フィリピンとアメリカの合作、そして一味違うヴァンパイアが堪能できます『ヴァンプ・ハンター』ってこんな作品でした。

こんにちは、ヒッチです。

今回は2016年の映画『ヴァンプ・ハンター』についてザックリ書いていこうと思います。

今回もネタバレなしの予定です。

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ヴァンプ・ハンター VAMPARIAH

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吸血鬼をはじめ「不死者」と呼ばれる暗闇の生き物すべてから、世界を守る使命を担った勇敢な女ハンター、マハール。ターゲットの中で最も手ごわいとされるのは、伝説の吸血鬼アスワンだった。そんなアスワンにかつて家族を奪われたマハールは、彼らを殺す機会を狙っていたのだが。

監督/脚本 : マシュー・アバヤ

脚本 : ローレンス・ヤフマー、シャノン・リー・L・パカオーン

出演:マハール/ケリー・ルー・デニス

   バンピネ/オーリーン・アルマリオ

   ハック・ダディ/ロベルト・ディビナ

   キルモア/スコット・マシソン

   ミシェル/アーリーン・ジョワ・ドレオン

2016年/フィリピン、アメリカ合作映画/90分

概要

珍しいフィリピンとアメリカの合作吸血鬼映画。舞台はアメリカのサンフランシスコなんですが、メインの美女達は皆フィリピンの方。この作品に登場する吸血鬼があまり日本人には馴染みがない“アスワン”というフィリピン伝来の妖怪昼間は人間として生活していますが、夜になると背中からコウモリの羽を生やして下半身を切り離し、人間の血と肉を求めて飛び出すという面白設定。そのアスワンをはじめとする闇の住人“不死者”と対峙するハンターのヒロインとの戦いを描いています。

低予算で作られたのは開始1分で分かる荒いCG妙に色の付いた画面などでZ映画級のヤバさ全開で始まりますが、実はよそういに比較的丁寧にお話は進行していきますし、アスワン以外の怪物もちょいちょい登場してちょっと面白要素お取り入れてまして、思ったより観やすいと思います。展開もそれなりに工夫されていて飽きる事なく鑑賞できるかと♪

それに吸血鬼映画らしく血の量はそれなりに多く、スプラッターな描写も多いので、血の苦手な人には向いていないかもしれません。でもホラー要素よりもアクション要素の方が上回っていますので、気軽にサクっと観るには打ってつけの作品かと思います。

なお、この作品『ロサンゼルス・アジア・パシフィック・フィルム・フェスティバル2016』という映画祭で上映されまして、視覚効果賞を受賞『アナザー・ホール・イン・ザ・ヘッド・フィルム・フェスティバル 2016』という映画祭でも“ベスト・ローカル映画”に選ばれています。

序盤のあらすじ

暗闇に生息する“不死者”を退治するハンターの1員マハール。彼女はその中でも最強と言われるアスワンという吸血鬼に家族を殺された過去を持ち、その復讐を果たすためアスワン退治に参加するのだが……

キャストなど

ヒロインのマハールを演じたのはケリー・ルー・デニス。2010年短編映画でデビュー。その後もTV、映画と活躍されているんですが、2016年の脚本/監督デビューもされておりまして、現在も短編作品ですが製作されているみたいです。

マハールとタッグを組む事になるバンピネにはオーリーン・アルマリオ。この方、全然キャリアが出てこなくってですねえっっ。女優としてはこの作品と短編映画2本しかキャリアが見つかりませんでしたっっ。ただ美術とプロダクション・デザイナーとして1作づつキャリアがありましてっっ。たぶん裏方とか舞台とか調べたらもっと出てくる気が……

マハールの唯一の理解者で友人のHDことハック・ダディを演じたのはロベルト・ディビナ。2005年のTVドラマでデビュー。その後TV映画などで活躍されていますが、2008年からはプロデューサーとして映画製作(主に短編)をされており、この作品もその1つでした♪しかも製作総指揮っぽいですっっ。ただこの作品以降も製作は全て短編っぽいので、この作品が思いの外成功しなかったのかなあ〜……って……。

この作品の監督と脚本の共同執筆を担当したのはマシュー・アバヤ。この方、本来は監督を目指して業界に入ったけどなぜか俳優が本業になっちゃってる方のようですね。監督としての1作目は2004年の短編映画。その後撮影監督などを経て2016年にこの作品を監督されましたが、次作の予定はあるみたいですが22年12月の段階ではまだキャストも決まっていない模様。その間に2011年に始めた俳優業はそれなりに好調なのか2018年、19年の映画では主役を演じてたりします。本人的にはどうなんですかね、こういう状況ってっっ。

個人的な感想

先にも書いた通り、最初は「Z級映画」を予想してしまったんですが、

最初の“掴み”で掴まされました(笑)。

私は好きです。

ただ、アスワンが空中戦を繰り広げたりするんですが、チョイチョイ何をやっているのか分からないくらいCGが荒い……というか展開が早いです。

なので置いてけぼりをくらうシーンもあったりしました。

それはお話にも言えまして、実は半分くらい分かっていないかもしれません(笑)。

何か、細かい設定や、サクッと大事な事を話して次に進んじゃうとかもチョイチョイあるんですよね。

まあアクションホラーなので、気にせず楽しむ事にしましたし、

ラストの展開も理解できてるハズ!なので問題ないでしょう♪♪

単純に楽しかったですしね♪♪

そのアスワンというフィリピン産の吸血鬼がかなり独特で面白かったです♪

上半身と下半身の分離シーンなんて初めて観ましたから♪

ヒロインの仲間もだんだんと個性を発揮して進めば進むほど面白くなっていきましたし♪

個人的にはこの作品の続きを作ってくれてもいいよ♪ってくらい気に入っています。

ただ、あくまでこれは個人的な感想。

Z級映画などを見慣れている人で、常に作品を鑑賞する時に期待しない人でないとおすすめできないかも〜っっ。

という訳で今回は『ヴァンプ・ハンター』についてザックリ書いてみました。

んじゃまた〜♪♪

※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema

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