『モスキートマン』ザックリ解説!吸血鬼じゃなくて蚊人間ヒーローです♪♪

こんにちは、ヒッチです。

今回は2012年の映画『モスキートマン』についてザックリ書いていこうと思います。

なるべくネタバレなしの予定です。

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

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モスキートマン SUCKERまたはMosquito Man

監督/脚本:マイケル・マナッセリ
共同脚本:J・P・エプスタイン

出演:ジム/マイケル・マナッセリ
   エブリン/ジョーダン・トロヴィリオン
   デイブ/リッキー・ウェイン
   シャナハン刑事/モンティ・ベイン
   ボーエン/ダニー・ムーニー
   ダン/テッド・マイヤーズ

2012年/アメリカ映画/81分

※2025年3月現在、今作の配信は見つけれませんでした。またどこかで配信される可能性もありますので、その時はご了承くださいませ。

概要

2012年の劇場公開作品。日本の販売はアルバトロスですが、製作はアメリカ本国での製作は違い、ビッグ・スクリーン・エンターテイメントというトコみたいです。

2011年にオフィシャルサイトが開設されていて(現在は閉鎖されているみたいです)その時のタイトルは『SUCKER』。しかし2013年の段階でタイトルが『Mosquito Man』に変更してますね。

その名残か日本版DVDの表記は『SUCKER』

2013年の11月30日に劇場公開をされ、日本でも『未体験ゾーンの映画たち2013』にて公開されたとの事です(それまでお蔵入りしてたのかは謎)。そして2016年からはアメリカでも配信されたという事です。

そんな感じであんまり待遇が良くない気もするこの作品ですが、低予算っぽさも……なくはないですが81分という短さもあってとても観やすい♪

ただ、主人公のメイクがけっこうグロテスクに仕上がっている以外は安いCGやメイクだったりするのでその変が低予算かな?とは思いますが、アクションシーンやグロいシーンもそれなりにあって楽しめます。

タイトルにも書いた通り、吸血鬼ではなく、あくまで“蚊”人間になってしまった主人公が復讐をしていくよく言えばダークヒーロー物で、序盤から「この監督さん、サム・ライミが好きだな(笑)」思わずにはいられないシーンやカメラアングルがチョイチョイ入ってくるのでそれも見どころ?かもしれません♪♪

と思ったらこの監督さん、脚本と主演もしていました(笑)。どうりでノリノリな♪♪

評価

IMDb4.8/10
Rotten Tomatoesトマトメーター(批評家の評価)…未評価
視聴者スコア…未評価
映画データベース-allcinema6.0/10
Filmarks5/2.7
Amazon3.8/5

こんな感じ。楽しく観た方が多い印象です。たぶんみんな観る前に期待をしていなかったから楽しめたんじゃ…って気もしますが、ボロクソに文句を言っている方も一定数いまして、評価がパックリと分かれていましたね。

あらすじ

 研究所勤めのジムにとって、善良な同僚エブリンだけが心のオアシス。会社の出世争いに敗北し社長に解雇を言い渡され、妻の浮気も目撃してしまい失意のどん底に。そんな彼の前に、新手のワクチン開発で金儲けを企む科学者が現れる。ワクチンの人体実験に利用されてしまったジムは、蚊の特質と特異な能力を持ったモスキートマンとなり復活。その悲しい運命を背負い、愛するものを守るために復讐を誓うのだったが…。

映画データベース-allcinemaより引用

キャストなど

監督/脚本/ジム……マイケル・マナッセリ

今作で監督/脚本と主人公であるジムを演じたマナッセリさんは1974年アメリカ生まれ。1987年のTVドラマで俳優としてデビュー。その後も俳優業でTVを中心に活躍されています。

2005年の映画で制作も始め、2007年『Babysitter Wanted』で監督デビュー。この作品がちょっと話題になったようでして、その後も俳優業をこなしながら制作と監督を続けています。脚本は今作ともう1本のみなので、そちらには力は入れていなさそう。現在は制作と俳優を中心に頑張っているようです♪

エブリン……ジョーダン・トロヴィリオン

2009年の短編映画でデビュー。その後も映画、TVと幅広く活躍されています。

現在日本で観れる出演作として『リセット』『ギャング・イン・ニューヨーク』など。

そして吸血鬼映画で2019年の『エターナル・ブラッド』にも出演されていますね。

デイブ……リッキー・ウェイン

1996年に映画のエキストラでデビュー。その後も映画、TVと活躍されています。2014年に一度だけ共同脚本という形でクレジットされていますが、それ以降他のコトをされていないようですので、役者一筋なんでしょうね♪

現在日本で観れる主な出演作として『人体実験 EX-6』『ホーンテッド・スクール』などがあります。

シャナハン刑事……モンティ・ベイン

1976年の映画でデビュー。80年代まではTVを中心に、それ以降はどちらかというと映画を中心に活躍されています。

現在日本で観れる主な出演作は今作くらいしかないらしいのですが、吸血鬼映画『スリープウォーカーズ』に出演されているらしいです♪

個人的な感想

これ、近くのお店でDVDの500円のワゴンセールをやってて、そこでたまたま見つけたんですよね。

パッケージのバカバカしさからついゲットしてしまったんですが、何も期待せずに鑑賞したおかげか、楽しく拝見できました♪

とにかく81分しかないという作品なのでテンポがやたらいいんですよ。

サクサク次の展開に行ってくれて楽しかったですねえ。

ただ、蚊が人の血を吸うのは卵を作る為(だっけ?)確かそんな理由だったような気がするんですけど、

どちらにしろメスの蚊しか血を吸わない事は知られていますよね♪

なので主人公の男が血を吸うって話になって、その後の理由付けとかが、やっぱり自分的には微妙に感じてそこは引っかかりました(笑)。

たぶんどうでもいいトコなんですけど。

CGの安さもちょいちょい気にはなりましたし、展開が強引に進んでいるのも気にはなりました。

でもそれを跳ねのける作品のパワーがある気がしました♪ラストのオチもまあいい塩梅でしたし♪

ただ冷静になって思い返すと、これヒーローか?って疑問が残らなくもない(笑)♪

『スパイダーマン』というよりは『ダークマン』よりな作品だと思いましたが、サム・ライミテイストの好きな方にはおすすめ出来るかと思います♪

という訳で今回は『モスキートマン』をザックリ書いてみました。

んじゃまた〜♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、Rotten Tomatoes、Filmarks

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