【吸血鬼映画】『ブラッド・オブ・ヴァンパイア』の解説&感想♪サム・ライミ監督は製作に関与してないぞ!気をつけろーーっっ(笑)!

こんにちは、ヒッチです。

今回は2007年の映画『ブラッド・オブ・ヴァンパイア』についてザックリ書いていこうと思います。

今回もなるべくネタバレなしの予定です。

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

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ブラッド・オブ・ヴァンパイア Brotherhood of Blood

監督/脚本:ピーター・シェーラー/マイケル・ローシュ

出演:キャリー/ヴィクトリア・プラット
   キートン/ジェイソン・コネリー
   スタニス/ケン・フォリー
   ペシェック/シド・ヘイグ
   フォーク/ウェス・ラムジー
   トム/ウィリアム・スノウ

2007年/アメリカ、ドイツ/88分

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概要

2007年のアメリカ、ドイツ映画。2007年10月にスペインで行われたシッチェス・カタロニア国際映画祭で初上映、翌年に入って世界各国でDVD販売されたんですけど、アメリカとカナダでは『スパイダーマン』などで有名なサム・ライミ監督率いるホラー専門レーベルの『Ghost House Underground』が販売を担当したそうです。

その経緯があってか、2011年に日本で今作のDVDが販売された際にはしっかりサム・ライミ監督の名前が使われていました(笑)♪♪たくましい♪♪

そんな訳でサム・ライミ監督はこれっぽっちも今作に携わっていないんですけど、むしろ違う意味でビッグネームな方と今作の監督さんお二方はそれまで一緒にお仕事をされておりまして、

ある意味巨匠のウーヴェ・ボル監督

この方、ゴールデンラズベリー監督賞(最低監督賞)を過去3回受賞した逆にすごい人。特にゲームを映画化してボロクソに叩かれている事で一部で有名でして、過去に2003年『ハウス・オブ・ザ・デッド』吸血鬼映画『ブラッドレイン』というお金がかかっているのにZ級というすごい作品を作っています♪

で、今作はそんなウーヴェ・ボル監督から独り立ち(二人だけど)されまして、二人で脚本も執筆されております。というか今作の脚本を自分たちで監督1本目と決めていたみたいで、これ以降に書いた脚本もすべて売ったとインタビューで語っていましたね♪

そして観てもらえば分かるんですが、非常に低予算な作品でして、具体的な数字は分かりませんでしたが、数十万ドルしかなくて、大作の映画のケータリングよりも少ない予算で頭を抱えたそうな♪

さらに撮影期間も12日しか取れなくって大変だったみたいですね~っっ。

また低予算あるあるで今作も敵を倒す時は画面の外(だって傷のメイクや特殊撮影をしなくてすむから♪)はしっかりやっています♪でも所々は見せているので、そういうシーンはそれなりにガンバってます♪♪

そして低予算あるあるあまり場所が動かない(笑)♪

そして画質が安い(笑)♪

その中で、スタニス役のケン・フォリーさんは5日間毎日12時間机に鎖で縛られたのに文句1つも言わないでガンバってくれたと監督さんが感謝してましたね♪役者さんって大変ですねえっっ。というかこの映画の見せ場はこのシーンだった気がしないでもない……(笑)。

そんな苦労と役者さんに恵まれて完成した本作、残念ながら評価は微妙だったみたいですね~っっ。

ちなみに原題『Brotherhood of Blood』は直訳すると血の同胞団となるみたいですよ~♪♪

で、↓が海外版のDVD。基本同じデザインでした~♪

評価

IMDb3.5/10
Rotten Tomatoesトマトメーター(批評家の評価)…未評価
視聴者スコア…9%
映画データベース-allcinema未評価
Filmarks1.6/5
Amazon1.7/5

こんな感じ♪まあ低いですな(笑)♪コメントもボロカスに言われていまして、「退屈」「時間の無駄」「演技もヒドい」など。また」ごくたまに『ユージュアル・サスペクツ』を引き合いに出していましたが、やっぱりその後ボロカスだったりします。

でも少数ながら「話は悪くない」「他の吸血鬼映画とは違う」といった意見もありましたね~♪

あらすじ

現代に生き残ったヴァンパイアと、それらを倒すべく立ちあがったヴァンパイアハンターとの戦いが始まろうとしていた―。
数百年前、脅威と恐れられた伝説のヴァンパイア、ヴラド・コサイが復活を果たそうとしていたのだ。3週間前、写真家のトムは弟クリスと一緒にルーマニアの古い教会を訪れ、謎の死骸を発見していた。クリスはその後、ヴァンパイアへと体が変異しはじめ、トムの前から姿を消してしまった。
ヴァンパイアハンターのキャリーは、ヴラド・コサイがクリスの体を使って、復活を果たしているのではないかと考え、クリスを探していた。キャリーは、凶悪ヴァンパイアの復活を阻止するため、銃を手に、立ち上がる―。

