今作くらいみたいですっっ。残念っっ!

ハビエル……トニー・プラナ

1952年キューバ生まれ。1960年に家族と共にマイアミに移住したそうで、ロヨラ・メリーマウント大学を卒業後、ロンドンの王立演劇学校で演劇を習ったそうです。

1974年から俳優としてのキャリアはスタートされているそうですが、映像に登場したのは1978年のTVドラマのゲストだと思われます。その後も映画、TVドラマ、舞台と活躍をされていまして、2000年にはTV映画『The Princess & the Barrio Boy』初脚本/監督されています。

また1995年にはイーストLAクラシックシアターを設立、20年以上に渡り芸術監督をしながら経済的に困難なコミュニティを教育的に支援されていたそうです。その功績が認められて2005年にはロヨラ・メリーマウント大学教育学部より年間最優秀教育者として表彰されたり、他にも教育の功労賞を授与されたりしてるみたいです。現在はロヨラ・メリーマウント大学の非常勤講師を務めているとの事ですっっ。スゴいっっ!!

現在日本で観れる主な出演作として『サボテン・ブラザース』『サブダウン』『187(ワンエイトセブン)』『奪還 DAKKAN アルカトラズ』『アグリー・ベティ』『アルファ・ハウス』『マダム・セクレタリー』『リーサル・ウェポン(TV)』『戯れの代償(製作総指揮/出演)』など。

監督/脚本……ケヴィン・ヴァンフック

1965年アメリカ生まれ。この方1993年に漫画家として『フラッシュ・ゴードン』『Bloodshot』でデビューされたそうです。その後1996年には短編映画『Drifter』を制作、VFXの会社VanHook Studiosを設立

そして2001年『ヴァンパイア・ソルジャー』を初の長編監督/脚本/編集/美術を担当しています。この作品が完成するも『シンプソンズ』などのFilm Romanと合併したそう。

その後もVFXのスーパーアドバイザーやアメコミの制作、映画の制作など多岐に渡って活躍をされています。

現在日本で観れる主な作品に『ダムド 呪いの墓場(製作/出演)』『デスクロウ(監督/脚本/編集)』『レジェンド・オブ・タイタンズ(監督/脚本)』『ROCK ロック(監督/原案/脚本)』『トレジャー・オブ・エジプト ファラオの秘宝(製作/脚本)』など。

個人的な感想

え〜…ん〜……

TV映画だけあって、それなりにちゃんとしているので観れるんですけどねえ〜〜……

吸血鬼の設定も嫌いじゃないんですけどねえ〜〜……

何が悪いんんですかねえ〜……

全然楽しく観れなかったんですよねえ〜〜っっ。

なんか、ホントによく観るB級モンスター作品(サメ映画とか)などにありがちな展開というか、無理クリ身内が巻き込まれそうになるとか〜……観終わる最後まで、

ですよね〜〜……

って言いたくなるくらい全部お話が読めちゃったのはちょっとしんどかったですかねえ〜(笑)。

でもこれはTV映画あるあるな気もするので、そこは攻めてはいけないポイントなのかもしれませんが、でも乗れなかったですねえ〜〜っっ。

ただ、先にも書いたとおり、昼間も歩けて十字架も平気という設定は化け物度合いが上がっていて個人的には好きでした♪でももう少し強く描いてほしかったですが…(笑)。

それと今作のグロい描写は個人的にはけっこういい具合でした(笑)♪無駄にグロくもなく、かと言って血の量が少ないわけでもない感じ。

やっぱりそういう点がTV放送を見据えて作られている安心設計なんでしょうね。

なので、個人的にはもう少しお話に意外性を持たせてもらうとよかったかな〜〜……って感じです。

こんな感じですので、ジャングルで吸血鬼と戦う兵士が観たい方とか、ゆるく吸血鬼映画を鑑賞したい方なんかにはおすすめしてもいいかもしれませんね♪

という訳で今回は『プレデターズ』についてザックリ書いてみました♪♪

んじゃまた〜♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、Rotten Tomatoes、Filmarks

タイトルとURLをコピーしました