
こんにちは、ヒッチです。
今回は2021年の配信映画『ヴァン・ヘルシング 変わり果てた愛しき女』についてザックリ書いていこうと思います。
今回もネタバレなしの予定……と書きながら、
ブログのタイトルがめっちゃネタバレしていますので(笑)、
これ以上ネタバレしない様に気をつけます♪♪
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
※歴代の小説『吸血鬼ドラキュラ』の映画化作品まとめました♪こちらもどうぞ♪
ヴァン・ヘルシング 変わり果てた愛しき女 BRAM STOKER’S VAN HELSING
監督/脚本:スティーヴ・ローソン
出演:ヴァン・ヘルシング/マーク・トッピング
ルーシー/チャーリー・ボンド
アーサー/トム・ヘンドリク
ジョン/ジョー・ストリート
2021年/イギリス映画/85分
概要
2021年のイギリスの作品。配信のために作られた映画という事で劇場にはかかっていないっぽいです。その代わり2022年現在、AmazonのプライムビデオとかU-NEXT、RakutenTVでは視聴可能みたいですよ~。他の配信サービスでも期間限定などで観れてたりするみたいなので、探してみてもよいかと思います。
で、この作品の邦題がなんか仰々しかったので、どんなオリジナル作品かと思いきや、小説『ドラキュラ』のルーシーがやられてしまう部分だけを抜粋した作品でした(笑)。まあこういうのもアリかなと。
そんな訳なので派手なスプラッターシーンやらはほぼなく、地味~なドラマだったりします。しかも主役のヴァン・ヘルシングなんてめっちゃおじいちゃん♪♪そして低予算なのか、そんなに場所移動もありません。80%くらいは室内な気がします。でも役者さん達の演技や各キャラクターが非常に分かりやすく丁寧に作りこまれている(と思う)ので、飽きる事なく楽しめる1本。
序盤のあらすじ
アーサーの婚約者ルーシーは原因不明の病に倒れていた。主治医でルーシーに恋心を抱いていたジョンは師匠であるヴァン・ヘルシング博士にこの病を治してほしくアーサー邸に来てもらう。
キャストなど
主役のヴァン・ヘルシングを演じたのはかなりおじいちゃんに見えるマーク・トッピング。この方ずいぶん長いキャリアの持ち主かと思いきや、アメリカの映像サイトIMDbのデータですとキャリアスタートが2016年の短編って書いてある。しかも現在までに出演した作品はまだ7本。そんなバカな~。そんな訳でもうちょっとだけ調べましたらThe Manday Networkという……これはSNSなんですかねえ?でそれ以前や以外にも芝居などのキャリアは見つけられました。でもやっぱりよく分かんなかったですっっ。とりあえずめっちゃ顔が細くて一見頼りない感じですがとても味のある俳優さんでした。観てくうちにだんだんカッコよく見えていくというね♪
ルーシーを演じたのはチャーリー・ボンド。2011年の短編映画でデビュー。その後順調にキャリアを伸ばしていますね。ここ数年は特に出演映画(主役級)の作品が多いみたいです。ただ気のせいか低予算作品が多いような~……。最近ではプロデューサー業や作曲なんかにも名を連ねています。
ルーシーの主治医で髭もじゃのジョンを演じたのはジョー・ストリート。この方、とても素敵なオフィシャルサイトをお持ちでして、そこで調べたところですと2014年から俳優の活動をされているそうです。その後もTV(CMとかも)を中心に活躍されているみたいですね。今年は短編映画の脚本、製作にも挑戦されたそうで、今後に注目な俳優さん。ちなみに髭がないとけっこうなイケメンでした♪
ルーシーの婚約者で金持ちのアーサーを演じたのはトム・ヘンドリク。吉本新喜劇なら「ポットでしょ」と言われそうな高い鼻の持ち主。2014年に短編映画でデビュー。その後TVドラマや低予算の作品によく出演されていますね。今回の主役、マーク・トッピングとも何回か共演されています。そして主役級の役が多いので、いつかこの方も大化けするかもしれませんね♪
この作品の監督と脚本を担当したのはスティーブ・ローソン。1998年に短編『Dead Lane』を発表。その後、ほぼ自身で脚本を担当した映画を『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』『ブラック・クローラー -殺戮領域-』など20本監督されています。ただタイトルで想像つくかもですが、どれも低予算作品でアメリカの映像サイトIMDbでの評価はどれも低い……っっ。そして配信の作品も多そうですので、そのうちまたこの方の作品を観るかもしれません♪♪
個人的な感想
正直、配信のみの作品なので、全く期待していませんでした。
そのおかげかむしろ面白く観る事できましたね。
ゆっくり進む展開にダメな人は多いかも知れませんが、
ヴァン・ヘルシングが妙に味がありまして。
ジョンとアーサーの関係やそんな2人の心を掴んでいるルーシーが、
ちょいちょい渡辺直美に見えてしまうのも面白かったです♪♪
そんな魅力的な女性だったのかなあ~?
とか考えてはいけません。
そういうお話なんです♪
主治医のジョンも『フットルース』を歌っていたケニー・ロギンスみたいな立派なお鬚を生やしているけど、すごく誠実なキャラクターってのがまた良くて、
アーサーの金持ちならではの傲慢な性格とか、
その関係性も分かりやすく、しかも少し深堀している感じはとにかくよかったですね♪
強いて文句を書くとするとクライマックスの展開は、
ちょっと事件に発展しちゃうから展開的にどうなの?
とは思いました。
でもそれ以外は低予算という事を考えると全然ありな作品だったかと思います。
あ、もう1つ文句を書くとするならば、パッケージだけ見ると、
安いスプラッターにしか思えないので、
パッケージ詐欺と言われても仕方がないかも知れませんね。
これは安いドラマです♪♪あ、ほめてない……
でも『ドラキュラ』のバリエーションの1つとして見るにはおすすめかもしれません。
という訳で今回は『ヴァン・ヘルシング 変わり果てた愛しき女』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた~♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、The Manday Network、ジョー・ストリートのオフィシャルサイト
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