
こんにちは、ヒッチです。
今回は2016年の映画『デイライツ・エンド』についてザックリ書いていこうと思います。
今回もなるべくネタバレなしの予定です。
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
デイライツ・エンド Daylight’s End
監督:ウィリアム・カウフマン
脚本:チャド・ロー
出演:ローク/ジョニー・ストロング
フランク/ランス・ヘンリクセン
イーサン/ルイス・マンディロア
サム/チェルシー・エドマンドソ
クリス/ハキーム・ケイ=カジーム
2016年/アメリカ/105分
配信状況
※2025年7月現在の配信状況です。今後変更する可能性がありますのでご了承ください。
また、YouTubeのプレシディオチャンネルで公式に今作の吹替版がフルでアップされています(笑)!
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概要
2016年のアメリカ映画。
なんでも今作の発端はアメリカの『プロジェクト・グリーンライト』という初心者の映画関係者に長編映画を機会を与えるというスゴいTV番組にチャド・ローさんが今作の初期脚本を提出したのが始まりだそうです。これが最終候補まで残り、ウィリアム・カウフマンさんが監督する事になったみたいですね。
しかしそんなに予算がなかったようなのですが、撮影にダラス市がかなり協力してくれたそうで、その撮影の大半がダラス市庁舎で行われて、週末にはメインストリートなどを封鎖して野外の撮影ができたそうです♪
そんなダラス全面協力の今作、当然ながら2016年の4月に行われたダラス国際映画祭でプレミア上映され、同年8月にアメリカ全土で公開されたそうです。
また日本とドイツでもアメリカとほぼ同じ時期にDVD販売され、その後、世界各国で上映やDVD販売されたみたいです。

お話的にはタイトルにも書きましたがゾンビのような吸血鬼の大量発生によりすでに世界が崩壊した世界という設定のアクション映画。なんかYouTubeのサムネイルや他のサイトでも“ゾンビ”により…と書かれてたりしますが、しっかり吸血鬼です!!
確かに間違いなく『アイ・アム・レジェンド』の世界観を拝借していますが、見た目はアレよりはゾンビっぽいですかね♪
で、低予算作品に入るとは思うのですが、なんだかんだで予算200万ドルかかっているそうで、そのおかげで銃撃シーンなどのアクションはかなり気合い入っています。
ダラスの街やハイウェイなど、撤廃した風景をちゃんと作っているのはけっこう大変だったんじゃないですかねえ♪
アクション主体なので、ホラー要素がむしろ少ないのは…いいのか悪いのか…どっちだ?人によって意見が分かれそうな気がしますね。
ちなみにタイトルの『デイライツ・エンド』を日本語にすると“陽の光が終わる時”のような意味になるらしいですよ〜。
評価
IMDb | 5.4/10 |
Rotten Tomatoes | トマトメーター(批評家の評価)…未評価 視聴者スコア…43% |
映画データベース-allcinema | 5.4/10 |
Filmarks | 3.0/5 |
Amazon | 4.0/5 |
こんな感じ。ロッテントマトのトマトメーターが未評価なのはビックリしましたが、大体真ん中くらいですね。「低予算だけど面白い」という意見が多い印象ですね。ただ傑作とまで言っている方は少なめですかね。むしろ「よく見るゾンビ映画の1本」的な意見が多い気がしました。

あらすじ
謎の疫病によって荒廃した地球。時を経て、人間の多くは血に飢えたクリーチャーへと変貌を遂げていた。
Amazonより引用
流れ者の一匹狼ルークは、廃墟となった警察署に身を隠す生存者グループと出くわす。
愛する女性を奪われ復讐に燃えるルークと、安全地帯への逃亡を渇望する生存者たち。
目的が合致した彼らは、クリーチャーたちの昼間の寝床であるビルへ襲撃を仕掛けるが……

キャストなど
ローク……ジョニー・ストロング
1974年アメリカ生まれ。7歳で格闘技を始めたそうで、今までに柔道、キックボクシング、ジークンドー、ボクシング、など学んでいて、ブラジリアン柔術は黒帯を取得しているそうですっっ。また12歳の頃にギターを始め、その後ドラムとピアノもできるようになったそう。なんかスゲ〜っっ。
俳優としてのデビューは1996年のTVドラマのゲスト。その後『グリラーマン』『ワイルドスピード』など2001年まで活躍しますがその後2010年まで俳優活動は休止状態なっています。
実はその間ポスト・グランジバンド“Operator”を結成、2003年に自主制作アルバムをウェブサイトで販売して完売、2005年には2ndアルバムを販売その後2007年にはメジャーレーベルと契約してアルバムを発売、ビルボードのヒートシーカーズ・チャート(って何だ?)で14位にチャートインするヒットを飛ばしています。
