5月5日は奥さんが保護した茶トラブンブンの誕生日と決まった日です。

 こんにちは。今回は先日ウチで1番元気で1番ヤンチャな茶トラのブンブンの1歳の誕生日(勝手に決めた日)だったので、ブンブンの事を書こうと思います。

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・ブンブン保護する

 そもそも奥さんが保護したのは7月1日。その日は平日、私は会社で仕事をしていました。すると、ふだん電話なんてかけてこない奥さんから電話が。

「ネコを拾った。帰ってこれない?」

と、いうものでした。

(ええ~~~~っっ!!マジで~~~~~っっ!!)

と、私は思ったのですが、この時すでにネコを多頭飼いしても問題ないように、一軒家を購入した後でしたので、内心(来たかっ)と、という思いでした。

 私は上司に「用事ができた。」と言って早退し、午後の2時前ぐらいに家に戻ると、洗面の部屋に奥さんと小さい茶トラの子ネコがいました。その子は奥さんに必死になってしがみついて甘えています。

 最初の私の素直な印象は、「目が吊り上がっててブサイク!」でした。奥さんにその茶トラはどこで?と、聞くと、

「お向かいさん宅の外に設置してある水道の流し台の下の空間でひたすら鳴いていたところを保護した。それによく考えてみると、前々日ぐらいから、家の近くで何かが鳴いているような声は聞こえていた。」

とのこと。私は言われてみれば~・・・ぐらいだったんですが、確かに家の中にいて、変な鳴き声を聞いた記憶がありました。まあその時の鳴き声がこの子かは分かりませんが、今はウチで保護している。それにもう奥さんが動物病院へ連れて行ってくれていて、風邪をひいてるからと薬ももらってきていました。

 あれ?この後、仕事を早退した私は何をするのかな~?と、思ったら、奥さんが職場へ行きたいから、お守りをしてほしい!ということでした。

 なるほど~。全然OKです。となり、まだ奥さんに時間があったので、名前の話になりました。この時すでに、ウチにはチロとクロという先住ネコがおり、その名前が白っぽいけどちょっと違うからチロ、黒っぽいからクロ、と、大変分かりやすい名前をつけていました。

 なので今回も色だろう。と、なり、”茶色=ブラウン”から、かわいくないので”ブンブン”と、あっさり決まりました。

 そんなブンブンは、何か病気を持っているといけないのと、免疫力が備わっていないので、ワクチン注射を2回すますまでは、しばらく他のイヌやネコたちとは離して育てる事になりました。

 その期間、約2カ月。これがけっこう大変で、午前中は奥さんがブンブンのところへ行ったりチロとクロのところへ帰ったりを繰り返し、私が6時に帰ったらやっぱりブンブンのところへ行ったりチロとクロのところへ帰ったりの繰り返しの生活を1、2時間づつしていました。

 そんな中、ブンブンのウンコの中に白い糸みたいのが入っていました。これは何?と、思いましたが、すぐに線虫、という寄生虫だと気づきました。これは大変!と思い、病院で診てもらうと、すぐに虫下しをくれて、結果すぐにお腹の中からそこそこな量の死んでると思われる線虫が出てきて、一件落着したのでした。

 ブンブンの危機はこれぐらいで後はすくすく育ち、2カ月過ぎたころ、ついに他のイヌ、ネコたちとご対面の日がやってきました。

・ブンブンみんなと対面する

 すくすく育ったブンブンですが、ウチの他の子たちにはまだ会ってはいませんでした。ただ、ドア越しに何度かお互いに声を聴かせたことがあったので、お互いに、「なんかいる!?」と、認識はしていたハズです。

 そして、まずはイヌのアキとご対面しました。アキは子供のころにネコと住んでいた時期があり、ネコが大好きだったのでブンブンには全く抵抗はありませんでした。ブンブンも最初こそちょっとビックリしたみたいでしたが、すぐに慣れて、じゃれ始めました。この時にブンブンの度胸がすごいことに気づくべきでした。

 問題はここからでした。先住ネコのチロとクロは、小さいころには数人の人と面識はありましたが、それ以外は人はもちろん、ネコとも会っていません。なので、いきなり同じネコが目の前に現れたらどうなるだろう?と、私たちは不安で、でもこれでやっと同じ部屋で暮らせる!という安堵した気持ちの両方で、けっこう舞い上がっていました。