Amazonより引用

これ、よくあるスプラッタ映画とは違いましてミステリー要素高めの作りになってます。なので、ラストまで観ると「なるほどね~」くらいには思えますが、実をいうと「あれ?」と思わないでもない(笑)♪♪

概要にも書いたとおり、かなりの低予算なので、いろいろチャチなシーンがありますし、特撮も微妙な箇所もありますが、ほかの映画ではあまり見たことのないシーンもあって、それなりに楽しいですよ♪

キャストなど

キャリー……ヴィクトリア・プラット

1970年カナダ出身。トロントにあるヨーク大学中に運動生理学の学位を取得したり、1990年にはカナダの陸上競技大会で金メダルに輝いたり主席で卒業したりとすごい方みたいです。その後は同大学のヒューマンパフォーマンス研究所に勤務、プロのアイスホッケーチームのトレーニングに携わったそうです。またヨーク大学の恩師と共同でフィットネスやボディビルに関する本を執筆、その関係で雑誌『マッスルマガジン』の発行人のロバート・ケネディさんと出会い、その方から女優になる提案をされたみたいですね。

その後『マッスルマガジン』の表紙なども飾りながら、1997年にTV映画でデビュー。翌年1998年にはTVドラマ『ジョン・ウーの狼たちの絆』にレギュラー出演やスクリーンデビューもされています。

2000~2001年放送の『Cleopatra 2525』2001~2004年放送で日本でも放送されたっぽい『ミュータントX』で主演されてこの頃にはしっかり売れっ子さんです♪

その後もTVを中心に活躍されていまして、2006年『クラーケンフィールド/HAKAISHIN』『デイ・ブレイク』などに出演、2010年代に入りますと映画出演も増えまして2012年『ファイヤードラゴン』2015年『無実の証明 第一容疑者になった私』2016年『フライト・ホステージ』などに出演、近年ですと2023年『アウトローズ 荒野の狼』に出演されています。

キートン……ジェイソン・コネリー

1963年イタリア出身。お父さんはショーン・コネリー、お母さんはダイアン・シレントと、ご両親が俳優という超サラブレッドな方。生まれこそイタリアですが育ったのはロンドンだそうで、イギリスのブリストルにあるブリストル・オールド・ヴィック演劇学校で演技を覚えたみたいですね。

その1年後にはスコットランドにあるパース・レパートリー・カンパニーという劇団に入り、舞台俳優としてデビュー。またその劇団では舞台監督補佐などの裏方もやっていたそうです♪そして1983年には『影の私刑(リンチ)』で映画初出演。翌1984年『ネモの不思議な旅/異次元惑星のプリンセスを救え!!』では主役のニモを演じています。その後も同年『スティーヴン・カレッジの青春』でも主演され、1986年『薔薇の貴婦人』1989年『カサブランカ・エクスプレス』など、主要キャストを演じており確実に売れっ子になってます。

また1990年『スパイメーカー』では007の生みの親、イアン・フレミングを演じていて、お父さんが初代ジェームズ・ボンドと思うと、面白いキャスティングをされていますね♪

その後もTV、映画と活躍されていまして1994年『国際諜報員ハリー・パーマー』シリーズや2004年のTVドラマ『マーニーと魔法の動物園』2005年『テキサス・チェーンキラー ビギニング』2007年『CE4 エイリアン・アブダクション』などいろんなジャンルの作品に出演。

また2009年『デビル・ハザード』で監督デビューを果たし、同年『合衆国感染』も監督として発表。その後も2011年『51 【フィフティ・ワン】』と3本連続でホラー映画の監督をされています(笑)♪その後の監督作2012年『The Philly Kid』2016年『Tommy’s Honour』はドラマ作品なせいか日本に来ていないみたいですねっっ。

2019年の映画出演を最後にキャリアがストップしていますが、今後の予定はあるので引退した訳ではなさそうです♪

スタニス……ケン・フォリー

1948年アメリカ出身。シカゴのロヨラ大学に進学後、卒業されたか分かんないんですけどニューヨークのマイケル・シュルマンズ・パフォーミング・ギャラリーで演技を学び、オフ・ブロードウェイ舞台俳優としてキャリアをスタートさせたそうです。

