
こんにちは、ヒッチです。
今回は2025年7月公開の映画『ババンババンバンバンパイア』について、ザックリ書いていこうと思います。
今回もなるべくネタバレなしの予定です。
※その前に、吸血鬼年表を作りました。よかったら見てやってくださいませ♪
ババンババンバンバンパイア Baban Baban Ban Vampire

監督:浜崎慎治
脚本:松田裕子
原作:奥嶋ひろまさ 『ババンババンバンバンパイア』(秋田書店『別冊少年チャンピオン』連載
出演:森蘭丸/吉沢亮
立野李仁/板垣李光人
篠塚葵/原菜乃華
フランケン/関口メンディー
坂本梅太郎/満島真之介
森長可/眞栄田郷敦
2025年/日本/105分
※2025年現在全国公開中、今作のオフィシャルサイトはこちら♪
概要
2025年の日本映画。本当は25年の2月に公開予定でしたが訳あって7月延期になりました。そこは忘れてあげて(笑)♪
で、この延期のおかげで同じく吉沢亮さんが主演した『国宝』が先に公開、これがめっちゃ話題になったおかげであまりに真逆と思われる今作にも注目が集まっていると思われます(笑)。
原作は『別冊少年チャンピオン』で2021年から連載されているおバカコメディ漫画。450歳の銭湯で働くバンパイアがそこの息子の純粋無垢な童貞の血を18歳になったら吸いたいのでそれまで童貞を守ろうとするという内容。
なんでも松竹の鴨井雄一プロデューサーが原作の奥嶋ひろまさ先生と原作漫画の連載が始まったころにお知り合いになったそうで、原作を読んだ鴨井さんが「こりゃ映画にしたい!」ってなところからお話が大きくなっていってテレビ朝日の井上千尋プロデューサーも加わってアニメ化、映画化という流れができたそうな。
そんな最初から情熱のこもった今作、制作陣もキャスト陣もめっちゃガンバってたみたいで、原作リスペクトのかなり高い作品に仕上がっています。特に主人公2人のビジュアルだけでも完璧なのに、キャラクターも漫画から出てきたかのような素晴らしさ。
とにかく演者さんたちの演技(コメディという意味も含め)素晴らしくて、それをまとめた浜崎慎治監督の手腕が見事にはっきされていて、日本のメジャー作品でコメディとしてでも吸血鬼映画が公開されたのは快挙な気がします♪
コメディと言っても吸血鬼映画ですので、ちゃんと吸血鬼としての怖いコトロを出しているのも今作の良い点かと。そしてアクションもそこそこありますので、映画としての見どころも多い作品。そしてちゃんといい感じの落とし所で終わっているのもポイント高し!だと思います♪
あ、ちなみに英語表記は今のところ『Baban Baban Ban Vampire』のようです(笑)♪なんだと思ってるんでしょうね?このタイトル(笑)♪
原作 ババンババンバンバンパイア
奥嶋ひろまさ著 『ババンババンバンバンパイア』
2021年11月から別冊少年チャンピオンで連載されているコメディ漫画。現在単行本が11巻まで販売されていまして、雑誌の方でも絶賛連載中とのコト。
作者の奥嶋ひろまさ先生は尊敬している先生が猿渡哲也先生、好きな先生が井上雄彦先生とウィキペディアに書いてありまして、絵柄にはその影響が色濃く反映されている印象です♪でも作風は今作を読むかぎり、全然違ってましてとても読みやすいですし、単純にめっちゃ面白いです♪
2025年1月からはテレビ朝日系列でTVアニメ化もされ、ネットではNetflixで独占配信されています。契約していない私は観れないのでしたっっ。こういうの何とかしてっっ。
評価
IMDb | 6.2/10 |
Rotten Tomatoes | トマトメーター(批評家の評価)…未評価 視聴者スコア…未評価 |
映画データベース-allcinema | 8.0/10 |
Filmarks | 3.9/5 |
Amazon | 未評価 |
え~……AmazonはまだDVD販売も配信もしていないので未評価、そしてRotten Tomatoesもアメリカのサイトなので未評価……と思ったらIMDbでもう点数ついてる~~~~~っっ!!アメリカのサイトなのに~~~~っっ。
