
こんにちは、ヒッチです。
今回は2005年の映画『ブラッド・フォレスト ~吸血のエンジェル~』についてザックリ書いていこうと思います。
今回もネタバレなしの予定……っていうほど内容がないんですよねえ〜。
なのである程度ネタバレしますけど、ご了承くださいませ。
ブラッド・フォレスト ~吸血のエンジェル~ FOREST OF THE DAMNED
監督/脚本:ヨハネス・ロバーツ
脚本:ジョセフ・ロンドン
出演:モリー/ニコール・ペティ
ジャッド/ダニエル・マクラガン
アリー/ソフィー・ホーランド
エミリオ/リチャード・ケンブリッジ
アンドリュー/デヴィッド・フッド
自身の役で出演/ショーン・ハットソン
スティーブン/トム・サヴィーニ
2005年/イギリス映画/86分
概要
2005年のイギリス映画で、なんとその年の5月にカンヌ映画祭の初日に上映され、その後11月にイギリスでちゃんと公開されたれっきとした映画。原題は『Forest of the Damned(呪われた森)』という事で、内容は全裸のお姉さんが森の中で人を襲いまくって食い殺すというモノ。なのでこれ、吸血鬼映画ではなくっていわゆるグールってヤツだと思います。俳優として特殊メイクの雄、トム・サヴィーニが参加している事もあってか、かなりスプラッターなシーンもあったり、メイクもちゃんとしてたりします。そして2008年には続編も製作されています。
そんなこの映画、評判はすこぶる悪くてですねえ(笑)、アメリカのサイトIMDbでの評価は2.9だったりします♪そんな作品ですので、ジャケットぐらいいい感じに……と思ったのか、日本で販売されたDVDのジャケットは、作中で見た覚えのない知らないお姉さんの背中に羽が生えているというもの。まあ、“エンジェル”って作中で言ってた気もしますけども……
序盤のあらすじ
森の中、車を止めてイチャイチャするカップル。そんなカップルに全裸の女性が近づくと、男性といきなりキスをする。しかしその後その全裸の女性は男性の喉に噛みつくと、ガッツリ喉を引き裂いた。慌ててカップルだった女性は逃げようとするが、後ろには別の全裸女性が立っていた。そしてその顔は人間のモノではなかった。
キャストなど
主人公のモリーを演じたのはニコール・ペティ。この方、女優さんとして出演されているのがこれだけなんですよねっっ。なので1作で懲りて業界を辞めたのかと思ったら、モデルさんとして確固たる地位を築いていらっしゃってました。現在でもとてもおキレイです♪♪
モリーの彼氏、ジャッドを演じたのはダニエル・マクラガン。この方も俳優業はこの1作のみで、アートディレクターやプロダクションデザイナーを2、3本担当しているだけでそれ以外はキャリアがないですね。なのでこの方も本業が別にあるんだと思います。
モリーの友人アリーを演じたのはソフィー・ホーランド。この方もそんなに女優業をされていないですが、それでも短編などを含めて2003年から2013年まではクレジットが存在します。がその後がない……と思ったら、どうやらキャスティングディレクターというお仕事についているみたいです。
モリーの弟エミリオを演じたのはリチャード・ケンブリッジ。この方はちゃんと俳優さんを続けているようで、デビューは1007年のTVドラマだそうです。その後もビデオ作品、映画などに出演し、2007年にはTVドラマでレギュラーも勝ち取っていますね♪その後も活躍をされていて、現在も主にわき役ですが、頑張っているようです♪
モリーの友人アンドリューを演じたのはデヴィッド・フッド。この方、2004年にTVドラマでデビュー。ちょっとよく分からないのが、その後エキストラなのかクレジットなしでドラマに出演をされているんですよね。このアンドリュー役は珍しくちゃんとクレジットされていますが、その後もイマイチ……な感じ。そしてCDも出しているのかな?そこもよく分かりませんでしたっっ。検索をかけると同名のベーシストさんが出てきてしまって、この方にたどり着かなかったんですねえ~。たぶん現在でも業界にいらっしゃると思います。
よく分からない役柄で無駄に話をかき混ぜる変人役にまさかのトム・サヴィーニ。特殊効果やメイクアップアーティストとして超有名な方ですが、実はめっちゃ俳優業もこなしていました。特殊効果のスタッフで最初にクレジットされたのは1974年の作品のようですね。1976年ロメロ監督の『マーティン』やその後の『ゾンビ』などに参加し、『マニアック』『バーニング』など、話題作の特殊効果で超有名な方になりました。『マーティン』では俳優業にも挑戦し、2022年現在までに俳優として78作も出演されているそうな。1984年にはTVドラマで監督も経験し、ロメロ監督の傑作のリメイク作品『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀』の監督も務めていたりします。

この作品の監督と脚本(共同)を務めたのはヨハネス・ロバーツ。2001年に自主製作で製作・脚本・音楽・出演を兼任して長編映画を作りデビュー。その後も低予算の作品を何作か作り、やっぱり低予算の映画『海底47m』が大ヒットして一躍スターダムに上がったっぽいですね♪その後も『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』の続編『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』『海底47m 古代マヤの死の迷宮』『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』を監督していたり脚本を兼ねていたりします。
個人的な感想
え〜とですねえ……
怖い演出とかはとてもちゃんとしてるんだと思うんですね。
でも話が……あまりに何もなくって、
逆にいうとその演出がすべての映画って印象でして〜……
ちょっとこれだけで1本の映画というのは無理を感じましたねえ〜。
実際間延びしまくってる気がします。
そういう作品で『デモンズ』があったりしますが、
あそこまでエキサイティングでもないのが残念!
お金がなかったのかなあ〜。
そしてトム・サヴィーニの役柄、私にはよく分からなかったんですけど……。
ただの迷惑人にしか見えませんでした。
あ、そういう人がもう一人いた。途中に主人公達が寄るガソリンスタンドのオヤジ!
こいつもただ狂ってて、それに関してはよくあるダメなホラー映画の悪い見本のような先導役でした。こういうの出された時点でヤバいこの映画って思っちゃいます。
そしてそれは的中してしまうのです。
そしてラストもなあ〜……って感じです。
でも先に書いたように、怖い演出とかスプラッターなシーンとかはしっかり作ってある気がするので、
そう言った作品が好きな方にはおすすめ出来るかもしれません。
そんな訳で今回は『ブラッド・フォレスト~吸血のエンジェル~』についてザックリ書いてみました。
んじゃまた〜〜♪♪
※参考文献、ウィキペディア、IMDb、映画データベース-allcinema、ツイッター、インスタグラム
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