バンド活動も継続しながら2010年からは俳優活動を本格的に復活、同年から映画音楽に参加するようになり、2016年今作で初めて製作として、2020年『アルティメット・ソルジャー』で脚本家として初クレジット、そして2023年『ネイビーシールズ ラスト・ソルジャー』では今作の監督、脚本、編集、音楽、主演と1人何役してんの?と言いたくなる活躍をされています(ウィリアム・カウフマンさんが共同で監督/脚本)。今後も監督作が待機している注目の映画人の1人かもしれません♪
フランク……ランス・ヘンリクセン
1940年アメリカ生まれ。俳優になる前は壁画家や船員などの仕事についていたそうで、まずは舞台美術の仕事に入り、そこで舞台装置を作った事から役者としても舞台に上がるようになったらしいですね。実は子供の頃の家庭環境がひどかった関係で30歳まで文字の読み書きもできなかったそうですが、その頃に独学で勉強し、役のセリフは舞台全部のセリフの入った録音テープの反復で覚えていたそうです。その後アクターズ・スタジオに入学して演技をちゃんと学んだそう。
俳優としてのデビューは1961年の映画でのエキストラになりますが、これはまだ俳優になる前の話のようで、本格的なデビューは1972年の映画。その後は『狼たちの午後』『未知との遭遇』『オーメン2/ダミアン』などに脇役として出演されています。
1981年ジェームズ・キャメロン初長編監督作『殺人魚フライングキラー』で初めて主役を演じて、1986年同じくキャメロン監督の『エイリアン2』のビショップ役で注目され、その後は主役級のお仕事をよくされています。
そんなキャメロン監督とのお仕事の関係で実は数少ないエイリアンとターミネーターとプレデターと対決した人だそうです♪
現在日本で観れる主な作品として『ライトスタッフ』『ターミネーター』『白と黒のナイフ』『パンプキンヘッド』『ジョニー・ハンサム』『エイリアン3』『ハード・ターゲット』『ミレニアム』『スクリーム3』『エイリアンVS. プレデター』『1.0 【ワン・ポイント・オー】』『ヘルレイザー/ヘルワールド』『HAKAIJYU 破壊獣』『弾突 DANTOTSU』『悪霊の餌食(えじき) ブラッディ・アイランド』『アイアン・クロス 最恐の十字剣』『ファントム/開戦前夜』『X-コンタクト』『ガルム・ウォーズ』『レイス』『マッド・ダディ』『ディレイルド 脱線』『フォーリング 50年間の想い出』『バーニング・マウンテン 紅蓮の脱出行』など多数。
また吸血鬼映画として『ニア・ダーク/月夜の出来事』『ブラッド・シティ ~ L.A.ヴァンパイア~』『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦(声のみ)』『ブラッドショット:ヴァンパイア・エージェント』などに出演されています。
イーサン……ルイス・マンディロア
1966年オーストラリア生まれ。16歳から20歳までサッカー選手として活躍、しかも地元メルボルンでボクシングにも挑戦して14勝4敗という成績をのこしているんだそうです。
その後アメリカに移住しボクシング選手を続け、引退後(かな?)俳優業に転身し、1990年のTVドラマのゲストでデビュー。2年後の1992年から2シーズン放送のシットコム『Down the Shore』では主演に抜擢、その後もTVドラマのレギュラーや映画などで活躍されています。
1998年の短編映画で製作、脚本を初めて担当し、2003年にいきなり長編監督デビュー。その後も監督、製作、たまに脚本もされています。ただ出演作しか日本には入ってきていない模様。残念!そして2010年代くらいから低予算アクション作品の常連さんになっており、主演作めっちゃありました(笑)♪
現在日本で観れる主な出演作として『ダブル・デセプション 共犯者』『フル・ブラスター』『ギャング・オブ・ローズ』『スネーク・ダイヴ』『ルール 無法都市』『怪物 モンスター』『ASSASSIN -アサシン-』『ガン・ダウン』『ブロークン・プロミス 身代わりの代償』『デンジャラス・ブロンド』『沈黙の粛清』『ダーク・インフェルノ(制作も)』『プリズン:インポッシブル』『2バッドガイズ』『バトル・ドローン』『マシンガン・ファーザー 悪党に裁きの銃弾を』『ミッション・ブレイブ 欧州警察特殊部隊』『スパイ・ハンター』『イントゥ・ザ・トラップ』『1944 サイパン攻防戦80年目の真実』『デンジャラス・バディーズ』『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング3』『リバイバル 禁断の臨死実験』など。多い!
