こんにちは、ヒッチです。
今回は2002年のビデオ映画『ヴァンパイア・ターミネーター 最後の処刑人 』について、ザックリ書いていこうと思います。
今回もネタバレなしの予定です。
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
ヴァンパイア・ターミネーター 最後の処刑人 Reign in Darkness
監督/脚本/制作:ケル・ドレン/デヴィッド・W・アレン
出演:マイケル・ドーン/ケル・ドレン
ゲージ/デヴィッド・ノー
ランス/クリス・ケリソン
アレックス・ショー/デヴィッド・W・アレン
ペドロ博士/ジョン・バレッシ
2002年/アメリカ 、オーストラリア映画/90分
概要
2002年のアメリカ、オーストラリア合作ビデオ映画。
こう書くと何だかお金のかかってそうな感じがしますが、
タイトルのうさんくささ通りZ級映画でございます。
でもテーマ的な事をけっこう真剣に考えて作っている脚本(な気がした)ので、
作っている本人たちは、ふざけている訳ではないでしょう。
ただ、先ほども書いたように低予算丸出しのZ級映画ですので、
妙に多いナレーション、
パッとしないアクション、
カーチェイスでもしっかり壊れない車、
ちょっと変は展開など、
期待するとヤケドを負うのでお気をつけください♪
ちなみにアメリカのサイトIMDbでの評価は☆10点満点中2.4。
なかなかの低さっっ。
つーか邦題のターミネーターってどの辺りが?
むしろ主人公はマトリックスかぶれだったじゃん♪♪
ちなみに海外版のDVD。ターミネーターではないですな♪
序盤のあらすじ
政府研究施設101でエイズの特効薬の研究をしていたマイケル・ドーンは、その特効薬に重大な副作用があるのを知り、研究チームのコーディネーターであるアレックスに研究の中止を申し出る。
しかしアレックスは大丈夫だといい、人体実験を始める。しかしこの身体実験で特効薬の入った注射針がマイケルに刺さり……
キャストなど
監督/脚本/制作/マイケル・ドーン……ケル・ドレン
この方、2002年のこの作品が監督、脚本、制作、俳優としてのデビュー作。
しかもその後もこの作品を含めて監督5本、脚本5本、制作3本、俳優3本と、少ないキャリアで2014年の監督作『John Doe: Vigilante』で完全に終わっています。
今後の予定がありますが、これはどうかなあ〜……
ただ『John Doe: Vigilante』の評価がIMDbの評価が☆6.5とそれなりに高いので、
このまま消えてしまうにはもったいないかもしれませんね。
あ、でもこの方、下に書いたデヴィッド・W・アレンさんと12分の短編ですけど、
『Star Wars: Wrath of the Mandalorian(スター・ウォーズ:マンダロリアンの怒り)』
という2次創作と思われる作品を発表しているので、それが尾を引いてるのでは……
監督/脚本/制作/アレックス・ショー……デヴィッド・W・アレン
この方は2000年の子供向けCGアニメの裏方で初クレジットしていますが、その後はケル・ドレンさんの手伝いやいっしょに制作をチョロっとしただけで、キャリアがほとんどありません(笑)♪♪
この人も『スター・ウォーズ』の2次創作が尾を引いているのでは〜……
というか業界から早々に足を洗っただけかな?
ゲージ……デヴィッド・ノー
1993年の短編で俳優とスタントマンとして初クレジット。その後、スタントマンと俳優の2つのキャリアを順調に築いています。
また1999年にはプロデューサーとしての仕事もされて、2016年には脚本も担当した9分の短編『Battle of Wills』と12分の短編『Blindsided』の2本がいろんな映画祭で賞を獲り、プロデューサーとしての力量が認められたみたいですよ。すごいっス♪
主なスタントと出演作として『ナイスガイ』『マトリックス リローデッド』『S.W.A.T.』など。
個人的な感想
私ですねえ。
これ嫌いじゃないんですよね〜(笑)♪
なんでしょねえ?
全くおすすめできる作品じゃないし、ちょっとひどいとも思うんですけど、
もっとひどい作品を観て見慣れてるせいか、
全然ちゃんとしてる〜〜♪
って思えちゃう(笑)♪♪
それに概要にも書きましたが、それなりのテーマを扱って、
それなりな展開には持ってってるのは、低予算作品として観た場合かなりガンバってると思いました。
ちょっとDVDの仕様のせいか画面が粗いのが気にはなりましたけど…
それでも主人公の黒ずくめの格好とか妙にカッコいいし、
アクションも低予算作品の中では実はかなり観れる方です♪♪
ちょっとラストが微妙な気がしましたけど、
低予算作品を観るのが好きな方(そんな人おらん!)にはおすすめしてもよいかと思いました。
という事で今回は『ヴァンパイア・ターミネーター 最後の処刑人 』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema