
こんにちは、ヒッチです。
今回は、2006年公開の中世を舞台にした吸血鬼アクションホラー、『ブラッドレイン』について書いてみようと思います。
ネタバレなしの方向で書きますので、よかったら読んでいってくださいませ♪
『ブラッドレイン』Blood Rayne
監督:ウーヴェ・ボル
脚本:グィネヴィア・ターナー
出演:レイン/クリスタナ・ローケン
キャタリン/ミシェル・ロドリゲス
ケイガン/ベン・キングズレー
ウラジミール/マイケル・マドセン
セバスチャン/マシュー・デイビス
2006年/アメリカ・ドイツ合作映画/94分
概要
PlayStation2とPCで、アメリカでは2002年、日本では2004年にリリースされたアクション・アドベンチャー・ホラーゲーム『ブラッドレイン』の映画化だそうです。監督はゴールデンラズベリー賞(最低映画賞)の監督賞を過去3回受賞したウーヴェ・ボル。主演は『ターミネーター3』で、シュワちゃんを追い詰めたクリスタナ・ローケンが務めています。わざわざルーマニアでロケをして、まあまあなお金がかかっているのがすぐに分かるのに、この映画もしっかりゴールデンラズベリー賞の各賞に、しっかりノミネートされた素晴らしい出来!まあまあ血が飛びまくる残酷描写ありの日本ではR-15指定映画となっております。
ちなみにこの作品、続編が2作作られていまして、それがこちらになります。
3作品とも、見事に評判が悪いので、観る時はそれなりの覚悟が必要かもしれません♪

序盤のあらすじ
中世のルーマニアでヴァンパイアハンターをしている3人は、世界征服を企む吸血鬼ケイガンの娘、レインの情報を仕入れて探す。そんなレインは見世物小屋でいい見世物になっていたが、男に襲われたのをきっかけに逃亡。自分の母を目の前で殺したケイガンに復讐するために、ケイガンの軍との戦いに身を投じていく~・・・。
キャストなど
まずはキャストではなく、監督さんを。ウーヴェ・ボルは西ドイツ出身の監督さんで、先にも書きましたが、ゴールデンラズベリー監督賞(最低監督賞)を過去3回受賞という輝かしい経歴の持ち主です。3回目の受賞の際には、最悪功績賞というおまけも頂いたそうな。そんな今回のこの作品も、最低映画賞のノミネートは受けましたが、残念ながら受賞は逃したんだそうです。また、ゲームの映画化をよくされていたようで、作品が上映される事にゲームファンからブーイングを浴びるといった、お家芸も持ち合わせています♪
主役のレインを務めたクリスタナ・ローケンは、先にも書きましたが、『ターミネーター3』の女性型ターミネーターを演じた女優さんとして有名かと思います。ただ、それ以外、これといったヒット作には恵まれていないようですね。その代わり、TVドラマでレギュラーをしていたりもするので、それなりに活躍はされているんだと思います。ただ、今回のレイン役は〜……何か格闘シーンがショボく見てしまったり、キャラ的に支離滅裂な部分が多いので、いくらいい女優さんだったとしても、あれではねえ〜って感じです♪
そのレインを追うヴァンパイアハンターの3人の中心メンバー、ウラジミールを演じたのはマイケル・マドセン。どっかで見たことある顔だ、と、思ったら、タランティーノ作品によく出演されている方でした。他にもいろんな作品に出演されており、とても渋くてカッコいい俳優さんですね。このウラジミール役も明らかに作品を引き締めている位置にいます。カッコいいっス!
ヴァンパイアハンターの1人、キャタリン役はミシェル・ロドリゲス。この方はファンが多い印象が強いですねえ~♪常にカッコいいですからね。分かりやすいところですと、『バイオハザード』の1作目の最後まで頑張っていた姉ちゃん、『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼルの勝気な彼女さん、『マチェーテ』のマチェーテの友達&その辺仕切ってた姉ちゃんなど。とにかく1回見ると印象に残るいい俳優さんだと思います。でも今回の役はさあ~(笑)。
ヴァンパイアハンターの1人、セバスチャンを演じたのは、マシュー・デイビス。『キューティ・ブロンド』に出てたみたいですが、まあ、覚えてないですな♪基本的にTVドラマが主のようで、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』とか、『レガシーズ』に出演されているそうです。けっこう2枚目さんです。
この映画のラスボス、ケイガンを演じたベン・キングズレー。この人もよく見る俳優さんのイメージが強いですねえ。有名な物ですと、『ガンジー』のガンジー役や『シンドラーのリスト』のシンドラーと一緒にいたオッチャン、『ヒューゴの不思議な発明』のエリメス役など多数。今回のラスボスは、何かエロ親父みたいにしか見えんかったけど、まあいいだろう♪
個人的な感想
いやあ~(笑)。
こりゃ何でしょうか(笑)。
ちゃんとお金のかかった映画でこれは~・・・そりゃゴールデンラズベリー賞にノミネートされますって!!
とにかくヒロインのレインのキャラがチョイチョイいかれポンチなんで、観てて、
はあ? なんで~?
と、言いたくなりました。
でも妙に血は飛ぶし、ただの悪趣味映画な気がしないでもないです。
ヒロインが無駄に脱いでるシーンもあるんですけど、
脱ぎ損だろ!!
って思いました。
ただ、何か元気な映画とも言えて、
この監督さんは、現代のエド・ウッドか?
な~んてちょっと思った次第です。ようはそういう映画です♪
そんな訳でよほどのマニアか、苦行をしたい方にはおすすめします♪
そういやこの作品、続編が2作あるんですよね。
ん~・・・観る事はないかなあ~(笑)♪
と、いう訳で今回、『ブラッドレイン』について書いてみました。
ほんじゃまた~♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、
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