1963年のTVドラマのゲストで映像作品デビューされていますが、本格的な俳優活動としては1976年の映画からでしょう。その2年後ジョージ・A・ロメロ監督『ゾンビ』ピーター役で主演

その後『フロム・ビヨンド』『悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲』『バニシング・レッド』などに出演される一方TVドラマでは『ブルーサンダー』『ナイトライダー』『L.A.ロー 七人の弁護士』などにゲスト出演されてたりします。

また2004年の『ゾンビ』のリメイク作品『ドーン・オブ・ザ・デッド』カメオ出演されてますし、2009年には『ゾーン・オブ・ザ・デッド』というゾンビ映画でまた主演されてます♪

また2007年からは製作にも参加されていますが、ホラー映画ばっかな気がする~(笑)♪

2026年で77歳という事ですが、今後の予定もいっぱいあるみたいですので、これからも活躍が観れるかと思います♪

ペシェック……シド・ヘイグ

1939年アメリカ出身。子供の頃の成長が早すぎたため、運動協調が低下した事をご両親が心配したんですかね?ダンス教室に入ったそうで、そこで才能が開花、7歳お子様向けクリスマスショーに有給でダンサーとして務めその後もダンサーとしてお金稼ぎができたらしいです♪

その後は音楽の才能を開花させてドラムを担当して様々なライブに参加、1958年にはプロデビューしてシングルがチャート4位まで上がったそう!そんなシドさんですが、高校時代に演劇部の部長をしていたアリス・メリルさんがブロードウェイ俳優として活躍されていたそうで、そのアリスさんから俳優になるよう誘われ、パサデナ・プレイハウスで演技を学び、1960年の短編映画で俳優デビュー

その後TV、映画と活躍されてまして60年代には『バットマン』『スタートレック』『スパイ大作戦』なとチョイ役ですがかなりな作品数に出演されています。

1968年『スパイダー・ベイビー』1973年『コフィー』などが初期の代表作だそうですが、1971年のジョージ・ルーカス監督のデビュー作『THX 1138』にも出演されてたり、とにかくいろんな作品に多数出演されています。

ただ1992年に役柄が固定化されている気がして一度俳優業をストップして睡眠療法士という仕事の資格を取り仕事をされていたそうです。その時期だと思うんですがタランティーノ監督から『パルプ・フィクション』のオファーがあったそうですがそれを断ると、めげないタランティーノ監督は次作『ジャッキー・ブラウン』でわざわざシドさんのためのキャラクターを作ってオファー、その熱意に負けたのかそこで5年ぶりに俳優復帰したそうです。

続いてロブ・ゾンビ監督の2001年『マーダー・ライド・ショー』に主演。その後もタランティーノ作品やロブ・ゾンビ作品の常連となり、マニアックな作品に多数出演されていましたが、2019年に自宅で転倒し入院、その後、肺感染症を発症し、2019年9月に80歳で死去されたそうです。

フォーク……ウェス・ラムジー

1977年アメリカ出身。ジュリアード音楽院で演劇を習ったみたいなんですけど美術学士号を取得したというお話もあって、よく分かりません(笑)♪

2003年の映画『Latter Days』でいきなり主演として俳優デビューし、その年に『チャームド~魔女3姉妹』にゲスト出演したりTVドラマ『Luis』短期レギュラーをされています。その後もTV、映画とキャリアを重ねていまして、『CSI:マイアミ』ではデイヴ・ベントン役で2009年からちょいちょいと24エピソードサブレギュラーとして出演されています。

また日本では放送されていない長寿ドラマのレギュラーもされていまして、2001年から2004年まで出演『Guiding Light』、2010年から2016年まで出演『Venice the Series』、2017年から2022年まで出演し2026年に復活したらしい『General Hospital』と、完全にTV俳優としての地位を築いています。

でも映画にもたまに出演されていまして2007年『ガーゴイル・トゥルーパーズ(あ、これTV映画だった)』や2018年『ラスト・シーン ~未来を見た女』などがあります。

トム……ウィリアム・スノウ

1960年オーストラリア出身。1997年のTV映画で俳優デビュー。1998年から2000年まで放送されたTVドラマ『Tales of the South Seas』で主演、さらに1999年のTV映画から連続ドラマとなった『ザ・ロストワールド』シリーズでジョン・ロクストン卿を演じており、これが代表作のようです。

その後もTVを中心に活躍されていましたが2007年『アドベンチャー・オブ・ジ・アース』の出演を最後に引退されたみたいで、その後も足取りもつかめませんでした~っっ。

