
こんにちは、ヒッチです。
今回は2020年のストリーミング作品『アンダーワールド 新種襲来』について書いていこうと思います。
今回もなるべくネタバレなしの予定で書いていく予定です。
その前に『アンダーワールド』とそのジャケット詐欺作品をまとめた記事を作りましたので、よかったら見てやってくださいませ♪
アンダーワールドシリーズとアンダーワールドジャケット詐欺作品、ザックリまとめました。
アンダーワールド 新種襲来 Broil
監督/脚本:エドワード・ドライク
出演:チャンス/エイブリー・コンラッド
オーガスト/ティモシー・マーフィー
シドニー“シェフ”/ジョナサン・リプニッキ
2020年/アメリカ映画/90分
概要
2020年の今どきっぽいストリーミング作品。でもちゃんとDVDも発売されています。
原題は「Broil」。「煎る」や「炒る」といったじりじり焼く感じの意味。しかしどういう経緯かよく分かりませんが邦題は『アンダーワールド 新種襲来』となってしまい、
現在1番見やすい『アンダーワールド』ジャケット&タイトル詐欺作品として、いろんな所で叩かれています♪♪
内容がそのタイトルにふさわしければまだ分かるんですが、これがちっともでして、新種も出て来なければ襲来もしていません。ある意味アンダーワールドかも知れませんが、映画の『アンダーワールド』の世界観とは程遠いモノです。
それにジャケットにも問題がありまして、作品を鑑賞した後にジャケットを見直すと、
「この人出てた?誰?こんな格好で戦ってないし」
と、戸惑います。これ、他の作品でもありまいたけど、
宣材写真を他の作品と間違って使っていませんかねえ?
それくらい違います。なので『アンダーワールド』を期待して間違って見た方はあまりの違いにムカつく事間違いないでしょう。
何せ展開のほとんどがじいさんの屋敷内で行われますので。
ちなみにこの作品がチョークソ映画とかZ級映画かというとそこまでひどい訳ではない……けどねえ、という作品です。
序盤のあらすじ
パーティーで同級生の顔を殴り怪我を負わせてしまったチャンス。そのせいで停学1日の処分を受けるが、学校に出向くとまたその同級生に怪我を負わせてしまう。この事態に母親は祖父であるオーガストにチャンスを預ける事にしたのだが、それには裏があった。
キャストなど
問題児のヒロイン、チャンスを演じたのはエイヴリー・コンラッド。2008年の短編映画にちょろっと出演されているみたいですが、ちゃんとしたデビューは4年後の2012年のTVドラマです。その後もTVドラマ、映画とキャリアを順調に重ねていますね。しかし現在28歳。つまりこの作品の時点で26歳な訳で、今の人達って年齢わかんね〜。若いですわ〜。
もう1人の主役のシェフを演じたのはジョナサン・リプニッキ。1996年に子役としてデビューし、その後活躍してたそうで、『スチュアート・リトル』のジョージ役、『リトル・ヴァンパイア』の主人公トニー役など。その後もちゃんとキャリアを重ねていきまして、22年現在31歳だそうですがしっかり役者として活躍されています。何気にすごい方!
チャンスの超怖いおじいさんオーガスト役にはティモシー・V・マーフィー。この方、役者デビューは1991年の短編映画だそうですが、その時すでに31歳。それまでは建築関係の仕事などをしてたっぽいですね。その後もあまり映像の仕事はされていないみたいなんですけど、2000年代に入ってからはTVドラマのゲストによく呼ばれたりして仕事が増えて、レギュラーの番組もあったみたいですし、かなりいろんなTVドラマ、映画と出演されていますね。ドラマ『クリミナル・マインド』のイアン・ドイル役が有名みたいです。

この作品の監督、脚本を務めたのはエドワード・ドレイク。この方2010年の短編映画で製作、脚本、監督といきなり3役やって業界入りしたっぽいですね。その後2012年に長編映画デビューを果たし、ミュージックビデオなども手がけたりしたり、脚本を書いたりしてこの作品を発表。その後がちょっと面白かったんですけど、なぜかブルース・ウィリスと組んでまして、『アンチ・ライフ』では脚本、『ザ・チェイサー 真実の瞬間』では監督、『シン・オブ・アメリカ(ティモシー・V・マーフィーも出演してます)』『コズミック・シン』の2作では監督、脚本を担当しています。ただどれも評価が低い気がする〜……。ちなみに次作もブルース・ウィリスと組んでます♪♪何。この関係?
個人的な感想
この作品。序盤からインディ作品によくある淡々と進む私好みな雰囲気で、ぐいぐい見入ってしまいました。なんかカメラのセンスもめっちゃよくてですねえ、なんでこの作品がジャケット詐欺をしなきゃダメなんだ?と思うほど、序盤は引きつけてくれます。
そしてどんどん作品の雰囲気もピリピリを引き締まっていき、中盤にはかなり「怖っっ!!」と、思わせる展開で、かなり私好み♪♪
しかし問題は後半になってからで、
どんどん訳が分からなくなっていくんですよねっっ。
これ、私の読解力がないだけではないと思います。もう、ラストにかんしては、
チンプンカンプンでした。
もう〜〜〜〜、もったいない!!!!
ここからは私の想像ですが、監督さんの頭の中では全てまとまっているんだと思います。
でもそれを何らかの原因で上手く表現出来なかったんじゃないかなあ〜……。
なので先にも書いたとおり、『アンダーワールド』シリーズを期待してあのジャケットを観て借りた人とかからしたらこの序盤で「は?」となる事間違いなしですし、ラストまで『アンダーワールド』的なガンアクションなんかありませんし、ホントにこのジャケットは罪が重い気がしますねえ。
個人的には嫌いではないですが、人におすすめしずらい作品でございました。
強いて書くと、謎解きをめっちゃしたい人、または陰惨な展開が好きな方にはそれなりに楽しめるかも知れません。
という訳で今回は『アンダーワールド 新種襲来』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema
コメント