日本のアニメに影響を受けた監督さんが作った超B級作品『ブラッディ・マロリー』ってこんな作品でした。

こんにちは、ヒッチです。

今回は2002年の作品『ブラッディ・マロリー』についてザックリ書いていこうと思います。

今回もネタバレなしの予定です。

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ブラッディ・マロリー BLOODY MALLORY

監督:ジュリアン・マニア

脚本:ジュリアン・マニア/ステファーヌ・カザンジャン

音楽:川井憲次

出演:マロリー/オリヴィア・ボナミー

   カラス神父/アドリア・コラド

   ヴェナ・カヴァ/ジェフ・リビエ

   トーキング・ティナ/ティルダ・バレ

   レディ・ヴァランティーヌ/ヴァレンティナ・ヴァルガス

   ヒロエニムス1世教皇/ローラン・スピルヴォーゲル

   マロリーの悪夢のような夫/ジュリアン・ボワッスリエ

2002年/フランス映画/94分

概要

2002年のフランス映画で、監督/脚本を務めたジュリアン・マニアの初長編監督作品。吸血鬼映画ではなく吸血鬼も出てくる映画。他にもグールやゾンビ、悪魔など何でもござれのごった煮映画です♪♪こだわりが強いようで、日本のアニメや漫画の雰囲気が展開も含めてめっちゃ盛り込まれてられ、音楽もわざわざ日本の川井憲次に頼んだとのこと。そんなこだわりの強い作品ですが、開始5分でめっちゃ安い映画と感じます。しかしそれを補うテンポの良さや個性的なキャラクター達、無駄に大きくなる80年代アニメのような展開と見どころがとても多く(実は低予算じゃないのかな?)、作品にパワーがあるのでハマれば楽しく鑑賞出来ると思います。ただしフランス映画特有(なのか?)独特のテンポと全体的にゆるいダメな人はダメかと。まあ、『タクシー』シリーズ『バーバレラ』が楽しめた方なら楽しめるんじゃないかな〜……って。ちなみに興行的には失敗してるようで、アメリカのサイトIMDbの評価も☆10点満点中4.4と微妙……。

序盤のあらすじ

結婚式当日、吸血鬼に変貌した夫を斧で殺したマロリーは、その日から吸血鬼や超常現象の専門家として爆発物の専門家のヴェナ・カヴァ、言葉は話せないがテレパスのトーキング・ティナと共に政府に頼まれた闇の仕事を請け負うのであった。

キャストなど

主人公のマロリーを演じたのはオリヴィア・ボナミー。1994年TVドラマデビュー。その後すぐに売れっ子になったみたいです。2001年公開の『Sur mes lèvres』での演技が評価され、満を辞してこの『ブラッディ・マロリー』で主演しましたが、しっかり興行的にコケてこれが尾を引いちゃったみたいです(笑)。そんな事を言われながらもキャリアは順調に重ねていき、現在でもドラマ、映画と売れまくっているみたいです。私生活ではフランスらしく結婚こそしていないものの、俳優さんとの間にお子さんが2人がいらっしゃるそうです。

マロリーに助けられるカラス神父を演じたのはアドリア・コラド。この方スペインの俳優さんなんですが、多分めっちゃ賢い方でスペイン語、フランス語、英語、カタロニア語の4ヶ国語を話せるそうです。モデルの仕事をしたり、妹さんとレストラン経営もしてたりするそうですよ。で、本業の俳優としては1994年TVドラマでデビュー。その後主に脇役で活躍されていますが、TV、映画と現在でもキャリアを順調に重ねているよいうです。『エビータ』なんて大作にも顔を出してたりします♪

マロリーの仲間、爆発物の専門家ヴェナ・カヴァを演じたのはジェフ・リビエ。この方、あまり資料が見つからなくてですねえ、1989年のTVドラマで子役としてデビューされているんですが、その後あまり俳優としてのキャリアはあまりなく、この作品まで9本の作品に出演した後、キャリアが途絶えているようです。ただ本物のドラァグクィーンだそうで、何か別のショービスで活躍されているのかもしれませんね。

マロリーの仲間のトーキング・ティナを演じたのは当時子役だったティルダ・バレ。1999年TVドラマでデビュー。その後2012年までに9本の作品に出演されていますが、その後キャリアが途絶えています。まあ子役なんでねえ。別の道に行った可能性高いですね♪♪でも大きくなった写真が1枚出てきて、めっちゃかわいくなってました♪

