『プリースト』ってこんな作品!独特な世界観でヴァンパイアという生物を退治するぜ!

こんにちは、ヒッチです。

今回は、近未来というよりは異世界を舞台に吸血鬼と戦うアクション映画、『プリースト』について書こうと思います。なるべくネタバレなしの予定です。

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

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プリースト Priest

監督:スコット・スチュワート

脚本:コリー・グッドマン

出演:プリースト/ポール・ベタニー

   ブラックハット/カール・アーバン

   ヒックス/キャム・ギガンデット

   プリーステス/マギー・Q

   ルーシー/リリー・コリンズ

2011年/アメリカ映画/87分

概要

まず、吸血鬼映画あるあるで、

『何か妙にサイバーパンクな雰囲気でヴァンパイアと戦う』

という作品群がありまして、この映画もまさにそれです。

なのでアクション性は高いですが、ホラー度はほぼ0だと思ってくださいませ。

で、その作品、原作が韓国の作家さんの描いた漫画だそうでして、

そのせいかも知れませんが、たぶん世界観は広い。でもよく分からない。

作品の冒頭に、この世界観の説明がアニメでされるんですけど、実写になった途端に、

「説明と、何か違いません?」

と、思う場所で始まります。それに話が進むに連れて、

最初に語られた街の設定がよく分からなくなってしまいました。たぶん単純に説明不足かと

まあ、街の中がもろ『ブレードランナー』で、街の外に出たら『マッドマックス』みたいな世界感にはちょっと笑いましたが♪

で、それ以外の設定は、そんなに気にならなかったんですが、「ヴァンパイア」という者がいわゆる死者ではなく、生物にしか見えません。つーかそのはず。

なので吸血鬼映画として語っていいのかどうか(笑)

で、主人公達は聖書を広げてみたり、十字架型の武器で戦ったりするんですが、ヴァンパイアに感染した人間が、

「そんなの効かねえよ。」

と、言ってみたり(そりゃそうだ。生物なんだもん)、

その感染した人間は普通にお日様の下にいたりそこの説明も特にありません

で、この映画の最大の見どころは、まあアクションに尽きるのでしょう。

そりゃド派手です。

主人公達の使っている武器もいちいちカッコいいですし、バイクのデザインのカッコ良さは素晴らしいの一言ですわ!

そして、肝心のお話ですが、そんなに難しい物ではないです。

が、先に書いた説明不足がいろいろやはり私には引っかかって、面白いとまでは感じれなかったのが、正直な感想です。

87分という短い作品にしたのは何か理由があったのかも知れませんが、

これならもう少し延ばしてアクションも設定も描いてほしかったですねえ。

何か最後もアッサリしすぎてる印象なんですよ~。全体的に勿体ない感がある気がしました。

キャストなど

この作品の原作『PRIEST』ですが、邢民友(ヒョン・ミヌ)という韓国の作家さんの漫画で、

日本でも全6巻が2002年に発売になっていたようなんですが、現在は絶版しているのか、

中古でしかAmazonなどでは出ませんねえ。私も読んでいないので、すこ~し気にはなります。

こんな『プリースト』監督をしたのは、スコット・スチュワートという方。

この作品の前に同じ主演のポール・ベタニーと組んだ『レギオン』という作品で長編デビューしたそうな。

でも2013年の『ダークスカイズ』という作品を最後に長編を撮らせてもらってないっぽいですねえ。どうやら独自の世界観を持った監督さんらしいです。

で、主演のポール・ベタニー。私、全然知らない方だったんですが、『アイアンマン』のトニー・スタークの使っているコンピューター、J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)の声の方なんですね!

そりゃ本人も本編に出たかっただろう~(笑)。と、すぐに思ってしまいました。だってアクションが凄かったから。で、私生活ではジェニファー・コネリーの旦那さん。びっくり!

そのプリーストを手助けする保安官ヒックス役のキャム・ギガンデットですが、別の吸血鬼映画『トワイライト』では狂暴なヴァンパイアをこわ~い感じで演じていましたよ♪

でも個人的に一番気になった演者さんはリリー・コリンズでしょう!

めっちゃかわいいですな!お父さんは世界的アーティストのフィル・コリンズです(私、アルバムをこの間全部買ったトコ♪)。

お父さんも子役をやっていたり、自身の全盛期には『バスター』という映画で主演と主題歌、挿入歌を担当したり、ディズニーの『ターザン』でも主題歌を担当したりと映画に縁のある方なので、娘のリリー・コリンズもその道に行ったのでしょう。

この作品ではヴァンパイアに誘拐される娘の役をやっていたので、まだ15、6ぐらいのお子様に見えていたんですけど、もうこの頃22歳だったようで、

とっても童顔なんだ!とこれまたびっくり♪

こんな『プリースト』。見終わると、明らかに次作を作る気マンマンだったのが分かります。が、実際には作られる事はなく・・・という悲しい映画。こういう作品はちょくちょくお目にかかりますが、

作らせてあげりん!

と、三河弁で言いたくなりますね。

と、いう事で、今回は映画『プリースト』について書いてみました。

んじゃまた~♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema

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