ゴシック・ロリータ映画の最高峰…らしいです『闇のバイブル 聖少女の詩』ってこんな作品でした。

こんにちは、ヒッチです。

今回は1970年の映画『闇のバイブル 聖少女の詩』についてザックリ書いていこうと思います。

今回もネタバレなし…というかこの作品、そういう感じじゃないんですよね〜(笑)。

何とか書いていこうと思います。

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

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闇のバイブル 聖少女の詩 Valerie a týden divu

監督/脚本:ヤロミール・イレシュ

脚本:エステル・クルンバホバ

原作:ヴィーチェスラフ・ネズヴァル

出演:ヴァレリエ/ヤロスラヴァ・シャレロヴァ

   おばあさま、エルサ、おかあさま/ヘレナ・アニェゾヴァ

   オルリーク/ペートル・コプリヴァ

1970年/チェコスロバキア映画/74分

概要

1970年のチェコスロバキアの映画。原作は1945年にヴィーチェスラフ・ネズヴァルという方が書いた『少女ヴァレリエと不思議な一週間』という小説。

原作本の宣伝文句に“アリスファン必読!”と書かれていますように、原作がけっこうフワっとした小説らしいです(読んでいないので語れませんっっ)。

実はそんな原作をそれなりに映画化している作品なんだそう。もう“アリス”という単語が出た時点で少女が主役で夢現実か分からなくなるお話というのが分かるかと思います。

実際にこの映画もかなり幻想的でして、最初から夢か現実かよく分からない展開満載です♪

そしてロリータ要素も加わってなんかちょっとエロいシーンあったり、ゴシックホラーらしく吸血鬼がいい感じで絡んできたり、なぜか登場人物の大半の顔が白かったりとしますが、映像が耽美的で美しかったり、なんか妙にいい作品の雰囲気で、よく分からないまでも何か観てしまう不思議な魅力を持っています

ちょっと残酷なシーンや動物虐待チックなシーンがなくはないですが、それ以上に芸術映画としての立場が大きい作品なので、合う人と合わない人の評価がバッサリ別れそうな気がします。

こんな作品ですが、制作の過程で色々あったようで、元の脚本はエステル・クルンバホバさんが完成させて、1968年に映画プロダクションからの承認を受けて、彼女の旦那さんのヤン・ニェメツさんが監督なり、プロジェクトはスタートしたそうです。が、同年8月に「ソ連によるチェコスロヴァキアへの軍事侵攻」という事件が起こるとニェメツさんは映画会社から解雇されてしまい(解雇の理由まで分かりませんでしたっっ)、一度ストップ。その後、プロジェクトはヤロミール・イレシュさんの手に渡ったそう。でもこのイレシュさん、1969年の『Žert』という映画が共産主義当局から上映禁止とされたらい。でも大丈夫だったようで、脚本のクルンバホバさんと協力して共産党に引っかからないように脚本を書き直したそう。そしてオーディションをして1500人の中から主演のヤロスラヴァ・シャレロヴァを選んだんだそうですよ〜。

1970年10月にチェコスロバキアで公開が開始され、先に書いたように少しお色気があったりするのもあって、イタリアやアルゼンチンでは18歳未満お断りになっていたり、各国で上映時期や検閲にそこそこ引っかかっています

しかし作品としての評価は高くて、アメリカのサイトIMDbでの評価は⭐︎10点満点中7.1と、かなり高めです。

序盤のあらすじ

夜、イスで寝ている の耳元からイヤリングを取り、去っていく少年。気がついた少女は灯りを持って庭で出ると気配を感じ「誰?」と叫びます。すると一瞬吸血鬼の顔が覗かせたと思ったらイタチが鶏を襲っていました。日が昇り、水場で遊んだ少女の耳にイヤリングを戻す少年。「ヴァレリエすまない」と小屋に戻る少年に罰を与える吸血鬼なのでした。

キャストなど

主人公の少女ヴァレリエを演じたのはヤロスラヴァ・シャレロヴァ。先程も書きましたが、オーディションにより、1500人の中から選ばれたシンデレラガールってやつですね。この後もロリータ女優として売れ続けたようで、映画、TVドラマと活躍していましたが1993年を最後にキャリアが途絶えていますね。日本にあまり縁がないようで、彼女は出演した作品はこの作品と、23年にようやく公開した1970年の作品『ドント・クライ プリティ・ガールズ!』の2本だけみたいです。

ヴァラリエのおばあさま、エルサ、おかあさまの3役をこなした方はヘレナ・アニェゾヴァ。この方、たぶん女優が本業の方ではないと思われまして、1965年に女優としてデビューはされているんですけど、1970年のこの作品までに4本の作品にしか出演されていないんですよね。2005年にヤン・シュヴァンクマイエル監督の『ルナシー』に出演されているらしいんですけど、どうもこれもチョイ役のようです。そして1967年の映画で衣装デザイナーとしてクレジットされているんですが、これも69年までの4作品と1982年の1本と、計5本という少なさ。なのできっとデザイナー関連のお仕事をされていたのでしょう。2015年にお亡くなりになったとの事です。

ヴァラリエの味方オルリークを演じたのはペートル・コプリヴァ。1967年スクリーンデビュー。その後も映画、TVドラマにと1977年までに計9本出演されていますが、この方もここでキャリアが止まってしまっていますねっっ。その後1999年に短編映画のプロデューサーにクレジットされていますが、それもこれ1本だけですので、現在は映画業界とは関係ないお仕事をされていると思われます。

この作品の監督と共同脚本を手がけたのはヤロミール・イレシュ。この方1958年に自身の脚本で短編映画を発表。その後も数本短編を発表した後、1964年『Krik』で長編映画監督デビュー。その後も短編、長編とかなりの数の作品を発表されていますね。ただやはり日本とは縁がないようでして、日本で過去に公開やビデオで販売された作品はこの作品含めて4作品のみ、さらに現在観ることが容易なのはこの作品のみのようです。2001年に亡くなったとの事です。

個人的な感想

え〜…これ、一回で観て、分かる人いるんですかねえ(笑)?

正直、何をやっているのかよく分かりませんでした(笑)♪♪

ただ、じゃあつまらなかったのか?と言うとそうでもなくて、

なんか観れちゃう。

何とも言えない魅力があるんだと思います。

とにかく全体的にフワッとしているので、

フワッとお話は理解したような?してないような?なんですけど、

観た後に悪い気はしなかったです。

ただ、あれはハッピーエンドって事なのか?

何か全て分かってない気がする〜っっ……。

感想になってないですねっっ。

概要にも書いたんですが、とにかく芸術映画要素が強い作品なので、

エンタメ映画じゃないと耐えれん!という人には向かないかも(笑)。

ヨーロッパ映画にありがちな気がしないでもないんですが、

このフワっと感は観てみないとその人に合うかどうか分かりませんからね〜っっ。

私みたく『ノスフェラトゥ』がめっちゃ好き!

でもどう勧めていいのか分からない〜(笑)的な人はけっこう好きだと思います♪♪

まあ後ロリコンな方にもおすすめしてもいいかな(笑)。

もうこれ以上何書いていいのか分かんないので今回はもう〆ます。

という訳で今回は『闇のバイブル 聖少女の詩』についてザックリ書いてみました。

んじゃまた〜♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema

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