監督/脚本:ピーター・シェーラー/マイケル・ローシュ

長らくコンビで活動していたようですのでいっしょにこのお二方は紹介します。

ピーター・シェーラーさんは1973年生まれ。高校時代から8mmで短編映画を製作されていたそうで、大学卒業後は広告業界で働いていたそうです。

マイケル・ローシュさんは1974年生まれ。12歳で8mmを使って短編映画を作っていたそうで、大学在学中に新聞や雑誌で映画ジャーナリストとして記事を書いていたそう。

そんなお二方が出会って意気投合し、いっしょに脚本を書き始めたそうですが、2人とも1994年の映画で特撮やカメラでクレジットされていて、たぶんそれが最初の映画クレジットだと思われます♪

そして2003年概要にも書いたある意味巨匠のウーヴェ・ボル監督の作品『ハウス・オブ・ザ・デッド』マイケルさんは共同プロデューサーピーターさんは電気部門などで参加し、2005年『ブラッドレイン』にも製作で参加、同年に『アローン・イン・ザ・ダーク』『ハウス・オブ・ザ・デッド2』で脚本家としてデビュー。

そして2007年の今作で監督デビューし、2008年には『アローン・イン・ザ・ダーク II』を監督/脚本として発表。同年には脚本で『G.I.フォース』を発表。ただ、この作品以降ピーターさんは業界から離れちゃいます

1人になったマイケルさんも他の方と共同で製作には参加されていますが、脚本は1本も発表されておらず、監督作も2020年の1時間のドキュメンタリーのみ。ちょっと寂しいですね。

しかし2024年にピーターさんが映画業界に復帰、また同じ作品で製作として名を連ねていますので、近いうちにコンビでまた脚本や監督作が発表されるかもしれませんね。

個人的な感想

ずいぶん前に買ったDVDを今回ようやく鑑賞♪

そして予備知識も期待も全くの「0」で観たおかげでそれなりに楽しめました。

始まってすぐに「これはヤバいやつ(笑)」と思う低予算独特の雰囲気と画質のスタートでしたし、もう序盤から主人公ピンチの始まりですので、普通ならそこからの展開が面白くなるんですけど、

今作はその序盤から妙にショボいおかげであまり期待できないんですよね~(笑)♪

しかもシーンを変えすぎて、やたら分かりにくくしているのも今作の悪いトコかと思いました。

あういうのってかなり上手な方が撮らないと、こんなに話が分かりにくくなるんですねっっ!しかも無駄なシーンもチョイチョイある(笑)。

ミステリー要素のある作品なので、こういう変則的な編集にしたのは理解できるんですけど、あれはただ分かりにくくなるだけで、やめた方がよかった気がしますけどねえ~っっ。

そしてミステリー特有のどんでん返しもちゃんとあって楽しめましたけど、あのカラクリは無理を感じてるのは私だけなんですかねえ~?

お話自体は個人的には好きだったんですけどねえ~。でももっと場所を移動したりとかもしてほしかったですねえ。まあ低予算なんで無理なのは分かっているんですけどっっ。

と、お話や編集にケチをつけちゃいましたけど、演者さんたちの演技はやっぱりよかったんじゃないかな~と思っていまして、特に途中から登場するスタニス役のケン・フォリーさんのイヤ~な感じの縛られっぱなしでの演技は楽しかったですね~♪

他のキャラクターたちも分かりやすくキャラ立ちをそれなりにしていますので、そういった点も個人的には好きですね♪

まあそんな訳で今作の個人的な評価としましては、もうちょっとお金があったらもっと面白くできたんじゃね?って感じです♪♪

あ、でも今褒めたのも、「Z級映画の中では」というくくりでのお話です(笑)。

期待せずに観るとそこそこ楽しめるとは思いますので、Z級の低予算でもガンバっている映画とか探している人にはおすすめしてもいいかも♪♪でも楽しめなかったらごめんねっっ。

という訳で今回は『ブラッド・オブ・ヴァンパイア』についてザックリ書いてみました♪♪

んじゃまた〜♪♪

※参考文献
ウィキペディア……Brotherhood of Blood
IMDb……Brotherhood of Blood
映画データベース-allcinema……ブラッド・オブ・ヴァンパイア
Rotten Tomatoes……Brotherhood of Blood
Filmarks……ブラッド・オブ・ヴァンパイア
MOVIEWEB……Michael Roesch and Peter Scheerer Talk Brotherhood of Blood [Exclusive]

【お知らせ】
※2026年1月現在、配信されているサービスはありませんでしたが、こちらのサイトでDVD宅配レンタルをされている事を確認しました。よろしければご利用くださいませ♪

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