『ドラキュラ(1992)』ってこんな作品!コッポラ監督による原作に忠実と言ってますが違うでしょ!

こんにちは、ヒッチです。

今回は、世間では一番有名であろうドラキュラ映画、

『ドラキュラ(1992)』について、ザックリ書いていこうと思います。

今回もしっかりネタバレしますので、この作品を観たい‼️と、思っている方は、読まないでくださいませー♪♪

※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪

※歴代の小説『吸血鬼ドラキュラ』の映画化作品まとめました♪こちらもどうぞ♪

スポンサーリンク

ドラキュラ Bram Stoker’s Dracula


監督:フランシス・フォード・コッポラ

脚本:ジェイムズ・V・ハート

ドラキュラ伯爵:ゲイリー・オールドマン

ミナ・マーレイ/エリザベータ:ウィノナ・ライダー

ジョナサン・ハーカー:キアヌ・リーブス

エイブラハム・ヴァン・ヘルシング教授:アンソニー・ホプキンス

1992年/アメリカ映画/128分

2024年7月時点での配信状況

初回は30日間無料 600円(税込)だそうです♪




初回は31日間無料 2,189円(税込)だそうです。
Rakuten TV基本料が無料でログイン不要で観る事が出来るそうですが、有料動画もあります。
定額プランなどいろいろあります。

概要

『ゴッド・ファーザー』のコッポラが監督ドラキュラ役にゲイリー・オールドマン、ヒロインのミナ役にウィノナ・ライダーを迎え作られた大作です。

原作に忠実というのが“売り”だと思っていました。

実際、かなり展開は原作に近いんですが、根本の部分がめっちゃ変わってます。

でも衣装が凄くってアカデミー賞を受賞しちゃったり、

「傑作!」と、絶賛する人がいる一方、

「これはちょっと…」と、敬遠する人もいるけっこう見た人によって意見が分かれる作品かな〜って思っています。

原作との違い(ネタバレします)

基本的に展開は原作どおりだと思います。

と、言いながら原作を読んだのがもう20年くらい前なのであんまり覚えていないんですけど。

ただ決定的に違う事がありまして、

ジョナサン・ハーカーの婚約者のミナが、ドラキュラを愛してしまうというところでしょう。

原作ではミナが血を吸われた後にそれを思い出し、

メッチャ嫌悪するくだりがあるんですけど、この映画では当然ありません。

それどころか最後は明らかにドラキュラの味方・・というか恋人になっています。

でも最後のとどめを刺すのもミナなんですけど。

豪華役者陣

ドラキュラ……ゲイリー・オールドマン

この方が起用されたのも当時話題でした。私、当時この人知らなかったんですよね~。

実際にまだ『レオン』より前の作品ですしまだこれからの人ってイメージが当時は強かったです。いろんなメイクで作品中変化します。

ミナ……ウィノナ・ライダー

これは諸説あるんですが、コッポラ監督の『ゴッド・ファーザー・パート3』に出演できなかったウィノナ・ライダーがこの作品の脚本をコッポラに持ち込んだという話を何度か聞いた気がします。

ホントかなあ?ドラキュラとジョナサンとの間で揺れるミナを好演してるんだと思います。たぶん。

ジョナサン・ハーカー……キアヌ・リーヴス

なんかこの頃のキアヌ・リーヴスってすんごい大根に何故か見えて私は嫌い。今はそんな事思わないですけど(笑)。

ヴァン・ヘルシング教授……アンソニー・ホプキンス

個人的にはこの人のヘルシング教授が一番原作のイメージに合っていると当時思いました。

ものすごい元気で活発なジジイ(笑)なんですよね。そのヘルシング教授をとても楽しそうに演じています。

当時は『羊たちの沈黙』でアカデミー賞を取ってノリに乗っていた時だったと思います。

その他・・・

まずこの作品を語る上で必ず話題になるのが、衣装やセットの豪華さです。

とにかくやたら豪華。なんかスゲ~。

そんな豪華な衣装とかを担当したのは日本人の石岡瑛子さん。

何か凄すぎるのでアカデミー賞も受賞しましたよ♪♪

その他にもメイクアップ賞、音響効果編集賞の計3部門を受賞する快挙を成し遂げたのでした。

これは本当にすごい!!

と、ここまで書いてきましたが、

個人的な感想は・・・

大嫌い(笑)♪♪

ここから文句しか出ないので、この作品が好きな人、ごめんなさい。先に謝ります。

あくまで個人的感想ですから(笑)。

当時は「ドラキュラ」に何の知識もなく、ウィノナ・ライダーが好きだったからビデオを借りて見たんですが、

この作品以降、彼女の作品を見なくなるくらい個人的の面白くなかったです。

それはたぶん、期待をし過ぎたから・・・だけでもなく、やはりドラキュラに心を奪われるミナに全く共感が出来なかったからじゃないですかねえ?

後、その豪華な衣装やセットがストーリーから浮いている印象があります。何か違和感しかないんですよ(笑)。

それと特撮がわざとか?って思うほどチャチに見えて、セットが豪華なのにB級映画を見てるような錯覚を覚えます。

これが本当に『ゴッド・ファーザー』を撮ったコッポラ監督の作品か?と今でも思うくらい何か好きになれません。

レンフィールドの扱いもあんなだっけ?って今になると思うし。でもたぶん一番嫌いな点は、こんな根本を変えちゃってるのに原題が、

BRAM STOKER’S DRACULA(グラム・ストーカーのドラキュラ)

ってトコじゃないですかねえ。何か図々しい!って思ってます。

でもグラム・ストーカーは

「こんな改変もあるんだ~。面白♪♪」

って天国で言ってそうな気がするんですけどね~(笑)。

そんな訳で最後にもう一度、好きだった方ごめんなさい!と、謝って〆ます。

んじゃまた~♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema

タイトルとURLをコピーしました