 ブンブンをケージごと先住ネコのいるリビングに入れると、やはりネコ2匹は固まり、1時間近く硬直状態に。アキはソワソワしたり自分たちのようすをみたり。そしてブンブンはただただ「ケージから出して~!!」と、鳴き続けていました。その後、チロは初めて見るよそ者を観察すべく、ケージの近くにまでは来ますが、ブンブンがそれに気づくと慌てて下がる、の繰り返しです。こんな状態がしばらく続きました。

 まあ、初日はこんなものか~・・・、と思った私たちは、もうネコ3匹は対面をすませたし、リビングの隅にブンブンのケージを置くことにして、少しづつ慣らしていこう、と、いう事になりました。

※ホントは対面させた後も、しばらくは別々の部屋で暮らさせて毎日すこしづつ対面させてお互いが問題ない感じになったら、同じ部屋に暮らさせるのがベストらしいです。

  そして、ブンブンのケージの水を変えてあげようとケージの入り口を開けた途端、ブンブンは飛び出し、近くにいたチロめがけて猛ダッシュをしました。ビックリしたチロも猛ダッシュで逃げ、2階の寝室の自分たちのケージまで逃げ、2匹の硬直状態が始まりました。私たちは「ヤベっっ!!」と、思いながらも少し楽しんでしまったのでしっかりカメラで撮影してしまいました(猛烈に反省)。クロはすでに逃げていたのですが、自分のいる部屋に会ったばかりのネコが来たのでさらに避難しました。

・硬直期間にはいる

 こんなやり取りがあった後、2、3週間ぐらいチロとクロはブンブンのいるリビングへ来なくなりました。私たちは、軽率なことをしてしまったと、今後を心配し始めていました。最悪、リビングはブンブンの部屋、寝室はチロとクロの部屋に分けないといけないのではないか?という話もしました。

 そんな感じでしたが、せっかくブンブンをリビングに連れてきたのにケージから出さないのもかわいそう、という事から少しづつ、自分たちのいる間は出すことにしました。しかし、出すとブンブンは2匹に会いたいようで、猛ダッシュで2階へ上がって行き、硬直状態に。こりゃダメだ。と、すぐに戻すという、この繰り返しでした。

 でも時間が経つにつれ、チロがブンブンの寝てるケージのようすを見に来てくれるようになり、クロもちょっとづつリビングのようすを見に来るようになってくれました。

ブンブンのケージを伺う先住ネコのチロとクロ

リビングのケージの中で出たいと思いながら寝落ちするブンブン

 そんな期間は2、3カ月続きました。でも少しづつ先住ネコ2匹がブンブンに慣れてきて、リビングに顔を出すようになったのはかなり安心しました。なにせ、この家の作りは変わっていて、リビングから寝室の扉まで部屋を仕切る扉がないので、完全に先住ネコとしんいりネコが決別してしまうと、今後の生活がかなり難しく感じていたからです。

 チロとクロはブンブンを見ると避けますが、ブンブンは相手をしてほしくてしょうがないですから自分から2匹に向かって突進していきます。当然2匹は逃げます。またはケンカが始まります。

 さらに2,3カ月経ちますと、最初は遠慮?人見知り(ネコ見知り?)をしていてケンカを避けていたクロも、だんだん慣れてきて、ブンブンに容赦がなくなっていったので、私たちはホントに安心しました。

 そしてブンブンも去勢手術を無事に終わらせ、全く大人しくはなりませんでしたが、少し大人になってきたのか最近はチロとクロとそんなにケンカもしなくなり、たまに隣同士で寝るまでになりました。それでもヤンチャっぷりは健在ですけどね。

 と、いう訳でブンブンのこの1年弱を書いてみました。私たちの間違いは明らかにご対面の仕方がザツ!だった、というトコです。これに反省して次のネコを迎えた時にはもう少し慎重にご対面をしたいと思っています。

 このご対面の仕方も勉強の意味もこめて、調べて記事に出来たらいいなあ~・・・と思っていますので、アドバイス等ありましたら是非!お願いします!!

と、いう訳でではまた~♪♪

 

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