ほぼほぼ絶賛されているんですけど、やっぱり『国宝』効果はあるようでギャップにやられている人多数(笑)。そしてミュージカルパートを褒める方も多いですね♪ごくたまに否定的な意見として「途中ちょっとダレる」や「ハマんなかった」という意見も。まあ人それぞれという事で♪
あらすじ
銭湯で住み込みのバイトをしている森蘭丸の正体は450歳のバンパイア。何よりも“18歳童貞の血”を好む彼は、銭湯の一人息子で15歳の天真爛漫ピュアボーイ、立野李仁の健やかな成長を心から願い、日夜見守り続けてきた。ところがある日、李仁がクラスメイトの篠塚葵に一目ぼれしてしまい、大切な李仁の純潔に最大の危機が訪れる。何としても至高の血を味わいたい蘭丸は、決死の童貞喪失阻止作戦を決行する。ところが、よりによって葵がそんな蘭丸に恋心を抱いてしまうのだったが…。
映画データベース-allcinemaより引用

個人的な感想
今作がメジャー公開(って言えばいいんかな?)してくれたおかげで、一番近い岡崎のウイングタウンで公開してくれていました♪そして平日のお昼過ぎの上映で鑑賞できました♪でもお客さん、お年を召した方々が10人くらいしかおらんかった…まあ、田舎なんで……
ちなみに私は原作は単行本で3巻分くらいまで読んでます。全部読みたかったけど、間に合いませんでした〜〜。
んん〜〜…っと…。
面白かったです。面白かったですけど……
ちょっとBGMが…個人的には邪魔だったですかねえ〜…
役者さんたちは完璧だと思いました♪各キャラクターのそれぞれの歌も全然アリだと思いました♪原作の雰囲気に近い印象でビックリ!
ビジュアルを見た瞬間に「そのまんまだっっ!」と驚いた吉沢亮さんはホントにあの蘭丸にハマってるしやりきってる感じがして素晴らしいと思いましたし、
李仁くんの李仁くん感がそのまんまで正直驚きました(笑)。原作漫画のモデルになった板垣李光人さんがそのまんま演じてるとはいえ、予告編を見た時は心配していたんですけど、めっちゃハマってましたね♪
ヒロインの原菜乃華さんは、個人的には原作イメージと気持ち違う感じでしたが、ほりゃ惚れるでしょって思うくらいかわいいし(笑)面白いし素晴らしかったですね!!
そして正直メンディーさんはナメてた(笑)。見た目はなんか違った気がしますがめっちゃハマってて私は大好きでした♪
ただ、先生ってあんなキャラクターでしたっけ(笑)♪でも全然よかったです♪♪
そして全体的に思ったんですが原作よりキャラクターの変態度が増してたように感じたのは実写だからですかね?生っぽくどうしてなりますから♪
そんな感じで基本的には楽しめたんですっっ♪♪
でも、なんかBGMがノイズというか、
この場面でこの曲?
って実はいちいち感じられてしまい、せっかくのシーンも楽しみきれなかった気がします。
後、これは予告編でも(ヤバい気がする〜…)と思っていたんですけど、蘭丸の妄想?シーン、あれはなくてよかった気がしますけどねえっっ。ちょっと観てて楽しかったリズムが崩れるというか、あれが入る度に冷めちゃうというか、浮いているように感じました。
あの感じ、邦画特有な気がしてまして、私はあの感じがあまり好きではないんですよねえっっ。なのでそれさえなければなあ〜…って、どうしても思ってしまったのでした。
そしてお話ですが途中までしか分かっていないので、後半からの予想外の展開はとても楽しめました♪あれも原作どおりなんですかね?
まあ、ラストはちょっと引っかかりましたけど(笑)。
それでも全体的には楽しめたと思います。
続編も出来そうな作品ですし、役者陣皆さんホントに素晴らしかったですので、もし続きを作るのなら全員続投でお願いします♪つーかTV朝が絡んでいるので、どうにかしそうな気がする~……
こんな感じでして、老若男女、誰それ構わず観やすい吸血鬼映画としては珍しく窓口の広い作品だと思いますので、どなたにでもおすすめできるかと思います♪♪
という訳で今回は『ババンババンバンバンパイア』についてザックリ書いてみました♪♪
んじゃまた〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、Rotten Tomatoes、Filmarks