サム……チェルシー・エドマンドソ
1988年アメリカ生まれ。2009年の短編映画で俳優デビュー。その後は順調にキャリアを伸ばしていますね。2020年からは製作にも参加されています。
現在日本で観れる出演作として『ハイジャック・ゲーム』『サンダーロード』があります。
クリス……ハキーム・ケイ=カジーム
1962年ナイジェリア生まれ。1歳の時にイギリスに移住して育ちブリストル・オールド・ヴィック演劇学校を卒業後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに入り舞台俳優としてデビューしたみたいです。
1987年のTVドラマのゲストでTV初出演。その後もTVと舞台で活躍、25歳の時に南アフリカに移住、そこで俳優を続け、1999年に長編映画に初出演されたそうで、その後は南アフリカ、イギリス、ナイジェリア、アメリカといろんな国の作品に出演されています。
また、ナレーションの仕事も多くされており、『ファイナルファンタジーXIV』などのゲームでも彼の声が聞けるそうです。2003年からは製作にも参加されていまして、まだ製作中のようですが『It’s the Blackness』で長編映画監督デビューされるそうです。
現在日本で観れる主な出演作として『クリティカル・リポート』『ホテル・ルワンダ』『24 TWENTY FOUR リデンプション』『ダルフール・ウォー 熱砂の虐殺』『THE 4TH KIND フォース・カインド』『Black Sails/ブラック・セイルズ』『ゴジラvsコング』など。

監督……ウィリアム・カウフマン
2005年『GEAR ギア』でいきなり製作、脚本、監督をこなしてデビュー。この作品が評判になったそうで、2011年『ザ・ヒット・リスト』の監督に抜擢されたそう。その後もコンスタントに作品を発表しています。
今までの監督作の8割が日本で観れるようでして、『ルール 無法都市』『ASSASSIN -アサシン-』『ジャーヘッド3 撃砕』『ネバー・サレンダー 肉弾烈戦』『ミッション・ブレイブ 欧州警察特殊部隊』『ボーダー・ウォー -境界線戦-』『ヒート・オブ・シティ 現金強奪』『ネイビーシールズ ラスト・ソルジャー』と、なんか全部B級アクションです(笑)。
個人的な感想
私、この作品は“ゾンビ映画”だと思っていて、スルーしてましたっっ。
たまたま観たYouTubeの吸血鬼特集の動画で今作が取り上げられて、ビックリして調べてみた訳です(笑)。
そんな訳でそのYouTubeの動画にリンクはっときます♪
【中二病必見】ガチで面白い!ヴァンパイア映画10選【おすすめ映画紹介】
で、Amazonプライムですぐに鑑賞できましたので感想を。
正直、序盤はあまり乗れなかったんですけど、後半のアクション展開になったらそこそこ楽しく鑑賞できました♪
概要にも書きましたが、低予算って感じはあまり感じなくて(大作感もないですけど)、
この手の作品の中では…まあまあ…ですかねえ(笑)。
いや、ホントに映画の作りとかアクション面とか、あの世界観とかには何の文句もないんですけど、
人間側の設定にちょい(このキャラは何だった?)とか、主人公のあまりにお決まりの待遇とか、
ちょっと雑に見えちゃう箇所がありまして…非常にもったいない感というか、
ここまでちゃんと作ったのなら、もう少し脚本を練れてたら、もっと面白くなったんじゃないかなあ〜…と思ってしまいましたっっ。
役者陣もみなさんとても良かったですし、吸血鬼たちが人間側を追いつめていく展開とかけっこう好きなトコもあります♪
でも、低予算なせいもありますけど、なんか全体的にいろいろやってるのに地味なイメージなのはなんででしょうねえ(笑)?
なのでゾンビアクションや終末系の映画が好きな方にはおすすめしてもいいかもしれません♪
という訳で今回は『デイライツ・エンド』についてザックリ書いてみました♪♪
んじゃまた〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、Rotten Tomatoes、Filmarks
※2025年7月現在の配信状況です。今後変更する可能性がありますのでご了承ください。
また、YouTubeのプレシディオチャンネルで公式に今作の吹替版がフルでアップされています(笑)!
リンク | Amazon prime 初回は30日間無料 600円(税込)。 この安さで観れる作品数の多い事♪ |
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