悪〜い計画と立てた吸血鬼、レディ・ヴァランティーヌにはヴァレンティナ・ヴァルガス。チリのサンディエゴ出身の女優さんだそうで、主にフランスで活躍されているとの事です。この方も語学に堪能なようでスペイン語、フランス語、英語と話せるらしいですよ〜。デビューは1985年の映画。翌年、ショーン・コネリー主演の『薔薇の名前』で注目されたそうで、『グラン・ブルー』『ストリート・オブ・ノー・リターン』などに出演。『ヘルレイザー4』アンジェリーク役でホラーファンにもお馴染みらしいです♪

話のキーパーソンの教皇を演じたのはローラン・スピルヴォーゲル。この方俳優、舞台監督、コメディアンの顔を持つ実力派だそうです。DVDの紹介によりますと、11人の女性と10人の男性を1人で入れ替わり立ち替わり演じるワンマンショー『ローラン・スピルヴォーゲル』で知られているらしいです。自分の名前じゃん(笑)。TVや映画の仕事としては1978年の映画でエキストラ出演が最初のようですが、その後もどんどん仕事をこなしていき『フレンチ・キス』『Ronin』などの大作にも出演されています。

マロリーの悪夢のような夫、という役を演じたのはジュリアン・ボワッスリエ。どうもこの方フランスでは大御所になりつつある俳優さんのようで、いくつもの賞もとっているみたいですね。1996年TVドラマデビュー。その後もTVを中心に活躍されているようです。その後映画にも出演されるようになり、『メトロで恋して』『アルジャーノンに花束を』『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』など日本でもDVD化されている作品に出演されています。

写真のDVDはレンタル落ちの物ですが、販売用のパッケージはなぜか80年代アニメ調のイラストだったりします♪

今作の監督/脚本を担当したのはジュリアン・マニア。そもそもがかなりなSF/ホラー/アニメマニアだそうで、映画界に入る前はアメリカでローカルTVの映画の批評家をしたり、月刊誌『エクラン・ファンタスティック』の映画ライターをしていたそうです。2000年に短編を作り、この作品で長編監督デビュー。その後2011年にミラ・ジョヴォヴィッチ主演の『フェイシズ』を発表していますが、監督業は短編を含めて4本しかありません。その代わり脚本家として活躍されていまして、しかも本人が大好きなアニメがほとんど♪♪中でも2019年Netflixより配信された3DCGアニメ『聖闘士星矢: Knights of the Zodiac』にも脚本として1話だけですが参加されたようで、絶対本人ノリノリだった事でしょう♪♪

この作品の音楽を担当しているのは日本人の川井憲次劇伴作曲家(映画やTVドラマなどのサントラの作曲家ということでいいと思う)で活躍している方だそうです。あまりの仕事量の多さに調べてビックリしたんですが、最初のクレジットは1985年のOAV『ドリームハンターレム(麗夢)』らしいです。その後『めぞん一刻』『らんま1/2』『デビルマン 誕生編』など当時の人気アニメに携わる一方で、押井守監督の『紅い眼鏡』に携わった事から押井作品の常連になったらしいです。基本的にアニメの仕事がメインだったみたいですが、90年代中盤頃からTVドラマの音楽(『科捜研の女』シリーズなど)の仕事も増え始め、『リング』『リング2』といったどメジャー作品も担当していたりします。そして今作以外にも海外からも仕事が舞い込むようになったようで、香港映画の『イップ・マン』シリーズなども担当しているとの事です。面白いところでは『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』のOPテーマとかあるそうですよ〜♪

個人的な感想

軽い!!

とにかく全てが軽くポップで楽しい作品でした♪♪

ただ軽すぎるというか94分という短さなのか

感情移入する前からポンポンと話が進んでいくので、

序盤は流されるように観てしまい、ちょっと最初は乗り切れませんでした。

でもだんだんとこの世界観に慣れていき、最後にはけっこう楽しく鑑賞できました♪♪

個人的にはマロリーと夫がなぜ結婚まで行けたのかが気になったりしますが、

それはまあいいのでしょう。

マロリーのあの露出の多い格闘に全く適さない格好といい、

ヴェナ・カヴァのクソ派手な衣装といい、

ホントに80年代のオタク向けアニメを観ている感覚は80年代にがっつりオタクだった私には

心地よい感覚だったのでした♪♪

後、音楽の川井憲次のまたちょっと古めな感じなテクノな主題歌も映画にマッチして、

軽くて楽しい作品だと思いました♪♪

ラストの展開も二転三転してよくあるダメな吸血鬼映画と比べたら全然面白かったです♪♪

個人的には続編があっても良かったんじゃない?というくらい気に入った作品でした。

あ、だもネコ5匹飼っている私としては序盤の黒猫を車で轢くシーンはちょっと許せんな!!

という訳で今回は『ブラッディ・マロリー』についてザックリ書いてみました。

んじゃまた〜♪♪

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